三沢に行く。【2021年9月24日(金)】 [バイク]
10月の26日(火)から仕事で北海道の釧路市を訪れています。
11月に入り、晩秋と言うより冬が顔をのぞかせはじめました。
釧路はそれほど雪が降る地域ではないそうですが、早朝はボチボチ路面が凍結する季節になります。
では、今日の記事に。
13:05 遠野から
今日はバイクで昼に岩手県の遠野までやってきました。
遠野では、昼食にジンギスカンを食べました。
午後からは、ここ数年 夏のロングツーリングのパターンで青森県の三沢に向かいます。
13:16 遠野で給油
昼食を食べたら、shellでガソリンを給油。
この先の八戸までルート上に shell のスタンドが無かった様な。
でも、来年も同じルートを走るとしたら、shell はアポロステーションになっているはずなので、shell のスタンドをつないで行くツーリングも今年が最後になるのかな。
13:30 29℃
暑いですね。
バイクに貼り付けた温度計は1~2℃くらい高めに温度表示されますが、それを考えても暑い。
昨日が秋のお彼岸だったんですけどね。
(この記事は、今北海道の釧路で書いています。 11月初旬ですがここ2~3日の最低気温は 2℃でした。 季節の移り変わりを感じます。)
13:36 黄金色
ガソリンを入れたら、遠野の市街地を離れ国道340号線を北上します。
遠野盆地は黄金色に彩られています。
綺麗ですね。
自分が毎日ご飯を食べられるのも、農家さんのおかげです。 感謝。
13:37 遠野ストレート
遠野の市街地を抜ける(自称)遠野ストレート。
気持ちよしす。
この辺りの田んぼは、まだ緑が残っていたりします。
13:53 改良された340号線
遠野の市街地を離れ山間部に入ります。
この先、国道106号線とぶつかる宮古市の川井地区までは国道340号線の単独区間です。
この区間は、以前は酷道でしたが、ここ数年でほぼ改良も終わり道幅は広くなり、線形は緩くなって走りやすくなりました。
実際、以前は大型車は通り抜けできませんでしたが、今は狭隘区間だった立丸峠をパスするトンネルによって通行することが出来る様になりました。
この区間は交通量は少なくて、リッターのスーパースポーツバイクでも走りやすいです。
走りを満足しようとすると、かなりの高速区間になってしまいますが。
13:57 里の駅おぐに
立丸峠直下のトンネルを通過すると、遠野市と宮古市へと入ります。
バイクを走らせていると右手に道の駅らしい施設がありました。
施設は道の駅ではなくて”里の駅おぐに”。
小学校の校舎を利用した様です。(ホームページ調べ)
令和元年の7月にオープンしたみたいで、今まで2度ほど前を通過していますが、気が付きませんでした。
今年は、右肩が痛くてペースが上げられないこともあって、周囲に目が行くんでしょうね。 (ーー;)
14:03 小国川に沿って
里の駅おぐにを過ぎると、国道340号線は小国川を縫うように走ります。
小国川はこの先、国道107号線とぶつかる河合地区まで併走し、閉井川に合流して宮古湾にそそぎます。
14:05 国道106号線との重複区間
国道340号線を北上し、国道106号線との交差点のある宮古市の川井地区までやってきました。
ここを左折すると盛岡市に。
自分は、右折して国道106号線との重複区間に入り、一旦三陸の海岸方面に東進します。
14:10 三陸を結ぶルートは
この数年間で一番ルートに変化があったのは、この国道106号線との重複区間ではないでしょうか。
2018年の9月に走った時は、国道106号線は閉井川沿って走る国道でした。
その後、復興支援道路として宮古盛岡横断道路の建設が進んで、この先の茂市までの区間、ほとんどが整備された自動車専用道に置き換わりました。
14:11 トンネルに置き換わる
整備された区間のほとんどはトンネル。
トンネルと閉井川を横断する橋で構成されています。
正直、バイクで走るのには退屈です。
国道106号線との重複区間ですが、国道340号線の魅力が少し下がりました。
14:17 茂市のインターで
自動車専用道を東進して、茂市の市街地に出るインターまでやってきました。
国道340号線を北上するには、このインターを出て岩泉方面に進みます。
14:26 バイパス化によって
インターから出ると、国道340号線に入る交差点にファミリーマートがあるので、ちょっと休憩します。
自動車専用道ができたことによって、この旧国道106号線との交差点もすっかりクルマの台数が減りましたね。
このファミマはまだいいとしても、奥に建つ”十割そばのたからや”は、お客さんが激減していることだと思います。
バイパス的な道路が建設されることに依って、地域経済や文化も大きく変わります。
14:36 岩泉方面へ
茂市のファミマで休憩した後、国道340号線の単独区間に入り岩泉方面を目指し北上します。
14:49 残る狭隘区間は
茂市を出て、しばらくはセンターラインがありますが、先に進むとセンターラインの無い、1.5車線の対面通行の区間に変わります。
この先の岩泉で国道455号線と合流するまでの区間で押角峠を越える前後は、いわゆる酷道と言われる改良されていない区間が残っていた路線です。
14:51 押角トンネル
340号線を北上し、押角峠に近づくと狭隘な押角峠方面に進む道は付け替えられて、去年は建設中だった新しい押角トンネルが開通していました。
14:52 トンネルの中で
押角トンネルに入りました。
写真を撮ってみたけど、暗くてピンボケになっちゃいました。
新しい押角トンネルは、昨年令和2年12月に開通したそうです。 お初。
トンネルの延長は3kmあまりで、長いトンネルです。
今までの峠区間が6km以上ありましたが3kmほど短縮されて、所要時間も15分ほど短縮されるそうです。
これで、国道340号線に残っていた酷道区間も残念ながら消滅しましたね。
あの峠にあったレンガ積みの男鹿戸隧道(おしかど ずいどう)はいい風情だったんですが・・・・・。
でも、今後あの酷道の峠道を走るかと聞かれれば、答えは”NO”。
一旦、主要道路から外れた道は、交通量が激減して、路面に苔が生えたりして危ないですからね。 転んでも誰も(助けに)来ないし・・・・。 (-_-;)
14:54 遺構
押角トンネルから少し北上すると、旧JR岩泉線の橋梁の遺構が現れます。
岩泉線は2014年に廃線。
去年、走った時は国道の両脇に橋脚が残っていて、上に橋梁が架かっていましたが、撤去されましたね。
これでJR岩泉線が復活する可能性が無くなった、と言えるでしょう。
15:06 岩泉町で
途中から安直な名前の”大川”に沿って国道340号線の北上を続け、国道455号線との重複区間が始まる浅内下先祖畑(あさないしもせんそはた)の交差点までやってきました。
この交差点は直進、国道455号線との重複区間を西走し、盛岡、葛巻方面を目指します。
15:16 国道455号
国道455号線との重複区間を盛岡方面に向けバイクを西走させます。
盛岡市などがある内陸部と三陸の沿岸を結ぶ国道は、それなりの交通量があります。
でも、ここ国道455号線は、他の国道と比べると交通量は少なめかな。
曇ってきたね。
15:17 葛巻に向けて
国道455号線との重複区間もこの先の交差点で終わります。
この先の交差点で右折して、国道340号線の単独区間に入り葛巻方面に向け北上します。
15:17 八戸まで
国道340号線の単独区間に入り北上します。
葛巻まで32km、八戸まで 103km。
昼前に走り出した国道340号線、陸前高田の交差点からまだ半分よ。(笑)
15:52 ちょっとだけ
岩泉町の国道455号線との重複区間から先国道340号線の単独区間を北上して30分ほど、葛巻町の国道281号線との交差点前やってきました。
道路標識にしたがい、この交差点を右折して国道281号線との重複区間に入ります。
岩泉町からここまでの国道340号線は途中にあるGPSのデータをみると標高は650mほどの国境峠を境に葛巻町に入ります。
峠には、峠の名前を表す看板等はなくて、葛巻町との町境看板がある場所が国境峠になります。
国道は自分の記憶が正しければ全線センターラインのある片側1車線の対面通行の国道です。
国境峠の前後は、いくつかの中低速コーナーがあり、ライディングを楽しむことができます。
その他の区間は、曲がりの浅い大きなコーナを直線で結んだ様な線形で、バイクをクルージングさせるのを楽しむことができます。
15:53 重複区間最短
国道281号線との重複区間は超短い。(笑)
重複区間長は 1kmほど。
1分もあれば通過しちゃいます。
国道340号線の重複区間で最短かな。
この先の交差点を左折して単独区間に復帰します。
15:55 雲が
国道281号線との重複区間から離れちょっと北上。
前上の空は晴れていますが、右手前方の山に雲がかかっています。
「降られそう。(^_^;) 」
16:01 逃げられる?
さらに5分ほど走ると、辺りがガスってきました。
路面もちょっと湿り気味。
「逃げられないかなぁ~。」
天気予報だと、今日は降らないハズなんだけど。
16:03 雨
降られちゃいました。(-_-;)
仕様がありません。
停まって、カッパ着ます。
この先雨が止まなかったら、ルート上にある九戸インターから八戸自動車道に上がることにしましょう。
16:28 九戸インターから
雨が降り始めて30分弱。
九戸インターまでやってきました。
その間ずっと降りっぱなし。 止む気配はありません。
ツーリングの出発前に、新品のタイヤを入れたこともあって、雨の中でも安定のグリップでしたね。
この先、雨の中 国道340号線を走り続けても楽しくないので、九戸インターから八戸自動車道に上がり、三沢にダイレクトにアクセスすることにします。
16:28~ 雨の高速道路を
九戸インターから八戸自動車道に上がり、三沢を目指して北上します。
前回までは、八戸北インターで下りて下道で三沢に向かいましたが、一向に雨が止まないので、そのまま第二みちのく有料道路を使います。
これが失敗。 大失敗。(>_<)
第二みちのく有料道路って、ETCカードが使えません。 ETCのゲートもありません。
あるのは有人の本線料金所。
「ここでETCを精算するので、ETCカードを出して下さい。」って
GSX-RのETC車載器は、リヤのシートの下。
土砂降りの雨の中、リヤに付けてあるシートバックを外して、リヤシートを外して、ETC車載器からETCカードを取り出して、ここまでの八戸自動車分を精算。
その後に、カッパの中から現金を取り出して、第二みちのく有料道路分の料金を現金払い。
支払いが終わったら、シートにシートバックを取り付けて、ようやく走り出すことができました。
その間、15分くらい料金所の脇に停まってましたよ。
雨に濡れて寒いったらありゃしない。
もう雨が降らなくても、バイクで第二みちのく有料道路は使わないよ!
八戸北インターで下りて下道走った方がよっぽど早いね。
17:33 三沢に到着
第二みちのく有料道路を走っている間にスマホのバッテリーが切れました。
の意味は、google map のナビが使えなくなりました。
そこからは標識にしたがって”三沢十和田下田インター”で下道に下りて三沢の市街地までやってきました。
もう、今日は帰れないね。
仕様がないので三沢に泊まります。(いうまでもなく確信犯です)
駐輪場がチャリンコで一杯だったので、駐車場の端階段の下にバイクを駐めます。
寒いったら、ありゃしない。 昼間の暑さはなんだったんだ。
17:33 本日の走行距離
本日の走行距離は
30,242 - 29,494 = 748 km でした。
自宅から出発するよりも、100kmほど短いですね。
途中、九戸から高速もつかったしね。
それでは、ちゃっちゃとチェックインして、暖かいお風呂に入りましょう。
(つづく)
朝方や夕方は冷えますよねぇ
真夏に1度福島に行ったことありますが
寒くて死ぬかと思いましたよ
バイクって冷えますよねぇ
by (。・_・。)2k (2021-11-04 23:57)
30年近く前にGPZ400Rで友人の知人が経営する民宿に泊まり、遠野へ車で連れて行って貰いました。
沿岸部は大震災の津波で壊滅だったみたいですが、今は復旧した...かな?
各地に点在する酷道は、ある程度交通量のある道は改良が進んでるみたいですねー。
by Rifle (2021-11-06 09:19)
(。・_・。)2k さん、いつもコメントありがとうございます。
雨はダメです。
若い頃はまだ平気でしたが、歳を取ってからは体力を奪われますね。
by Rカマタ (2021-11-08 00:44)
Rifle さん、いつもコメントありがとうございます。
三陸の沿岸は復興したと言うか、新しく造り変えられた感じです。
沿岸の海抜の低いところは、広大な空き地になっていて、なんとも言えない感覚になります。
by Rカマタ (2021-11-08 00:46)