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手打ち蕎麦おかむら [蕎麦]

ときどき、特に行く店を探すでもなく”食べログ”をながめていることがあります。

以前”神奈川県”→”そば”で高い評価を受けている店が隣の逗子市にあるのを見つけました。
その蕎麦屋さんの名前は”おかむら

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今日は自宅仕事で、ひるどき少し余裕ができたので、行ってみることにしました。
”手打ち蕎麦 おかむら”は、逗子の高台にある住宅街の中にありました。

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戻り梅雨に濡れた庭の草木の緑が映えます。


注文は、ざるそば と 田舎そば。(もちろん一人です。(笑))


今日は平日で小雨、昼ちょっと前に入店したこともあり、そして、日食の影響もあってか、先客一組、自分が入店した後にもう一組と空いていました。


まずは、ざるそばが運ばれてきました。

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蕎麦はやや細めに、ピシッと均一に打たれています。
量は少なめ?と思いましたが、重ねて蕎麦は盛ってあり、標準的(?)な量だと思います。


「さっそく、いただきます」

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味・香りとも普通です。”普通”と言う表現は誤解を生みますね。
”中庸”と言った方が良いのかな。
もちろん、美味しいです。

ここよりも味が濃い蕎麦を出すお店もありますが、濃ければ良いと言うものでもなく、どの程度の味のものを提供するかは、店の方針だと思います。
また、蕎麦のコシも、必要以上に固くなく、なめらか、のどごしを重視した固すぎない蕎麦です。
特に書いてありませんが、十割そばではなく、二八くらいの蕎麦だと思います。

つゆは、濃いめで、甘みがおさえられた、飽きのこない味です。

ちなみに、このおかむら、蕎麦打ち名人と呼ばれている広島達磨の高橋邦弘氏の系統(?)のお店らしく、ときどき高橋邦弘氏が訪問してそば会を開いているようです。
そのため、達磨の蕎麦(http://www.torikama.com/20060119-LUNCH.html)や
しながわ翁(http://www.torikama.com/20070310-lunch.html)の蕎麦に通じるものを感じます。

続いて、田舎そばが運ばれてきました。

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田舎そばは太めに打たれた黒めの蕎麦です。

粉は細かく挽かれているようで、粗挽きのざらつき感はなく、なんとなく、ヌメッとした感じです。
好みが分かれるところだと思いますが、自分は田舎蕎麦は、粗めに挽かれたざらっとして食感の蕎麦が好きです。

やはり、翁系の蕎麦は普通のせいろ(ざる)がいいですね。(個人的な好みですが)

翁系の蕎麦は、とんがったところが無く、逆にダメなところもない、優等生の蕎麦だと思います。
そのため、悪く言えば、刺激が少なく、面白味のない蕎麦と正直感じることもありますが、これだけの完成度の蕎麦を¥800で提供していることは凄いことだと思います。

最後に、別製の蕎麦湯

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ものの3分ほどでパッパと食べてしまう蕎麦に対して、とろとろの蕎麦湯が、時間をゆっくりと流し、ほっと落ち着かせてくれます。

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ご馳走さまでした。
美味しゅうございました。
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