今日の昼食は、『田舎そば』 [蕎麦]
新そばの季節が終わり、晩秋に収穫されたそばの実が、年を越え新年になると、成熟が進み甘みが増えてきます。
今は一年で一番そばが美味しい時期だと、自分は思っています。
(自宅でそばを打つとき、水道の水でそばを洗います。一年で一番水温が低い今の時期が一番そばが締まります)
自分は普通のそばが好きですが、時々、野性味あふれる田舎そばを無性に食べたくなることがあります。
そんなわけで、今日の昼食は、自宅で田舎そばを打ちました。
そば粉も、事前に買っておいた、田舎そば粉(柿沼製粉製)
茨城の筑波山周辺のそば粉です。
そば粉は、そば殻を取らず挽いたもの。
黒いつぶつぶ(そばの皮)が見える、粗挽きです。
これを、つなぎを入れずに十割で打つことにします。
色が黒いですね。
加水率は51%ぐらい。 かなり固め。
もう少し、水を加えた方が良さそうでしたが、田舎そばで、細く切ることもないので、割れるのを覚悟であえて水は少なめに。
伸していく途中、予想通りヒビ割れが出てきました。 (^^;)
誤魔化しながら、伸ばしていたら、四角ではなく、いびつな格好に。(笑)
田舎そばらしく、太めに打ちました。
(写真の右端は、麺帯の端なので、気にしないでね ^^;)
で、茹でます。
茹で上がって、ビックリ。 蕎麦が真っ黒だぁ!
イカスミを混ぜたみたい。(笑)
さっそく、いただきます。
田舎そばは太くて固いので、普通のそばのようにツルツルっと食べられません。
口に運んで、グワシグワシと噛んで食べます。
噛んで食べると、そばの香りと甘みが口の中に広がります。そばの実を食べているような・・・。
普通のそばも良いけれど、たまには田舎そばも良いなぁ。
もう少し、そばの殻のエグミが感じられるかと思いましたが、意外にもありませんでした。
ご馳走様でした。
手前蕎麦ながら、美味しゅうございました。
最後は、蕎麦湯でまったりと。
おお!ソバ美味そうですね。
しかも蕎麦湯まで頂いて・・・w
田舎そばは太いのが常識なんですね。
勉強になりますなぁ(´∀`)
by 機械魂@クドー (2010-01-27 21:36)