ゆず [蕎麦]
自宅の玄関先には、お隣さんのゆずの木が植わっています。
11月に入り、ゆずの木が実を付けました。
毎朝、仕事に出るとき、物欲しそうに眺めていたら、
お隣さんがゆずを持ってきてくれました。
念力が通じたね。(笑)
おかげで、ゆずの木は丸裸。
さっそく、今日のお昼は香りが新鮮なうちに”ゆずきり(蕎麦)”を作ることにしました。
ゆずきりなどの変わり蕎麦に使うそば粉は、そばの実の中心部分を粉にした”御膳粉”と言われるもの。
そばの味は少ない、サッパリとして、プリッとした食感の粉です。
ゆずが来ることを予想して、前もって買っておきました。(笑)
まずは、ゆずの皮をおろし金ですり下ろして
ペースト状にしておきます。
そばをこねる時に、一緒に入れてこねます。
そばは御膳粉を250gにつなぎの小麦粉(中強力粉)50gの二八です。
加えた水は55%の165cc、湯ごねで打ちます。
で、そばの玉のできあがり!
それを、伸して。
もう少し、大きく(薄く)伸したかったんですが、45cm□ぐらいまで伸したら端が割れてきてしまったので、この辺でやめておきます。
で、自分の技量のできる限り細めに切って、
ゆずきりは季節ものと言うこともあって、年に1回か2回しか打たないのですが、まあまあ、上手くできたほうだと思います。
さっそく、茹でて、まずは冷たい蕎麦で。
ほんのり、ゆず色に色付き、透明感のあるそばがきれいですね。
ゆずの実のかけらが・・・・ 写真には写りませんでした。 (^^;)
さっそく、いただきます。
一口食べると、口の中に広がるゆずの香りは、ゆずきりならではのものです。
変わり蕎麦と言われるそばの中で、ゆずきりが自分は一番好きですね。
二杯目は暖かいそばにして。
ゆずの香りを邪魔しないよう、脂の強くない若鳥のむね肉、それにネギを入れて。
冬本番のなり、ネギも甘さを増して、美味しい季節になりましたね。
『ご馳走様でした』
手前蕎麦ですが、『美味しかった』 (^o^)
今年の冬至は12月22日の火曜日ですが、少し早めに、残ったゆずは風呂に入れて、”ゆず湯”にしました。
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