湯布院ツーリング(2日目:午前)【2022年5月4日(水)】 [バイク]
ゴールデンウィークのツーリングも後半になりました。
昨日は北九州市を出発して湯布院まで来て一泊しました。
昨日の夕方レイラ スポーツさんからGSX-Rの整備が終わったとの連絡がありました。
今日は早めに北九州市に戻ってGSX-Rを引取りに行く予定です。
夕方到着した時は忘れること多々だけど朝は写真を撮り忘れないんだね。(笑)
走り始めの走行距離計は
3,623 km。
それでは、宿泊した湯布院カントリーロード ユースホステルを出発します。
「お世話になりましたぁ~!」
帰路のルートは基本昨日と同じルートで戻ろうと考えています。
まずは google map の目的地を、目的地を耶馬溪にセット。
けど、昨日の往路とは違うルートが案内されます。
自分としては、行きとは違うルートを走るのはありがたいので、google 先生の言うことを聞いてスタート。
まずは、ユースホステルの前を走る大分県道617号鳥越湯布院線で湯布院の市街地方面とは反対に向け北上します。
湯布院を去るにあたり、由布岳をバックに写真を一枚。
午前中の日差しがちょっと眩しいです。
大分横断自動車道のアンダーパスを抜けたら、google mapのルート案内に従い左折して県道617号線を離れます。
ちょっとの間、大分横断自動車道に沿って名無しの道路を西走します。
「名無し道路、いいじゃん!」
貸切り。
景色も良いし、全然ライディングを楽しめます。
この後、名無し道路は大分県道50号安心院湯布院線(あじむ ゆふいん せん)にぶつかります。
名無し道路から県道50号線に突き当たり右折して宇佐市方面を目指し北上します。
名無しの道路から県道50号線を2.5kmほど北上すると、行き先看板が現れます。
直進するとそのまま県道50号線で宇佐市方面へ。
左折すると県道は679号川上玖珠線に入り玖珠方面になります。
自分は左折して、県道679号線に入り西走します。
県道679号線に入るとすぐに現れるのは深見ダム。
県道はダムの堤体の上を走ります。
ダムの堤体を過ぎると、左手に深見ダムによってせき止められた深見ダム湖を見ることができます。
向こうに見えるトラス橋は、さっき走って来た県道50号線になります。
県道679号線に入り西走を続けます。
先ほどの名無しの道路からこっち、この辺りは陸上自衛隊の日出生台演習場です。
脇道にはゲートが設置されて、立ち入り禁止の看板が多く見られます。
日出生台演習場は4,900haの広さで西日本最大になるらしいです。
4,900 ha と言うと 49,000,000平方m。
正方形で考えると 7,000m×7,000m。
広大な敷地と言えば空港が浮かびますが、日本で一番広い羽田空港の敷地面積でさえ、約1,500平方m。 日出生台演習場は3倍強の敷地面積になります。
ちなみに、東京ディズニーランドの敷地面積は 460,000平方mと桁が2桁違います。 100個くらい入ります。
さらに西走。
この道路は演習用の車両が通行することもあり、道路はよく整備されています。
ほぼ、貸切。
たまに対向でクルマが来ますが、同じ方向に走るクルマは追い着きもせず、追い越されもせず。
気持ちよくGROMを走らせることができます。
1000ccのGSX-Rで走ったら、もっと気持ちよさそう。
ちょっと止まって写真を撮る。
山の名前不明。(笑)
福万山かな。
広大な平原が広がっています。
この広さはなかなか無いね。
ちょっと後ろを振り返ると、30分ほど前に出発してきた由布岳。
九州で20数番目の標高1,583mは、ちょっと離れてもその山体を見せてくれます。
県道679号の西走を続けます。
こんな道が、日帰りツーリングで行ける距離にあったらなぁ~。
首都圏でこんな環境の道は無理だな。(笑)
県道679号線の西走を続けると終点近くで広域農道と交差します。
google 先生は右折せよ。と。
言うことをきいて、右折して宇佐、耶馬溪方面に進みます。
広域農道がどのくらいの距離だかわからなかったので、とりあえず写真を1枚。
先ほどの交差点から北上するとすぐに終わりました。 1kmくらいでした。(笑)
農道は国道387号線に突き当たりますが、十字路になっていて、国道を渡ると大分県道28号森耶馬溪線に接続できます。
農道は、ちょうど森耶馬溪線に接続するバイパス的な役割になってます。
国道387号線を跨いで、県道28号線に入り耶馬溪に向けて北上します。
このゴールでウィーク、出発前の天気予報だと、全然期待できなかったんですが、実際は初日の午前中にちょっと雨が降った以外ずっと好天が続いています。
この時期の晴天は本当に気持ちが良いですね。
GROMを先に進めます。
道路の右側には岩の壁が迫り、左手には山移川(やまうつりがわ)に沿って県道は走る様になります。
GROMは深耶馬溪へと入っていきます。
この先県道は、山移川を縫うように走ります。
昨日も通った耶馬溪の景勝地の一つ”一目八景”。
切り立った岩に凄味があります。
午前中の早い時間で観光のお客さんも少ないので、展望台に上ってみました。
写真に収めちゃうと画角で狭くなってしまいますが、肉眼で見るとこの岸壁が広角度で広がっており、迫りくる様で迫力があります。
(単に写真が下手ということです)
一目八景から県道28号線を北上すること2km弱。
山移川の挟んで対岸に見えた建物は、2006年のゴールデンウイークで宿泊した”耶馬溪観光ホテル”。
看板も下ろされていて、もう営業はしてないようです。
県道28号線を北上し、耶馬溪ダムによって作られた耶馬溪湖まで戻ってきました。
(分かりづらいけど)ガードパイプ越しに耶馬溪ダムの堤体を見ることができます。
耶馬溪ダムから県道28号線を1kmほど下ると国道212号線とT字路で交差します。
この交差点を左折して、国道212号線に入り日田、山国方面へ進みます。
国道212号線に入り南西にGROMを走らせること10km強、守実橋(もりざね ばし)で山国川を渡ると国道496号・500号との交差点に到達します。
この交差点を右折して国道496号・500号に入ります。
この辺りは昨日走ったルートを逆にたどる形になります。
国道496号・500号線に入り英彦山方面に向けGROMを北上させます。
途中、道路の脇を見ると沈下橋っぽいのを発見。
ちょっと寄り道します。
沈下橋が架かっている山国川は水がきれいです。
沈下橋は四国ではよく見かけたけど、九州で見たことはあったかな?
GROMが停まっているところは、沈下橋になってないけど、まあいいか。(笑)
国道496号・500号の重複区間をさらに北上。
山深く分け入ります。
このまま国道を進むと山に吸い込まれトンネルでもあるんじゃないかと思うように山が立ちはだかっているように見えますが、トンネルはありません。
ワインディング区間へと変わっていきます。
この辺りまで、国道は山国川の本流に沿って走ってきましたが、山国川は轟川と毛谷村川に分かれます。
国道は毛谷村川に沿って登っていきます。
途中から道が狭くなり、センターラインも無くなりました。
山岳区間に入り、ちびっ子GROMで楽しめるタイトなカーブが続きます。
国道をずんずんと登るり標高700mほどの野峠に到着しました。
野峠は県境、大分県側から福岡県に入ります
この先の交差点で、右に行くと国道469号線、左に行くと国道500号線、それぞれの単独区間になります。
自分は、左折して国道500号線に入り、昨日来た英彦山方面に向かいます。
タイトな500号線単独区間に入り、英彦山方面に向けて西走します。
この区間は英彦山神社までのこの区間はタイトなルートが続きます。
対向でクルマが来ることはほとんどありませんが、カーブの途中で前からクルマが来るとちょっと驚きます。
クルマが避けてくれなくて、否応なしに道路の端っこを走らなければならない状況に、コケが生えていたりするとちょっと恐いね。
国道500号線を西走して、英彦山の交差点があるところまで戻ってきました。
ちとトイレに行くなり。
ここから先の国道500号線は、センターラインがあり道幅もあって、対向車をあまり気にせず走ることができます。
その代わり、クルマの量は増えますが・・・・・。
この辺りは筑紫山地に属していて、山深いです。
結構どこまでも山が続いているので、九州の山深さを再認識したしだい。
国道500号線で英彦山を下りて、小石原方面に進みます。
途中で渋滞。 (>_<)
昨日もこの辺り(陶芸祭りのため)渋滞してたんですよね。
忘れてました。
GROM 小っちゃいので、隙間を走らさせていただきます。
この先の交差点で直進すると国道211号線で陶芸祭りの会場があったみたいです。
自分はこの交差点を左折して、そのまま国道500号線を西走して、昨日とおった小石原川ダム方面に進みます。
先ほどの交差点を抜けると、自分の車線がガラガラ。
今度は反対車線が縦列駐車状態の渋滞中。
対向のバイク2台、すり抜けせずに、ちゃんと順番を守って偉いね。
自分はダメだ、並べない。 待てない、ダメ人間だ。(笑)
渋滞を抜けて、引き続き国道500号線を西走中。
昨日とおった小石川原ダムを過ぎて、その下流にある江川ダムによって造られた上秋月湖の湖畔を走ります。
緩い線形でゆっくりと標高を下げながら秋月城跡のある秋月の市街地に向かいます。
秋月の市街地まで戻ってきました。
ここまで走って来た国道500号線は左折して、国道322号線との重複区間になり久留米方面に進みます。
北九州市への帰路はここを右折して国道322号線の単独区間へ。
今日はここで昼食にします。
googleで探します。
さっきの交差点近くで、スマホとにらめっこ。
322号線を南に下ったところに、”山女魚料理と古処鶏料理”のお店があります。
昨晩はユースホステルで普通の食事だったので、ちょっと贅沢しても良いかな。と思い山女魚を食べるべく、2kmほど走ってやってきました。
訪れたのは、”つげ” 山女魚料理と古処鶏 季節の料理のお店です。
(つづく)
湯布院に泊まる。(湯布院カントリーロード ユースホテル)【2022年5月3日(火)】 [バイク]
ゴールデンウィークのGROMでのツーリング。
朝、北九州市を出発し、湯布院に到着しました。
今夜の宿は、湯布院カントリーロード ユースホステル。
29日自宅を出発する前に別府周辺
で宿を探していたら、たまたまキャンセルが出たらしく空きが出たので、即予約。
それ以外にも空きはあったのですが、メッチャ高くて・・・・。 (>_<)
一泊に五万円以上なんて払えませんよね。
玄関前で写真を撮ったら、裏手にある駐輪スペースへ。
簡易な屋根があるので、夜露に濡れずにすみますね。
ところで、ユースホステルなんて泊まったの、何時以来だろう?
このホームページやブログの過去の記事を見てみても、ユースホステルに泊まった記事はありませんでした。
と言うことは、ほぼ20年以上ユースホステルに泊まってません。
ドミトリータイプの宿でしたら、北海道で泊まったとほ宿の”旅の途中”さん以来ですね。
バイクを駐めたら、さっそくチェックインしましょう。
チェックインしたら部屋に入ります。
基本ドミトリーのユースホステルなので相部屋。
自分が案内された部屋は2段ベットが2台の4人相部屋でした。
部屋には自分が一番乗りだったので、下の段のベットを選びました。
2段ベットの上段とか、この歳になると、上がり下がりが結構大変。
夜中にトイレにいきたくなって、ベットから転落。 なんて事故はご免です。(笑)
ただ相部屋だとイビキで周りに迷惑かけてないか、ちと心配。
(自分がイビキかいているか、よくわからなんですよねぇ)
最終的には4人きて満室になりました。
荷物を片付けたら風呂に入りました。
風呂はもちろん温泉。 湯布院ですから。
けっして広くはありませんが、源泉掛け流しの温泉で贅沢ですね。
(風呂場が気になる人は、宿のホームページを見てね。)
温泉から上がったら、共有スペースの食堂へ。
黒板には今晩の食事のメニューが。
奇をてらったものはありませんが、結構凝った料理が並んでいます。
夕食が楽しみ。
温泉で火照った体を冷やします。 発泡酒で。
ビールとかアルコール類も置いてありましたよ。
宿に入ってスマホを確認すると、宿に到着するちょっと前に「GSX-Rの健脚作業が終わりました。」のメッセージが届いてました。
それでは、明日の夕方湯布院から北九州市に戻ったら、GSX-Rを引取りにいくことにしましょう。
夕食まではまだ時間があります。
食堂で発泡酒を飲みながら、窓の外、眼下に湯布院盆地を眺めながら、ゆっくりと過ごします。
7時になり、夕食の時間になりました。
ちょっと凝った家庭料理っぽい。
中期の出張とか長旅のときとかはそうですが、毎日豪華な食事と言うわけにもいきません。
泊まりも宿泊数を重ねると、こうゆう食事が有り難いんです。
それでは、「いただきます。」
ご飯は自分で好きなだけよそうシステムです。
よそうは正しくは”装う”と書くらしい。
メインの”チキンの香り揚げ”。
「うん、美味しい。」
ご飯も美味しい。
黒板に書いてあるように、奥さんの実家で作ったお米だそうで、甘味があります。
農家出身と言うこともあって、ご飯の炊き方もGoodです。
もちろん、完食。
ご飯もお代わりしましたよ。
「ごちそうさまでした。」
「美味しかったです。」
もう、寝た?
まだ、寝てません。 流石に。(笑)
夕食後、8時から宿主催のナイト ツアーがあり、参加しました。
この宿は、湯布院の市街地から由布岳に向けて登った小高い場所にあり、近くに建物は無くて真っ暗。
左の写真にあるように真っ暗。(笑)
今日のナイトツアーのお題は、星座の観測とホタル。
宿の人は数日前に今シーズン初のホタルを目撃したそうですが・・・。
当日、一匹だけ居た。 けど、自分には見えませんでした。
ホタルが居るという方にカメラを向けてシャッターを押しましたが、写ってませんね。(笑)
ユースホステルの建物から離れると、木々の隙間から眼下に湯布院の市街地の光を見ることができます。
また、真っ暗。
今夜は春先にしては珍しく空気が乾いていて、星空がきれいに見えます。
星座の説明を色々としてもらって、夜空に向けてコンデジのシャッターを押しましたが、写ってないね。(笑)
手持ちじゃね。
肉眼で見る星空は、久しぶりに見上げる夜空は、きれいでした。
夜空の中を飛ぶ飛行機のライトや、人工衛星の光も肉眼ではっきり追うことがここでは出来ます。
流れ星もしばらく待っていたのですが、今夜は見つけることができず。
そんな夜空を見上げるナイト ツアーでした。
またまた、真っ暗。
今度はほんとに寝ました。(笑)
宿に戻ってしばらく食堂兼談話室でリラックス。
部屋に戻って、寝ます。
ドミトリーなので、部屋に戻ったら(たぶん)静かに寝ます。
(-_-)゜zzz…
早めに寝たら、早く目が覚める。
同室の他の人はまだ寝ている様だったので、部屋を抜け出して宿の外に。
宿は背中に由布岳を背負っています。
冷えた空気が美味いね。
右側にある温泉の井戸からは、木の陰になっていますが、もうもうと水蒸気を上げています。
(写真、見難くてすみません)
源泉の温度は90℃以上あるそうです。
宿に戻り、談話室からの景色を眺めます。
目の前は、昨晩の光の源 湯布院の市街地。
先ほどの温泉の蒸気が流れてきます。
朝食は7時15分からだったかな。
さっそく、いただきましょう。
夕食と同じ様に豪華ではありませんが、丁寧に作られた朝食。
ご飯が美味しくいただけます。
ご飯はセルフでお好きなだけ。
食後には、セルフでコーヒーをいただきました。
美味しくいただけました。
「ごちそうさまでした。」
朝食後、部屋に戻ったら、ゆっくりと出発の準備。
今日は北九州に戻ります。
(つづく)
湯布院ツーリング(1日目午後)【2022年5月3日(火)】 [バイク]
お腹もこなれましたので、午後は湯布院を目指してツーリングを続けます。
道の駅やまくにを出発して国道212号線を北東にGROMを走らせます。
5kmほど走ると”中津日田道路(無料)”の看板が現れます。
”無料”の文字に惹かれますが、自動車専用道なので原付二種のGROMは通行不可。
当たり前の様に左折して、中津方面に進みます。
国道212号線を走行が続きます。
左手に流れているのは山国川。
このまま下ると下流域では福岡県と大分県の県境になる川で、周防灘にそそぎます。
この先で経路案内にしたがい右折して大分県道28号森耶馬溪線(もり やばけい せん)に入ります。
県道28号線に入り少し進むと現れるのが耶馬溪ダム。
午前中に見た小石原川ダムのロックフィルダムとは違って、こちらはコンクリート製の重力式ダム。
やっぱりコンクリート製の方がダムっぽい。と思うのは個人的な感想。
耶馬溪ダムの堤体上部はクルマで走ることが出来ます。
ので、GROMで反対側に渡りました。
耶馬溪ダムを渡り、ダムによってせき止められた耶馬溪湖に沿って走り、深耶馬溪方面を目指し県道28号線を南下します。
直射日光の下では暑さを感じますが、木陰は涼しくて心地がいいです。
耶馬溪の景勝地の一つ深耶馬溪にある一目八景が道路行く手に見えてきました。
一目八景は一度に8つの景色を見ることができるために名付けられたとのこと。
耶馬溪は日本三大奇景と言われる景勝地です。
耶馬溪は他の三大奇景の群馬県の妙義山と同じ様に切り立った岩肌を見ることができます。
県道は山国川の支流山移川(やまうつりがわ)に沿って走り、奇岩を見ながら走ることができます。
ただ、この時期は緑が被い茂って、奇岩は隠れがちかな。
一番の季節は紅葉の時期らしいです。(2022年6月時点のストリートビューで紅葉の季節を見ることができます)(笑)
路肩がほとんど確保されていないので、道路幅員は狭く感じられるのと、観光のクルマが走っているので、スポーツライディングには向きません。
県道28号線を玖珠町まで南下すると、国道387号線と交差します。
右折して国道387号線に入り、南下を続けます。
国道387号線を南下中、道の駅童話の里くすがあったので、お立ち寄り。
出発するときに耶馬溪までのルートは決めていたのですが、その先湯布院までのルートは決めていませんでした。
初めての土地、初めてのルートだと、どれ位距離が稼げるか分かりませんからね。
1000ccのGSX-Rだったら、時間が押したら高速に乗ってワープ。みたいな手段も使えますが、GROM じゃ無理なので、地道に下道で。
なので、ここで一旦駐まってルートの検討。
ちと暑いので、ソフトクリームでクールダウン。
背景には、童話の里らしく桃太郎の像が置かれています。
さて、ここから先のルートをgoogle先生にたずねたら「国道210号線で行け。」とな。
2016年度版のツーリング マップルで他のルートを見ても、お薦めのルートらしきものはなし。
と言うことで、国道210号線で湯布院に向かうことにします。
湯布院までは約 30km、1時間弱の距離です。
道の駅 童話の里くす で休憩した後、国道387号線を2kmほど南下。
国道210号線に突き当たったら左折して湯布院方面に進みます。
国道210号線はこの先水分峠(みずわけ とうげ)で大分県道・熊本県道11号別府一の宮線と接続しています。
大分県道・熊本県道11号線は、日本百名道に選ばれている愛称”やまなみハイウェイ”のある路線です。
やまなみハイウェイは今回は時間がありませんので行きませんが、2006年ゴールデンウィークのツーリングで走っています。
もう、15年以上前のことなんですね。
そのときは所々雨のコンディションだったんですが、今日は快晴ですね。
快晴の時に走ってみたいものですが。
国道210号線を東進して湯布院の街に近づいてきました。
行く手に湯布院のランドマークとも言われる由布岳が見えてきました。
湯布院に思っていたよりも早く着いたので、湯布院の街をGROMでうろついてみようかと。
すんごい混んでる。
凄いね湯布院。
湯布院の街の中は、クルマだらけ、人だらけ。
恐るべし人気なんですねぇ。 ここまでとは思ってませんでした。
GROM を駐めて街の中を散策しようと思いましたが、あまりの人の多さに気が失せてしまいました。
今朝北九州を出発して200kmくらい走りました。
明日も朝から走りますので、宿に入る前にガソリンを給油します。
GROMでツーリングしていると、1日の走行距離は多くても250kmくらい。
燃料満タンで1日保ちます。
ガソリンの給油が1日1回で済むので、楽ですね。
ガソリンを給油した後、県道617号鳥越湯布院線(とりごえ ゆふいん せん)に入り北上すること2kmほど。
今夜の宿”湯布院カントリーロード ユースホステル”に到着しました。
なんだかんだでちょうどいい時間になりましたね。
お疲れさんです。
本日の走行距離は・・・・。
やっぱり走行後に写真を撮り忘れて、翌朝撮った写真を転載。
で、走行距離計は 3,623km。
今朝、北九州を出発したときは 3,412kmだったので
3,623 - 3,412 = 211 km でした。
(つづく)
大分中津で鶏の唐揚げ(道の駅やまくに)【2022年5月3日(火)】 [食べる]
今日はゴールデンウィークのツーリングで、朝北九州市を出発してお昼を過ぎて大分県の中津市にある”道の駅やまくに”までやってきました。
お昼にします。
途中、あきづき市場を出てからこっち途中に食事ができる様なお店が見つかりませんでした。
途中の英彦山には食事が出来るお店はあったのですが、(いかにも)観光のお客さん向けのお店でしたので、心が動きませんでした。(笑)
お昼を食べ損ねた・・・・、と言うほど遅くはありませんが、お腹がすきましたので、ここでお昼にします。
道の駅の建物の中に入るとレストラン。
提供しているのは、基本のうどんorそばにからあげとか鶏の揚げたもの。
注文は先に食券を買うスタイル。
そう、ここは大分県の中津市ですから名物の鶏のからあげを食べておきましょう。
からあげに半うどんorそば付きの食券を買います。
店内はゴールデンウィークと言うことで、結構混んでますね。
お一人様の自分は、食券を買ったら、空いた席に滑り込んで、料理が出来るのを待ちます。
混んでいたこともあって、ちょっと待って食券の番号が呼ばれました。
受け渡しのカウンターまで料理を取りに行って席に戻り、
それでは、「いただきます。」
からあげ、デカい。
しかも揚げたてで熱々です。
「ガブッ」とかじると、上あごの裏をヤケドするのはお決まりの儀式。(笑)
美味いね。
鶏のからあげの定番の旨さです。
うどんもいい感じに美味しい。
讃岐うどんの様な固さはなくて、九州のうどんは嫋やか(たおやか)。
”女”辺に”弱”と書いて、たおやか。 今の時代、この漢字は合っているんだろうか?(笑)
イメージが出来ない。(怒られそうです)
いつもの様に完食。
昨日のお昼の様な暴力的な量はなかったけど、 からあげが大きくて、お腹一杯になりました。
「ごちそうさまでした。」
「美味しかったです。」
1時半近くになって、お客さんの流れも少しは減ってきましたが、まだまだ次々にお客さんが入ってきます。
お一人様といえども、席を占領してちゃ、よろしくありません。
食事を終えたので、そそくさと建物の外に出ます。
英彦山を走っている時は10℃近くまで気温が下がっていましたが、ここまで下りてきたら日差しが強くて、暑いです。
それでは、午後も湯布院に向けてツーリングを続けます。
(つづく)
湯布院ツーリング(1日目:午前)【2022年5月3日(火)】 [バイク]
今年のゴールデンウィークは4月29日の晩に横須賀からフェリーに乗って30日に北九州に渡りました。
5月1日、2日はGROMで山口県をツーリングしてきました。
今日は全国的に有名な温泉地”湯布院”に行ってみます。
奇跡的と言ってもいいけど、湯布院で宿が取れたので。
今朝は写真を撮り忘れなかった。(笑)
走り始めの走行距離計は
3,412 km。
それでは、出発!
泊まっていたルートインホテル北九州若松駅東を出発。
まずは国道199号線に出て、若松駅前から西に走ります。
一昨日の4月30日、午前中パラッと雨が降りましたが、それ以降は晴れが続いています。
今日、明日も晴れ予報。
ツーリングするには、”晴れ”は最高のプレゼントです。
写真は1時間ほど飛びました。
北九州市からはしばらく市街地。
退屈な道が続きました。
写真に出すほどじゃないので、割愛。
原チャリ二種のGROMで北九州若松から湯布院への最短ルートは国道10号線で海沿いを南下なんですが、それでは面白くありません。
なので、英彦山や耶馬溪を経由して行こうと計画しました。
自分が走りたかったのは322号線だったんですが、google先生は最初国道200号線。
その後、福岡県道415号線を南下中。
322号線を走りたかった自分の思いは伝わらない。
上の写真から走ること20分弱。
山が少し近づきましたが。
ただいま県道402号飯塚山田線を南東に向け走行中。
なかなか目的の国道322号線に到達しないので、少々イライラしてます。(笑)
走ろうと思っていた国道322号線に入ったよ。
よしよし。
この後は、国道を乗り継いで行く形なので、ツーリングマップルでもルートを追っかけられます。
県道402号線から接続した県道322号線は、ちょうど峠にかかる区間です。
センターラインラインのある片側1車線の国道です。
途中にある大隅峠の前後で、タイトなワインディングロードになります。
短い区間ですが、退屈しのぎにはいいかもしれません。(笑)
国道322号線を南下中です。
青空で晴れ渡っています。
今回ゴールデンウィーク前の予報だと、ゴールデンウィーク中の天気はあまり期待できなかったんですけどね。
晴れて良かったです。
今朝まで宿泊したいた北九州市は、それこそ福岡県の最北端です。
九州の中央の山岳地帯までアクセスするのにちょっと時間がかかりますね。
(自分が知らないだけかもしれませんが)
県道とかを細かく乗り継いで行けば、面白いルートがあるんでしょうけど、土地勘が無いので、いきなりはちょっと無理でしょうし。
県道322号線を南西に走り、朝倉市にある産地直売所の”あきづき市場”までやってきました。
トイレがあったので、ちょっと休憩。
水分補給もします。
あきづき市場で休憩した後、その先の交差点を左折して国道322号線を離れ、今度は国道500号線に入り東進します。
この辺りまでくると、走っているクルマの台数もグッと減って、快適にGROMを走らせることができます。
国道500号線に入り、標高を上げて行きます。
進路左手にダムの堤体が見えてきました。
あきづき市場では標高70mほどででしたが、グングンと標高を上げて10kmほど走る間に標高は360mほどになります。
ダムの堤体の手前に到着。
ダムの名前は”小石川原ダム”。 発音しにくい。(笑)
2021年に竣工した新しいダムです。
小石原川ダムは石を積んで造られた形式のロックフィル ダムです。
積まれている石がまだ新しくてピカピカです。
ダムの高さは139mで九州一だそうで、ギザのピラミッド(146.6m)とほぼ同じ高さ。
ダムの堤体の上を走れるので、反対側まで走ってみた。
小石原川ダムによってせき止められて作られた人造湖は令和あさくら湖。
ダム湖側はまだ満水じゃなかった。
試験湛水中かと思いましたが、調べたら終わってるみたい。
令和あさくら湖の上流部に行くとまだ堰堤とか造っている最中でした。
試験湛水で一旦満水まで水位を上げて、その後水位を下げてダムの安全性などを確認する段階の様です。
水位を下げた今の状態で、上流部の堰堤なので整備をしている様ですね。
令和あさくら湖を後にして、国道500号線の東進を続けます。
湖から東側になると、交通量はグッと減りました。
この区間の国道500号線は、センターラインが消えてしまったような対面通行の国道です。
ほぼ片側で1車線の幅員があり、クルマ同士でも乗用車であれば離合は難しくありません。
曲がりの深いコーナは少ないですが、短い直線を中低速コーナーでつないだ様な路線です。
小石原川ダムから国道500号線を10km弱東進すると、東峰村に入り国道211号線との交差点に差し掛かります。
交差点の手前から渋滞。
「こんなところ(いなか)で?」
交差点を右折するクルマで詰まっています。
何かイベントが開催されているようです。
自分は左折なので、すり抜けさせてもらいました。
気になるので後で調べてみたら、小石原焼民陶むら祭(5/1~5/8)を新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりに開催していたみたいです。
渋滞していた国道211号線との交差点を抜けると、ふたたび快走。
反対車線も2~3km渋滞してましたね。
国道500号線を東進。
福岡県道52号八女香春線(やめ かわら せん)との交差点を過ぎて英彦山に向けて東進を続けます。
県道52号線と交差して英彦山に向かう路線に入ると少しクルマの台数が増えました。
新緑がきれいですね。
クルマに詰まるので、緑を楽しみながらGROMを走らせます。
国道500号線を登り英彦山神宮までやってきました。
国道からちょっと脇道に入り、英彦山神宮の入口で写真を一枚。
英彦山・・・・・、そのまんま”えいひこさん”って読んでました。
今日泊まる湯布院の宿の人に、『えいひこさん、行ってきました!』っていったら
宿の人は一瞬 『?』
正しい読み方は”ひこさん”。
宿の人には、「この九州の人じゃないな。」と瞬時にバレてしまいました。
否、「この人、日本人じゃなくて、大陸系の人か?」と思われたかもしれない。
いずれにせよ、いい歳して読めないのは、日本人として恥ずかしかったかも。(笑)
英彦山神社を後にして国道500号線に戻りました。
英彦山神社から先の国道500号線は、センターラインが無くなりました。
東進を続けます。
しばらく走ると、道路脇に気温表示。
”10℃”
ちょっと涼しい。ってレベルじゃなくて、小寒いです。
国道500号線をさらに東進を続けます。
道のタイトさはGROMで走る分には十分楽しめます。
新緑がきれいです。
バイクで走るのに多分一番いい季節。
秋の紅葉の季節もきれいだろうけど、枝がここまで道に覆い被さっていると、落葉が凄そうです。
さらに国道500号線を東進すると、国道496号との交差点に差し掛かります。
標識では右に行っても左に行っても国道496号線ですが、右はこの国道500号線との重複区間になります。
この交差点を右折すると、すぐ野峠となり福岡県と大分県との県境になります。
国道496号線との重複区間に入り大分県に入りました。
今回のツーリング、福岡県、昨日一昨日の山口県に続いて3県目に突入。
500号線を南下すると途中からセンターラインが現れて、道幅も広くなり走りやすくなりました。
徐々に標高を下げて行きますが、まだまだ山深いです。
国道500号線を新緑の景色を楽しみながら南下を続けます。
少し前から山国川に沿って走ります。
この先には猿飛千壺峡と言う景勝地があるそうですが、走っている今は知るよしもありません。(笑)
国道212号線との交差点までやってきました。
道路標示に国道500号線の情報はありませんが、左折すると国道212号線との重複区間になります。
昼を過ぎて、お腹が空きました。
行く手には大陸系のお店が見えるんですが、流石にここまで来て大陸系のお店は遠慮願いたい。
人家が増えてきたので飲食店もあるはず。
近くに昼食を食べる場所が無いかスマホで検索してみます。
国道500号線を左折して、国道212号線との重複区間に入り、西走して3kmあまり道の駅やまくにやってきました。
道の駅ならお昼を食べるところがあるはず。
それでは、施設をのぞいて見ることにしましょう。
(つづく)
北九州若松に戻って泊まる。(ディオラーマ)【2022年5月2日(月)】 [食べる]
前回の記事で、2013年5月の記事にリンクをしようとしたんですが、記事が消えてました。
北九州に上陸したのは、4月30日の深夜。
北九州市の若松に泊まりました。
昨日の5月1日から本格的に行動を開始。
昨晩は山口県の美祢を訪れて宿泊。
今日は、GROMで萩、長門、角島をツーリングしてきました。
昨日は美祢に泊まったので連泊ではありません。
あらためてチェックインします。
チェックインして部屋に入ります。
ホテルにお願いして、同じ部屋にしてもらいました。
この手のホテルって、隣り合う部屋同士が対称に造られていることが多いです。
で、ベットから下りるのにこの部屋だと右に下りますが、隣の部屋だと左に下りる造りになっていたりします。
夜中にトイレとかに行きたくなって目を覚ましたとき、年柄年中ビジネスホテルに泊まっていると、右に下りるのか、左に下りるのか、一瞬分からなくなることがあるんですよね。
なので、暗闇の中、寝ぼけて反対側に下りようとして、壁に足を思いっきりヒットすることも・・・。
隣の部屋の人はビックリすると思うんだ。
と言う理由で同じ部屋。
ホテルの人は「変なリクエストをする人だなぁ~。」と思ってるんじゃないかな。
チェックインしたら、風呂に入って汗を流し、夕食を食べに外に出ました。
ホテルのある若松駅周辺、ゴールデンウィークだからだと思いますが、開いているお店が少ないです。
最初、一昨日泊まったときに目星を付けていた焼き鳥屋に行ってみたんですが、閉まってました。
で、ホテルの周辺をさまよった末に訪れたのが、ホテルの斜め前にあるイタリアンのお店”ディオラーマ”。
結構いい時間になって、お腹が空きました。
さっそく、入店します。
まずは、ビール。 とりあえずビール。
全世界平等に旨い。
お店に入るときに、「もう薪釜の火を落としちゃったんでピザはできません。」って。
「え~っ。」って思いましたが、仕様がありません。
通常は20時30分までで、それ以降はBARとして営業しているようですが、今日はお客さん少ないみたいで火を早く落としちゃったみたいです。
それでは、まずは野菜から。 グリンサラダ。
グリーンサラダですが、彩りがきれい。
続いてビールのつまみに。と頼んだのは、イワシのトマト煮込み。
普段食べ付けない料理だけど、美味しいですね。
一緒に添えられたブラックオリーブがいい味を出しています。
添えられているハーブは何かな?
分からない。(笑)
ビールだけじゃつまらないので、発泡性のワインがあったので注文。
キリッとして美味しい。
けど、ちょっと量が足りませんぜ。(笑)
今日は焼き鳥屋に行って、しっかり飲もうと思ってましたが、当てが外れたので軽めに抑えておきます。
最後に注文したのは、”パンチェッタとキノコのクリーム スパゲティ”。
全体にかけられた粉チーズがお洒落。
クリームソースは軽めに仕上げられていて、品が良いですね。
全体として塩分は抑え気味ですが、パンチェッタの塩気がいいアクセントになっていました。
食べたなり。
美味しかった。
イタリアンなんて久しぶりでした。
ピザは食べられませんでしたが、満足度は高いですね。
支払いをして店の外へ。
お店の雰囲気はカジュアルで、カウンターもあり一人でも入りやすいですね。
「ごちそうさまでした。」<(_ _)>
ツーリングマップルを見ながら明日のルートを検討。
明日は、九州を走りますよ。
それでは、「お休みなさい。」
(-_-)゜zzz…
朝、ちょっと前に目が覚めました。
朝食を食べに、1階のレストランに向かいます。
エレベーターホールから見える若戸大橋は今日も健在です。
できれば窓の外側をきれいに拭いておいて欲しいところです。(笑)
朝食を食べて、のんびりと出発の準備。
今日もGROMでツーリングです。
(つづく)
長門市仙崎から角島、そして北九州に戻る。(2日目午後)【2022年5月2日(月)】 [バイク]
山口県内GROM ツーリング2日目の昼は長門市の仙崎まできて昼を食べました。
お腹一杯になりすぎ。 それでは出発します。
午後は山口県北西部に位置する角島を目指します。
仙崎を出発し、google map の行き先を”角島”にセット。
google 先生の指示どおりに走りました。
長門から角島までは通常であれば国道191号線を西走するルートですが、気が付けば看板の無い路線に。
信号も無くて、交通量も少なく、気持ちいいです。
戻ってから、GPSロガーの軌跡を調べたら、走っていたのは広域農道の”みのりロード”。
全線センターラインのある片側1車線で、曲がりの浅い緩いコーナーを直線でつないだ様な農道です。
アップダウンがあり、坂の頂上付近を通過すると、目の前の視界が開けて気持ちが良いです。
ガソリンが寂しくなってきたので、この旅初めての給油。
GROMだと、1リッターで50kmくらい走れるので、航続距離 250km以上。
しかも、原付二種でペースが低めで距離が稼げないので、結局ここまで無給油で走れました。
満タンで¥673。 4.23リットルしか使ってないんだけどね。
昨日昼に北九州を出発して、秋吉台経由で美祢に行って、今日は美祢を出発して萩まで行って、長門で給油。
これだけ走って千円しないんだから、超リーズナブルです。
ガソリンを給油した後、国道191号線に入り西走して角島を目指します。
2013年ゴールデンウィークの山陽・山陰ツーリングで山口県を訪れているんですが、その時”角島”はパスしちゃったんですよね。
ショートカットしちゃった。(笑)
その日は、下関の川棚温泉に泊まって、昼過ぎに島根県の出雲市までのツーリングだったので、急いでいてツーリングマップルを良く見なかったんでしょうね。
まあ、前の記事にも書いたけど、ツーリングで訪れる先の観光地とかあまり調べないんでね。 行き当たりばったり。 性格が出てます。(笑)
国道191号線を西走していたら道路標識に川尻岬の名前が。
ツーリング マップルを見てみたら、本州最北西端の岬とありました。
端っこが好きなバイク乗りとしては、行かない訳にはいきません。
ので、寄り道して川尻岬まで行ってみることにします。
県道66号線から標識にしたがって、名無しの道路へ。
川尻岬を目指します。
山口県は比較的道路標示がしっかりしているので、それに従っていけば大体目的地に着きます。
国道191号線から折れて脇道に入ってからは、ガラガラの道が続きます。
首都圏のゴールデンウィークでは想像できませんね。
川尻岬の手前に到着。
ここから先は、車止めがあるので入れません。
入口脇にGROMを駐めて、ちょっと歩いて行ってみます。
岬の突端まで結構ありますね。
しかも下っているので、帰りは登り坂。
勢いよく行っちゃうと、戻るのが大変です。(笑)
途中に碑があったので、とりあえず写真に収めておこう。
人が誰も居ないので、カメラを置いて、タイマー撮影。
”北長門海岸国定公園”と書いてあるだけで、特に何も無い。
良い景色ですね。
独り占め。(笑)
ゴールデンウィークでこれだけ人が居ないんだから、普段の人出は想像できます。
小ちゃくて写ってませんが、波打ち際には磯釣りの太公望がいます。
ここから先も岬の先端まで結構あります。
ここまでの道は比較的整備されていましたが、ここから先は獣道っぽい。
もう、ここから先は行かない。 疲れるから、戻ります。
川尻岬から国道191号線に戻ります。
黄色のガードレールと海の青の大地の緑のコントラストが良いですね。
国道191号線に戻り角島に向け西走します。
沖に浮かぶは竹島。 竹島と言っても領土問題の竹島ではなく、油谷湾にある竹島。
そして対岸がさっき行ってきた川尻岬がある向津具半島。
向津具半島は”むかつく はんとう”って読むんだって。
「普通は読めないよね。 ムカツク~!。 あっ、読めた。(笑)」
油谷湾は日本海とは思えない、穏やかな海です。
国道191号線の西走を続けます。
長門市と下関市との市境までやってきました。
こんなところまで下関市なんだね。 結構デカい。
調べて見たら、大体700平方km。
ちなみに自分が住んでいる横須賀市は7分の1の100平方kmと小さい。
神奈川県で比較的大きな横浜市でも、半分強の430平方km。
対して、日本で一番広い岐阜の高山市は 2,200平方kmと巨大。
まあ、高山市は東京都全体と同じくらいの面積ですから。
と、役に立たない知識で行間を埋めたところで、次に進みます。
国道191号線を西走し、途中google 先生が「角島だったら、右に曲がれよ!」と言ってきましたが、道路看板が出てないので無視。
そのまましばらく走って、”角島大橋、右”の看板が出てきたので、ようやく右折。
県道275号島戸港線(しまどこう せん)に入りやや西に傾きながら北上します。
しばらく走ると、左手に角島大橋が見えてきました。
よく写真とかで出てくる角島大橋を俯瞰できる場所(道路右)に行こうと思ったら、凄いね。
大渋滞だ。
この渋滞を並んでまで見る執着心は自分は持ち合わせていません。
ので、十分混んでますけど、角島大橋方面(道路左)に進みます。
角島大橋を渡り中。
きれいですね。
散々、テレビや写真で撮り上がられることだけのことはあります。
今は角島に向けて走っているけど、戻りの反対車線は大渋滞です。
帰りが思いやられます。
角島大橋で角島に渡り、橋とは反対側、北西端に位置する角島灯台までやってきたよ。
結構立派な灯台だね。 と思ったら、日本に5箇所しかない特大のレンズを使用した第1等灯台なんだって。
明治9年3月に点灯した、高さが43mある大型灯台です。
日本の灯台50選に選ばれてます。
しかも、日本に16基しかない参観灯台(のぼれる灯台)です。
訪れる機会があれば、登ってみてはいかがでしょうか。
自分は登りませんでしたが・・・・・。 (^_^;
角島の北西端まで行ったので、戻ります。
角島は、コバルトブルーの海に囲まれた東西約4kmほどの幅広の小さな島です。
2000年に角島大橋ができ、気軽にアクセス出来る様になり、また角島大橋の美しさからも観光地として大人気の場所になりました。
このゴールデンウィークは角島の中はどこも観光のお客さんであふれかえっていました。
まさに”角島大橋”様々ですね。
角島大橋を渡って本土に戻ります。
来たときよりも渋滞の長さは短くなっていますね。
角島大橋を渡ってみると思いますが、ちょっと道幅が狭いです。
歩いてとか、自転車で走ることもできますが、歩道はありません。
今は”県道”格ですが、建設当時は町道だったようで、計画当時、ここまでの交通量は予測できなかったんでしょうね。
橋も本土に近づいて、ガッツリ渋滞しました。
橋を渡り終わった交差点がどん詰まりのT字路なんですね。
ほとんどのクルマは右折なんですが、その先の流れが悪くて、渋滞する。
休日は渋滞必至の様です。
ご覧のとおり路肩も狭くてね。
バイクの特権、すり抜けも結構厳しいです。
T字路右折が混んでいるから、(へそ曲がりなので)左折してみた。
脇道に入り、ちょっと小高い場所から角島大橋の写真が撮れた。
まあまあ、満足。(笑)
それでは、北九州に戻ろうかな。
と言うことで、来るときに大渋滞していた俯瞰できる場所の前を通ったら、タイミングよく路駐していたクルマが移動しました。
これはチャンス。 と、GROMをガードレール脇に駐めて写真を一枚。
満足じゃ。(笑)
相変わらず、橋の上は渋滞を作ってます。
まずは関門トンネルを目指します。
角島からの帰路は、まずは関門トンネルまで国道191号線を南下するルートが主流です。
角島からはまずは国道191号線を南下しました。
けど、渋滞しているほどじゃありませんが、交通量多め。 楽しくないのじゃ。
と言うことで、国道191号線を2kmほど南下したところで、左折して国道435号線で山側に入ります。
空いている。 うふ。
国道435号線を南東に向け走行中。
国道435号線はこのまま進むと、朝出発した美祢に到達します。
ご覧のとおり交通量が少なく快適です。
国道435号線を南東に走り、(google 先生の言うことを聞いて)途中右折して国道491号線に入りました。
ここまでの国道435号線は、全線センターラインのある片側1車線の国道です。
適度のアップダウンと、曲がりの浅い中速コーナーを直線が結んだ様な路線です。
国道491号線に入り下関方面に向け、今度は南西に向けバイクを走らせます。
国道491号線は先ほどの国道435号線から分岐した辺りではセンターラインがありましたが、段々と薄くなり、ほぼ無くなりましたね。(笑)
写真で分かるとおりの国道ですので、交通量はほとんどありません。
ただし、偶に対向でクルマがくるので、コーナーで出くわすと、道幅が狭いこともあって、ちょっとビックリ! なんてこともあります。
対向車はほとんど来ませんが、まったく来ないことはありません。(笑)
狭くなったねぇ~。(笑)
センターラインは当然無い。
クルマ同士の離合はちょっと難しい道路幅員です。
原付二種のGROMだからいいけど、1000ccのGSX-Rじゃ、ちと遠慮したいレベルだ。(笑)
で、この分岐で停まった。
右か左か、どっちに行っていいのか分からない。
google 先生は「右」って言うんだけどね。
国道491号線はどこに消えちゃったんだろうね。
(表示が出ていませんが、国道491号線は左が正解)
google 先生の言うことを聞いて、右の県道260号線方面に進みます。
県道260号宇賀山陽線に入り北西にGROMを走らせます。
最初、山の中だった県道もしばらく走ると里山へ。
先ほどの分岐から走ること3km弱、県道262号線との分岐までやってきました。
このT字路は間違いなく左折、県道262号線に入り下関方面に進みます。
県道262号線の続き。
GPSロガーの記録を見ると、県道262号線に入り南下した後、今度は県道35号豊浦菊川線(とようら きくかわ せん)に入り南下を続けています。
道路標識の県道の白い数字が、黒く汚れて見難いんですよね。
放っておくと こんな風になるんでしたっけ?
県道35号線は、両方を小高い山に囲まれた田畑の間を走ります。
この後、菊川町の市街地で県道35号線から県道34号下関長門線に入り関門トンネルのある下関の市街地に向かいます。
県道34号線も下関の市街地に近づくまでは、田畑に囲まれた緑の中を走ります。
県道35号線を南下し、その後国道2号線に入り、関門トンネルの入口料金所までやってきました。
関東に住んでいる自分は全然認識がなかったのですが、関門トンネルって結構な交通量があるんですね。
関門橋があるので、そっちが主流でほぼ終わった建造物かと誤認していました。
原チャリは高速道路の関門橋は走れないけど、関門トンネルの通行料金20円って言うのは有り難いです。
通行料を払って、いざ関門トンネルへ。
入口の面壁には下関の特産(?)”ふぐ”の絵が描かれています。
で、疑問に思ったのは、「じゃあ、北九州側の面壁には何が?」
と、思って昨日の写真を見直してみたら、北九州側も”ふぐ”でした。(笑)
「北九州側は何か書くものはなかったのかな?」 なんて、喧嘩を売るようなことは言わないでおこう。 (って、すでに書いちゃってますが・・・・・。) ( ̄。 ̄;)
関門トンネルを通過中。
本州から九州に入ります。
暗くて、ブレちゃってますね。
北九州側に渡りました。
今回今後の予定で、またこっち方面を訪れるか決めてないので、関門橋が見渡せる門司港にGROMを駐めて写真を一枚。
手前にタグボートが停まっていてはっきりしないけど、後ろは関門橋。
それでは、今晩の宿。 おとといの晩も泊まったルートインの北九州若松駅東に戻ることにしましょう。
北九州市内を若松に向けて西走。
明日も朝からGROMでツーリングするので、小倉北区の国道199号線にあるApollo Station でガソリンを給油しておきます。
ガソリンを給油した後、引き続き国道199号線を西走、若戸大橋を渡り、若松区にあるルートインホテルまで戻ってきました。
まずは駐車場の隅にGROMを駐めて。
隣のコインパーキングに駐めてあるハイエースをルートインの駐車場に移動しましょう。
本日の走行距離は・・・・。
やっぱり走行後に写真を撮り忘れてた。 翌朝撮った写真を転載。
で、走行距離計は 3,412km。
今朝、美祢を出発してしばらく走って撮ったときが 3,165kmだったので
3,412 - 3,165 = 247 km でした。
仙崎漁港の食堂で昼食を食べる。(白菊)【2022年5月2日(月)】 [食べる]
ゴールデンウィークのツーリングです。
朝、山口県中部に位置する美祢を出発し、北部の萩を超ざっくり観光して、長門市の仙崎までやってきました。
仙崎は海鮮が食べられることで有名らしく、道の駅センザキッチンはたくさんの人であふれかえっていました。
そんな中、仙崎の漁港に食堂を発見。
見つけたお店は”白菊”。
入口のガラスに店名が書かれていますが、見づらい。(笑)
先客が一人しか居ませんでしたが、入ってみることにします。
去年の夏 北海道ではウニが壊滅に近い状態だったとかもあって、ウニを食べる機会がありませんでした。
で、店の前を通りかかったら”ウニ”ののぼりが出ています。
久しぶりにウニでも食べたいなぁ。と思い席に着きました。
そして、壁に貼ってあるお品書きを見ると、「うにありません」って大きく書かれています。
でも、よく見ると左下に「仙崎産ウニ・・・”有ります”」ってどう言うこと?
で、お店のおばちゃんに『うに定食できますか?』
とたずねると
『あるよ。』
だって。
今日のお昼は”うに定食”で決まりです。
ちょっと待って、うに定食が運ばれてきました。
壁に張ってあるお品書きを見ると、”うに1箱、刺身、小鉢2品、汁物、漬物、ご飯”とあります。
小鉢の数を数えると、3品。
それにプラス、サービスで煮魚も付いてきました。
「おっ、お得!」 (^o^)
それでは、さっそくいただきましょう。
うには1箱。
他のおかずもたっぷりあるので、1つずつ。
なんて、ちまちましたことはしません。
箸でざっくり。
北海道や青森で食べている様な鮮度抜群で真っ黄色じゃなくて、色が悪いけど、”うに”は”うに”だ。
注文した後、壁に貼ってあるお品書きの”さざえのつぼ焼き(5個入り)¥500が気になっていたのよね。
¥500は安いよね。
「5個くらいなら食べられるかな。」
なんせ、朝食は菓子パン1個だったからね。
と、うに を食べつつ追加するか悩みます。(笑)
追加注文。 したわけじゃありませんよ。
”さざえのつぼ焼き”のお品書きをじっと見つめる視線を察してくれたんだろうね。
サービスだって。 \(^0^)/
3個だけど、ちょっと小さめだけど。
全然、OK。
喜んでいただきます。
念じれば、通じるもんだ。(笑)
お刺身は、聞かなかったんだけど、
サバ、真ん中はカンパチかな。
そして右側はタイっぽいうろこ感。
まあ、どれもサカナだ。
細かいことゴチャゴチャ言わず、食べる。
美味しいね。
また、おばちゃんが
「食べて。」って持ってきた。
カンパチのカマの塩焼きかな。
いやいや、流石にこんなに食べられないよ。
テーブルの上に並んだ料理が凄い量になってます。(笑)
と思いつつ、ご飯とおかずのバランスが合わないので、ここでご飯(小)をお代わり。 流石俺。 もう60歳は近いと言うのに。(爆)
ここでさざえのつぼ焼きいただきましょう。
出てきた直後は、熱くて触れないくらいグツグツしてましたから。
さざえのつぼ焼きなんかも久しぶりに食べます。
伊豆辺りでも、結構いいお値段しますからねぇ、なかなか手が出ません。
さざえは小ぶりということもあって、肝の苦みも少なめ。
美味しくいただけました。
おかずも残り少なくなって終盤戦。
後半に残ったのは、ダイコンと何かのサカナを煮たもの。
このうろこの感じは、どこかで食べた記憶が・・・・。
2018年に西伊豆で食べたイサキかな?
ネットの”市場魚介類図鑑”を参照させていただくと、「関東ではイサキは煮付けにしないが、山陰などでは盛んに煮つける。」とあったので、多分正解。
ブリの様に脂のりのりではありませんが、サッパリと煮付けてあって、美味しいです。
旨さ泥棒のダイコンも煮汁を吸ってうまうまです。(笑)
食べたねぇ。 食べた。 完食だ! よく完食できたね。
お腹一杯で、ベルトがはち切れそう。(笑)
「ごちそうさまでした。」 <(_ _)>
「美味しかったです。」
これだけサービスしてもらえば、コスパ最高!
サービスで出てきた料理は当然無料ですが、追加で頼んだご飯(小)は¥100追加で取られました。
まあ、漁港なんでね。 多めに捕れたサカナなんかは、タダ同然で買えるけど、米はキチッとお金払わないと買えないだろうからね。
お昼を食べている間に、ちょろちょろとお客さんが入ってきて、ほぼ満席状態。
途中、入ってきたお客さんでも、店内の混沌とした状態を見て帰っちゃうお客さんも。(笑) なかなかいいです。
席を無駄にしては申し訳ないので、お腹一杯になったら、早々にお店を出ることにします。
でもねえ、このお店、伊豆辺りで日帰りできる距離にあったら、仲間内を連れて行って驚かしたいね。(笑)
(つづく)
美祢を出発して萩、そして長門へ。【2022年5月2日(月)】 [バイク]
今年のゴールデンウィークは29日の晩に横須賀からフェリーに乗って北九州に渡りました。
昨日5月1日に北九州市からGROMでツーリング。
山口県の美祢に泊まりました。
今日は、美祢を出発して午前中、山口県北部に位置する萩に向かいます。
美祢グランのホテルを出発し、国道435号線を東進して美祢の市街地を出て東進します。
まずは昨日も行きましたが、秋芳洞方面を目指します。
眩しくて看板が見づらいです。
秋芳洞まではおよそ12kmの距離です。
昨日ホテルの窓から見えた煙突があるセメント プラント。
デカいね。
昨日の走り終わり、今日の走り始めで距離計の写真を撮り忘れた。 (>_<)
ちょっと走っちゃったけど、ただいまの走行距離計は
3,165 km。
昨日、北九州での走り始めが 3,033 kmだったので、昨日の走行距離は
3,165 - 3,033 = 132 km弱ですね。
さて、今日は何キロ走るのかな。
今日は走行終わりに写真に残すのを忘れないようにしよう。
秋芳洞の近くまでやってきました。
目当ての”かっぱそばの店”、やってませんでした。 (-_-;)
開いてなければ、仕様がない。
途中、どうしてもお腹が空いたらコンビニにでも停まって、何か食べることにしよう。
先に進みます。
秋芳洞の前を通過し、山口県道242号秋吉台公園線に入り北東にGROMを走らせます。
昨日も走りましたが、今日はまだ朝早いこともあって、走っているクルマも少なくて気持ちが良いですね。
県道242号線から232号線を経由して、県道28号小郡三隅線に突き当たりました。
右折してこの先国道490号線に入り北上すると”萩”に行けますが、ここは左折一旦長門方面に向かいます。
ルートを選ぶときに、持ってきた(古い)ツーリング マップルには左折した道の方がお薦めだったんでね。
記事を書いている今、google map で確認すると、確かに国道490号線は全線ほぼセンターラインの無い1.5車線で道路幅が狭いので、県道28号線の方がお薦めですね。
県道28号線に入り北上します。
ほとんどクルマが走っておらず、気持ちいいです。
県道28号線はセンターラインのある片側1車線の県道です。
緩いカーブを直線でつないでいる里山を走るルートです。
バイクで気持ちよく走ることができますが、GROM だと もっとスピードが欲しくなります。(笑)
夏みかん色のガードレールが続きます。
気持ちいいですね。
ストレスが解放できます。
関東周辺では、ここまで空いているところはなかなかありません。
県道28号線は北上して国道191号線に突き当たり終点です。
ここを右折して、萩に向かいます。
さて、前回 萩に来たのは2013年の山陽・山陰ツーリングのときですが、そのときは遠距離を移動する途中で通過しただけでした。
その前は、高校の時の修学旅行。 ざっくり40年前。 (^_^;)
今回はちょうど距離的に萩まで行ってUターンして、北九州に戻ればちょうどよさそうだったので、目的地が萩になりました。
国道191号線に入り東進して萩に向かいます。
県道28号線の交差点から萩までの国道191号線はセンターラインの片側1車線の国道です。
途中小さな峠(鎖峠)があり、曲がりの緩い中低速コーナが現れて、バイクで走るに楽しめる路線です。
ただ、眺望は望めません。
国道191号線を東進し、萩の市街地に入る橋本川に架かる玉江橋の交差点までやってきました。
この橋を渡ると、旧長州藩の城下町、萩の市街地になります。
玉江橋を渡る途中、左手に見える小高い丘(指月山)は、萩城があった場所らしい。
関ヶ原の合戦後の1604年に毛利家を藩主として築城、長州藩の拠点となりました。
萩城は幕末まで続きますが、1863年には地理的に海に面しているため艦砲攻撃に弱いと言う理由で山口に移動し、城下町としての歴史に幕を下ろしました。
その後、明治時代に入り廃城令により1874年に廃城になったそうです。
ここに本丸が残っていたら、さぞ良い景観だったと想像できますね。
萩の市街地に入り市街地を東西に貫く国道191号線を東に向けGROMを走らせます。
萩に来たからと言って、何を見よう。とか、いつものことですが特に決めていません。
自分のツーリングの時は何を観光するとかはあまり調べて来ないんです。
その場で、巡り会うことが楽しみ。
事前に調べると、調べ過ぎると、期待外れになっちゃう場合があるじゃないですか。
札幌の時計台とか、高知のはりまや橋とか、日光東照宮の見ざる言わざる聞かざるみたいに。(笑)
で、今回は萩の市街地の国道191号線を走っていると、否や応にも目に入るのが、この”明倫館”。
せっかくなので、ちょっと停まるなり。
明倫館は長州藩の藩校だったそうな。
wiki ってみると、日本三大学府の一つと称されていたらしいです。
中に入るには、入館料が必要です。
学校は昔からあまり好きな方じゃないので、入りません。(笑)
でも、立派な建物だね。
幕末にこの建物があったみたいだから。
自分でも知っているような有名な出身者として、井上馨、桂小五郎、高杉晋作、乃木希典(乃木将軍)、吉田松陰など、幕末から明治にかけて活躍した名前がずらずら並びます。
建物の造りに感心したら、次に移動します。
明倫学舎を見た後、松陰神社に訪れてみました。
松陰神社の境内には松下村塾が残されており、吉田松陰が幽囚されていた旧宅等々あります。
入口脇にGROMを駐めて、中に入ります。
狭っ!
松下村塾は当初は八畳間で始まったそうで、後に手狭になって十畳半を増築したそうです。
吉田松陰は江戸時代末期の思想家、教育者として時代劇とかに登場することしばし、だけど、わずか29年で人生を終えているんですよね。
プラス、この松下村塾を開塾していたのは、29歳で亡くなる前のわずかに2年ほどだったそうです。
密度の濃い人生だったんですね。
境内の一番奥にある松陰神社。
お参りしたら、戻ります。
GROMを駐めた場所に戻ったら、バイクが増えてますね。
さて、時間は10時半。
お昼を食べるにちと早い。
食事が出来るところもまだ開いていません。
持ってきた2009年度版のツーリングマップルを見て、これからの行き先を考えます。
まあ、戻るんですが。
復路は角島行きます。
ので、長門辺りまで行ったら、ちょうど昼かな。
萩の市街地から国道191号線を取って帰ります。
昼になって、交通量はそこそこ。
まあ、国道ですから。
国道191号線を西走中。
途中にある市境の鎖峠(くさり)を越えると、萩市から長門市に入ります。
峠と言っても、標高は231mで高くはなく、険しさもありません。
引き続き国道191号線を西走中。
さっき秋芳洞方面から来た交差点まで戻ってきました。
この先の交差点を左折すると秋芳洞方面、今度は道なりに右に進み長門の市街地を目指します。
長門市の市街地に近づき、国道191号線を離れて山口県道282号仙崎停車場小浜線(せんざきていしゃじょう こはま せん)に入り、仙崎方面にに向かいます。
目の前を横断する薄緑色の物体が現れました。
これは何だろう?
どうやら、中はベルトコンベアで港に何か運ぶ施設みたいです。
大規模な埋め立てとかをやるときは、土を採取する山から埋め立てをする海まで、こうしたベルトコンベアの施設を造ることがありますが。
さらに進むと仙崎湾が見えてきました。
左側には海上保安庁の巡視船、沖合には客船が走っています。
はて、この辺りに客船?
調べてみたら、”クルーズ客船 にっぽん丸”みたい。
ゴールデンウィークの日本一周クルージングの途中の様です。
5月29日に東京を出発して日本列島を時計回りに航海中です。
今日は仙崎に10時半に入港して、角島や連なる鳥居で有名な元乃隅神社を巡るオプショナルツアーが用意されているみたいです。
もうちょっとだけGROMを走らせて、道の駅センザキッチンまでやってきました。
沖合にはさっき見えたコンベアーの終点部分が見えます。
ここからセメントを積み出しをしているようです。
で、コンベアーの元は、調べて見たら、出発地点は朝通ってきた美祢のセメント工場でした。
美祢からベルトコンベア用のトンネルを掘り、仙崎港まで一直線 約16.5kmほどの距離を結んでいるそうで。 (゚o゚;
”住友大阪セメント ベルトコンベアー”って国土地理院の地図にも載ってましたよ。
1日約2万トンのセメントを運んでいるんだって。 凄いね。
さて、ちょっと早いけど結局朝食は菓子パン一つで過ごしちゃったので、お腹が空きました。
ここでお昼にしましょうか。 と考えたけど、くじけた。
めっちゃ混んでた。
駐車場に入る前からクルマ(四輪車)は並んでいたんですよねぇ~。
バイクは脇を走らせてもらって、駐車場には入れたけど・・・・・。
食事が出来る施設はどこも大行列つくってました。 (>_<)
並ぶの好きじゃないので、他を探すことにします。
退散!
道の駅センザキッチンを後にしてお昼が食べられそうなお店を探します。
仙崎の先 青海大橋を渡り青海島に渡ってみました。
けど、ちょっと走ったらこの先は期待出来なそうもないので、Uターン。
青海大橋を渡って仙崎に戻ります。
さっき、ちょっと食指を動かされそうなお店があったんですよね。
やってきたのは、県道56号仙崎港線に背を向けるよう港に向けて建っているお店。
昭和時代に建てた喫茶店の様なたたずまい。
入口にある雨よけのテントが日に焼けちゃってます。
入るのに躊躇する人もいるでしょうけど、おっさんなので恐いものなし、入店します。(笑)
山口県美祢に泊まる【2022年5月1日(日)】 [旅行]
6月になっちゃいましたね。
30日(土)の昨晩は北九州市若松のルートインに泊まり、今日5月1日(日)から本格的に行動を開始しました。
今日は、GROMで山口県の美祢まで来て泊まります。
今夜の宿は”美祢グランドホテル”です。
リヤボックスが路上放置されていますが、気にしないで下さい。
チェックインして部屋に入ります。
最初フェリーの予約をしたときは、具体的な計画をしていなかったので、北九州市若松のルートインに連泊で予約をしておきました。
29日(金)出発する日のお昼前、天気予報をチェックして1日(日)、2日(月)は雨は降りそうもないので、どこかで一泊しようと思いネットで宿を探しましたが、これがなかなか見つかりません。
九州の別府なんかね。
温泉宿は基本2人以上の設定で。
お一人様での設定があっても、一泊5万円以上みたいな・・・・・。
で、見つけたのがここ。
勢いよく空いてましたよ。(笑)
何か結構予約が空いているもんでね。
ボロいホテルかと思ったら、全然そんなことはありませんでした。
ちゃんとしたホテル。
ベットもね。 カバーの柄とか、ビジホには無い、ちょっとお洒落でしょ。
ユニットバスもきれいに清掃されていて、OKです。
プラス、大風呂あり。(男風呂のみ)
で、自分的には満足です。
ただ、ホテルに併設されている食事処は、ゴールデンウィークと言うことなのかお休み。
夕食は外に食べに出なければなりません。
自分は最初から外に食べに行くつもりだったので、これも問題ありません。
部屋から窓の外を眺めると、美祢はこぢんまりとした小さな街なんですね。
宿泊施設らしい大きな建物は、このグランドホテル一軒のみ。
民宿とか、旅館はあるかも知れないけど。
近隣企業の集いや、市内での結婚式なんかはここでやるのかな。
右手の方に目をやると飛び込んでくるのが3本の煙突。
セメント工場の煙突だそうで。
セメントの原料は石灰石。
秋吉台もそうだけど、この辺りは特に石灰石が露点で掘れるところです。
セメントを作るのに、石灰石を細かく砕いて色々なものを混ぜて焼いて中間製品のクリンカーって言うのを作るらしいです。
で、煙突はその石灰石を焼くかまの煙突らしい。
美祢は石灰石が採れる一大産地です。
先の大戦(第二次世界大戦)以前は石炭を産出する土地として、栄えたそうです。
窓から下の駐車場をのぞいてみると、バイクが増えてますね。
でも、駐車場は空いてます。
自分のGROMはマイクロバスの横に、1枠占領。(笑)
クルマに踏み潰されないか、ちと心配。
それでは、大浴場に行って、ツーリングの汚れを落としましょうか。
風呂から上がり、6時半近くになったので、夕食を食べに出かけます。
ホテルからはちょっと歩かないと、食事が出来そうなお店はなさそう。
ホテルに入る前に駅前をグルッと見てきて何軒か飲食店があるのは確認済です。
ただ、ゴールデンウィーク中なので、営業しているかは、行ってみないとわかりません。
ホテルの人に聞いてみたら、(駅から反対側のところにある)「厚狭川と言うお店が営業しているようです。」との情報をもらいましたが、初志貫徹駅の方に行ってみることにしました。
ホテルに入る前にGROMで駅前を流していたときに、目星にしていたお店、開きませんでしたね。
日曜日だしね。 ゴールデンウィークだし。
その他のお店も、ことごとく開いてない・・・・・。 (-_-;)
ようやく見つけたお店。
”活魚”って書いてあって、ちょっと期待出来るかな。
中が見えないけど、入ってみました。
違ったね、全然違った。 自分が期待していたのは、居酒屋さん。
実際はおばちゃんが一人でやっている、スナックみたいなお店だった。
お品書きなし。 壁にはキープしたボトルが並んでいました。
ビンビール飲んで、つまみを食べて早々に退店。(笑)
旅に出たら、土地土地のものを食べたいところですが、今晩はちょっと無理そう。
あきらめて、大陸系の人が経営する中華料理店へ。
否、”台湾料理”って書いてあるから、大陸系じゃないかな。(笑)
いずれにせよ、中華系のお店は強いですよね。
ゴールデンウィークなんか関係無くガンバって営業しています。
まだ、ビンビールとつまみをちょっとしか食べてなくて、お腹が満たされてないので、食べます。 入店します。
注文したのは、お薦めの”台湾ラーメン”の刀削麺(とうしょうめん)。
”お薦め”って書いてあったもんでね。
そのときは、ちょっと”?”だったんですが、今記事を書きながら wiki ってみると刀削麺は中国の山西省発祥の料理らしい。
台湾と山西省とでは、日本の本州の端と端くらい離れてます。
スケールが違うね。(笑)
それとあと、餃子を。
それでは、いただきます。
確かに刀削麺だ。
しかも、味は台湾ラーメン。
ちなみに、はしを逆さまに持っているのはご愛敬。
ビール大瓶1本でもこの程度は酔える。(笑)
教訓)ホテルの人の言うことは素直に聞こう!
寝る。
台湾刀削麺を食べて、お腹一杯。
ホテルに戻って、早々に眠っちゃいました。
(-_-)゜zzz…
7:38 目が覚めると
朝、目を覚まして窓から外を眺めると、目の前は美祢警察署だった。
悪いことは出来ない近さだ。(笑)
天気は良いね。(^_^)v
よく寝たね。 9時間ぐらい寝たんじゃないかな。
いい歳して、よく寝るね。
7:47 サービスの
朝食付きのプランがあれば、それにしたんですが、今は朝食付きのプランはやってませんでした。
食事処が(朝は)開けてないみたいです。
その代わりと言っては何ですが、朝カウンターの脇にパンが準備されていると事前の情報がありました。
「それなら助かるな。」と思って、2階のカウンターまで下りて行くと・・・・・。
”お一人様、お一つ・・・・” ( ̄。 ̄;)
当然、一つじゃ足らない。
3つくらい食べたいけど・・・。
仕様が無いですよね。 無料のサービスですから。
7:49 軽い朝食
パン一つと、コーヒーを取って部屋に戻り、軽く朝食。
今日はこの先、秋芳洞の前を通るつもりです。
昨日、前を通った時に”秋芳洞名物かっぱそば”ってありました。
途中で、寄ってそばでも食べればいいかな。
と思って、サクッと完食。(笑)
食べたら、ツーリングの準備をしましょう。
8:26 全部出発
出かける準備をして、駐車場まで下りてきました。
昨夕停まっていたバイクは全部出発しちゃってますね。
自分はノンビリしすぎかな。
連泊のツーリングのときはゆとりのあるスケジュールで動きたいです。
8:28 宣伝したら
出発前に、ホテルの前にGROMを移動して写真を一枚。
色々と調べて見ると、秋芳洞・秋吉台の近くには宿泊施設が少ないんですね。
ちょうど一泊ぐらいで来ることができる距離の市町村に宣伝に行けばイイと思うなぁ~。
一日目は秋芳洞・秋吉台、二日目は角島とかね。
結構良い観光ルートだと思いますよ。
そんな大きなお世話なことを思いつつ、ツーリング出発します。
(つづく)