矢木沢ダムツーリング(午前の部)【2016年6月12日(日)】 [バイク]
【ネタは1月ほど前、梅雨入り序盤の話しです。】
今年、関東の水がめとなるダムが集まる北関東では、冬期記録的に積雪が少なく、そして5月に入ってからも雨が少なかったため、これらのダムはどこも貯水率が下がり、水不足が発生する事態になっていました。
首都圏に水を供給しているダムで最大級となる矢木沢ダムでは、6月6日の時点で貯水率が24%まで減少し、このままでは夏に渇水の恐れも出てきました。
「それでは、いかん」 と言うことで、雨乞いをするために矢木沢ダムを訪れることにしました。
そんなことは、無いか。 (>_<)
ただ昨日、「矢木沢ダムにツーリングに行くよ!」とK2Yのアイスエイジさんからメールでお誘いを受けたので、二つ返事で参加することにしました。
今日のツーリングの集合は、関越自動車道の上里(かみさと)サービスエリアに8時です。
久しぶりに朝早くの出発です。
5:55 自宅を出発
6時前にガレージからYZF-R1を引っ張り出して、 フロントのブレーキパッドを確認。
それでは、出発することにします。
6:26 第三京浜玉川本線料金所
自宅のある横須賀を出発して、横須賀ICから横浜横須賀道路に上がり北上。
その後、横浜新道経由で第三京浜に入り、玉川本線料金所までやってきました。
関越自動車道に乗るため、ここから環八を走り、谷原まで行きます。
7:08 新座(にいざ)本線料金所
環八で谷原の交差点まで来てガソリンを給油。
練馬ICから関越に上がり、新座の本線料金所までやってきました。
今年関東地方では例年より3日早く6月5日に梅雨入りしましたが、梅雨入りした途端に雨が降らなくなりました。
今日も晴れの天気で一日過ごせそうです。 (^_^)v
7:44 上里(かみさと)サービスエリアに到着
新座料金所から関越自動車道を北上すること40分、集合場所の上里SAに到着しました。
7:44 他のメンバーは
千葉県からの他のメンバーは既に到着済でした。
今日の参加者は、自分も含めて9名。
『おっと、岩井さんが写ってませんね。』
久しぶりに、人数が集まりました。
8:08 北上
上里SAで全員集合した後、ふたたび関越自動車道を北上続けます。
岩井さんとドカも健在ですね。
8:19 赤城高原サービスエリアで給油
関越を北上し、赤城高原サービスエリアでピットイン。
この先でインターを下りると、ガソリンスタンドが日曜日で閉まっているかも知れないので、ここでガソリンを給油しておきます。
給油中はコシドラちゃん。
去年、自分が入院してるときお見舞いにきてくれました。 『ありがとう。』
コシドラちゃんとのツーリングも久しぶりです。 (^_^)v
8:25 写真に写る。
普段は、写すのが専門で写ることがあまりないので、コシドラちゃんが気を利かせて写真を取ってくれました。
せっかくなので、載せておきましょう。(笑)
8:38 水上(みなかみ)インターチェンジ
赤城高原SAで給油した後、水上ICで一般道に下ります。
水上ICからは、国道2919号線を7kmほど北上して、群馬県道63号水上片品線(みなかみ かたしな せん)に入り矢木沢ダム方面を目指します。
県道63号線を北東に進むと、途中道路看板に”矢木沢”が出てくるので、指示にしたがって、県道63号線を外れます。
バイクをしばらく道なりに走らせると、屋倉橋から先は”矢木沢ダム監理用道路”に変わります。
監理用道路は、夜間は進入禁止、冬期も通行止めです。
(状況により通行できる日時は変わるので、詳細は矢木沢ダムのホームページで。)
9:18 矢木沢ダムに到着
監理用道路に入り、胴元湖(どうげんこ) の右岸に沿って10kmほど走り、矢木沢ダムに到着しました。
9:20 奥利根湖
矢木沢ダムによって造られる湖は奥利根湖。
総水量は2億430万トンで関東最大級だそうです。
総水量を例えると、東京ドーム165個分に相当するそうで、と例えられてもイメージできませんね。(笑)
全然ピンとこない。
東京ドーム1個の容量は 2億430万÷165個で → 204,300,000t ÷ 165 = 123万8千トン。
比較すると明治エッセル スーパーカップが1個200mlなので、
1,238,000 × 1000 ÷ 200/1000 = 6,190,000,000 = 61億9千個分。
だから、61億9千の立方根は1,836だから、東京ドームは寸法的に明治エッセル スーパーカップの大体1,836倍の大きさなんだね。
明治エッセル スーパーカップの大きさが直径94mmだから、 94mm × 1,836 ÷1,000 = 172.6m
高さ約50mmだから、50mm × 1,836 ÷ 1,000 = 91.8m。
なので、直径172.6m × 高さ 91.8m の明治エッセル スパーカップが縦に13個、横に13個(13×13=169個) 並んだくらいが矢木沢ダムの総貯水量と言うわけだ。
わかったような、わからないような、例えに終わってしまった。 (ーー;)
9:24 矢木沢ダム
話しを戻して、ダムの本体です。
水位が低いですね。
満水時には岩肌が見えないところまで水がきているわけで。
ダム本体に書かれているメジャーを見ると、20m以上水位が下がっているのがわかります。
この矢木沢ダム1つで東京都内で1日に使われる水道資料量の25日分を蓄えることが出来るそうです。
が、逆に言えば、今の貯水率が24%で、約1/4ですから、25÷4=6日分の水しか残っていないと言うことですので、大事に使いましょうね。
9:29 ジュースジャンケン
さて、毎度のジュースジャンケンのお時間です。
こんな地の果てみたいなところにも、自販機があるんですねぇ。
しかも、観光地価格じゃなくて、標準価格。(笑)
今日は9人いるからね。 確率的に負ける気がしません。 (^_^)v
9:29 負け残り
ヤバイ!
負け残りました。 (゜o゜;)
負けたら、130円×9人=1,170円・・・・、千円じゃあ足りないのかぁ~。
9:31 美味い!
勝ち抜けしました。(汗)
タダのジュースは、美味い! (笑)
9:54 帰路に着く?
ダムも見終わりました。
まだ、10時前だというのに、今回のツーリングの目的地は訪問しちゃいました。
「本日のツーリングは終了! 帰路に着きます。 」 なんてことは、無いよね。
この後は、どこに行くのかな?
先の予定は知りませんが、着いて行きます。
10:37 矢木沢ダムから県道63号線
矢木沢ダムを後にし、監理用道路を下り県道63号線に戻ります。
県道63号線は片品方面へ。
途中、奈良俣ダムを左手に見ることができます。
奈良俣ダムは岩を積み上げて造られたロックフィルダムで、高さは158mあり、ロックフィルダムとしては関東1位、国内でも3番目の高さらしい。
奈良俣ダムも見学をすることができるみたいですが、今日はパス。 先に進みます。
その後も県道63号線を片品方面へ。
山岳区間に入り、道幅は狭く、カーブは急になりますが、交通量は少なく、気持ち良くバイクを走らせ、尾瀬沼の鳩待峠に向かう県道260号線との交差点までやってきました。
ここで、ちょこっと後続を待つことにします。
11:25 戦場ヶ原
先ほどの写真から、ふたたび県道260号を片品方面に進み終点まで進んだら国道401号線に突き当たります。
突き当たったら、右折して国道401号線に入り、片品の集落内を走り日光・沼田方面に進みます。
国道401号線で南下すると、今度は国道120号線に突き当たります。
突き当たって、今度は左折して国道120号線に入り日光方面を目指します。
国道120号線に入り、上りのワインディングロードを走ると金精峠に到達します。
金精峠下の金精峠トンネルを抜けると、バイクは群馬県から栃木県へと入ります。
さらに、国道120号線を下り、戦場ヶ原までやってきました。
ここまでの国道120号線は景色が良いですね。
小一時間走りっぱなしなので、ここでもちょっと後続を待ちます。
11:29 奥鬼怒林道へ
みんなそろったところで、休憩しようということになり、ちょこっと移動します。
先ほどの戦場ヶ原の”光徳入口”の交差点を曲がり、国道120号線を離れ、奥鬼怒林道に入り木立の中を進みます。
梅雨入り直後、新緑の木の葉がきれいです。
この辺りは標高も高く涼しくて気持ちいいですね。
今日はメッシュジャンパーを着てきましたが、走っていて快適です。
11:32 光徳牧場
奥鬼怒林道に入り2kmほど、光徳牧場に到着しました。
ここでちょっと休憩します。
光徳牧場は一般に開放している観光牧場で、乳牛を飼っているそうです。
”乳牛”と言えば、牛乳。 牛乳と言えばアイスクリーム!
11:34 アイスクリーム・ジャンケン
アイスクリーム・ジャンケンです。 \(^o^)/
アイスクリームは1個300円。 一人負けにすると、ちと負担が大きいので2人負けに。
で、ジャンケン。
思わず、手を引っ込めてしまいましたが、 自分の手は”パー”です。 (ーー;)
『負けてしまいましたぁ~。』 (T_T)
4名様分、1,200円のお支払い。 (-_-;)
11:39 ずいぶんと小ぶり
1,200円のアイスとしては、ずいぶんと小ぶりですなぁ。
1/4ですから。(汗)
12:25 川俣温泉
光徳牧場でアイス・ジャンケンに負けた後、奥鬼怒林道を20kmほど東進して、川俣温泉の噴泉橋までやってきました。
噴泉橋から下をのぞきこむと、鬼怒川沿いにある露天風呂が見えます。 だれも入っていませんが・・・・。
奥鬼怒林道は、全面舗装されていますが、センターラインの無い対面交通の林道です。
ほぼ全線、タイトで回り込んだ低速コーナーで構成され、アップダウンもあり、タフなルートです。
抜け道としては、距離がありすぎるので、 流入してくるクルマはほとんどありません。
今日は路面はきれいでしたが、雨の後や、秋の落葉の季節は、路面コンディションが良くないのは、容易に想像できます。
12:35 お食事処 川俣 またぎの里 に到着
川俣温泉からは栃木県道23号川俣温泉川治線(かわまたおんせん かわじ せん) に入り、鬼怒川に沿って東進すること3kmあまり、御食事処 川俣”またぎの里”に到着しました。
それでは、ここで昼食を食べる事にします。
自宅~矢木沢ダム~日光市川俣まで:337.9km