蕎麦と椀がきと [蕎麦]
3月11日金曜日、東北地方太平洋沖地震が発生しました。
神奈川県横須賀にある自宅では、今回の地震による被害はありませんでした。
先週末はテレビから流れる震災情報に釘付け、流石にそばを打つ余裕はありませんでした。
震災から1週間が経ち、被害がなかった当地では、落ち着きを取り戻しつつあります。
ただ、報道でも周知のように、買い占めや流通不良による日用品の品不足、ガソリン不足が当地でも続いています。
ガソリンなどの物資が不足している現状、気軽にバイクで出かけるわけにも行かず、自宅で省電力、静かに生活しています。
そんなわけで、今週はいつものように昼食は家でそば打ち。
蕎麦粉は今週、長野から取り寄せたもの。
高山製粉の八ヶ岳。 過去に何度か使ったことのある蕎麦粉です。
取り寄せる前にくろねこヤマトに確認したところ、長野県からの取り寄せならば、物流の負担にならないとのことで、お取り寄せ。(恐るべし物流能力)
時々取り寄せをしている茨城の製粉会社は、宅配業者が取り扱いできないと言うことで、週の前半は宅配中止でした。 (今週の後半になって、宅配の取り扱いを再開したようです)
次回は、茨城から取ろうと思っています。
打った蕎麦は、1枚目は定番のせいろで。
平成21年、長野のそば粉は、災害の影響もあったのか、あまり出来が良くない様に感じましたが、 今食べている平成22年収穫の蕎麦はとても味が濃く美味いですね。
2枚目は、暖かい蕎麦にして。
出来合いの、かき揚げをのせて。
かき揚げから出た油が、そば汁に溶け出して、これも美味い。 温かいそばの王道。
ご馳走様でした。
今週も普通に食べられることに、感謝。 <(_ _)>
そして今週のおまけは、椀がきの作り方。
椀がき。 普通の人はあまり聞いたことがないと思いますが(自分も普通の人ですが・・・)、そばがきの簡易版みたいなものです。
そばがきは、大雑把に言えば、そば粉に水を加えて、鍋に入れて加熱して練って団子状にします。
椀がきは、お椀にそば粉を入れておいて、そこに熱湯を加えて、ぐるぐるかき混ぜるだけ。
今回の震災の様に、カップラーメンさえも手に入らないときに、代用食になります。
さて、その作り方(と言うほど大袈裟なものではありませんが)
用意するもの、そば粉 80g。
写真は、1合(180cc)のカップ。 軽く1杯で、約80g。
それに、熱湯100cc くらい。 1合(180cc)のカップに大体六分目。
お椀に、そば粉を入れておいて、熱湯を一気に注ぎます。
そして、すぐに箸でぐるぐるかき混ぜる。だけ!
椀がきの出来上がり。
そば粉80gにお湯100ccで、約180gあるので、軽く茶碗一杯分のゴハンと同じ量です。
これに、醤油 もしくは そば汁などをつけて食べる。 トッピングに海苔、わさび、かつお節、七味とうがらしなんかをかけて食べるても、美味しい。
しかも、熱があまりはいっていないので、蕎麦の味・香りが十分に楽しめます。
これだと、米や小麦製品と違って茹でる必要がないので、カップ麺と同じように沸騰したお湯さえあれば食べることができます。 燃料に余裕がないときは、効率が良いです。
また、呑んだ後、小腹が空いているときなんか、ちゃっちゃと出来てお薦めです。 (メインはこっちかよ!)(笑)
この椀がきは、母方の今は亡き父親が好きだった。と言うのを聞いたのは自分でそばを打つようになってから。
そばは、米や小麦粉と異なり、火がとおっていなくても消化できるので、少々生でもお腹を壊すことはありません。
ただし、石臼引きのそば粉の場合、夏場常温保管をすると虫がわくことがあるので注意です。
<(_ _)>
昼食後、横須賀市内の知人のところに、無駄なガソリンを使わないためスクーターで地震後のご機嫌伺いに行ってきました。
地震のときは、みんなビックリしたようですが、特に被害はなし。(安心 (^_^))
帰り道に、(早咲きの)桜が咲いていたので、写真を一枚。
来週末には、南関東では本格的に桜が咲き始めそうです。
そして、横須賀港にはひゅうが型護衛艦 DDH182 いせ が停泊。
今回の震災において緊急事態発生時に対応するべく待機中。
同じく横須賀港を母港とする海上自衛隊の輸送艦 おおすみ は、19日の今日、救援物資を積んで仙台塩釜港に接岸しました。
また、いせの向こう側には、米軍の空母ジョージワシントンが停泊中。
姉妹艦のロナルド・レーガンは福島県沖の太平洋上で災害支援のため展開中。
このジョージワシントンが出航する事態が起きないことを願うばかりだ。
山の幸 蕎麦【家蕎麦】 [蕎麦]
ここ1ヶ月ほど蕎麦ネタのブログを書いていませんでした。 (^_^;)
『最近、蕎麦飽きたんじゃない?』なんて声が聞こえてきそうですが(ナイナイ!)、相変わらず毎週の様に蕎麦は打ってます。(^^)
でも、個人としての限界か家で打つ蕎麦もネタが尽きた。 自分なりに一通り作っちゃった感じがするので、『あえてブログにするまでもないかな?』 なんて思ってブログは書いてませんでした。
まあ、他のネタがあったと言えば、あったのもあるんですけどね。
で、久しぶりの蕎麦ネタ。
毎度の家蕎麦で、1枚目はせいろ。
『めんどうだから、写真使い回してるんじゃない?』なんてことはありませんよ。
今日の昼に打ちました。
2枚目は、暖かい蕎麦で。
山かけに、干し椎茸とマイタケを入れて、山の幸 蕎麦。
干し椎茸からいい出汁が出て、美味い! マイタケはそのまま蕎麦つゆに入れて煮込みましたが、最初に少し油で炒めた方が、風味が出て美味いかも。
皮付きの鶏モモなんかと一緒に炒めると、鶏の脂でより風味が。 今度やってみよう! (^_^)v
と言うことで、ご馳走様でした。 <(_ _)>
昼食後は天気が良く、暖かかったのでガレージからバイクを引っ張りだし。
元旦ツーリング以来、2ヶ月ぶりにR1のエンジンをかけて暖気、エンジンにオイルを回して。
タイヤのエアーをチェック。 2ヶ月も放っておくと、少しエアーが抜けていました。
冬場、あまりバイクに乗らなかった人は、タイヤのエアーに注意! ですね。
きのこそば【家蕎麦】 [蕎麦]
2月4日の立春を過ぎ寒さも峠を越し、少しだけ寒さが緩んだ感がある今週末です。
元旦ツーリング以降2月下旬までは、例年ツーリングにもまず行かないので、ホムペネタ、ブログネタも欠乏気味です。
そんなわけで、「ネタがなければ蕎麦を打て!」 と言うことで、今週末はも蕎麦を打ってみました。
最近、平日の帰宅時間がわからないので、夕食の準備をしてもらうのはパス。 土曜の晩は一週間ぶりに自宅で夕食。 鍋を食べました。
鍋をした食材の残りで、キノコ類が余っていたので、今日の昼食はキノコ蕎麦を作ってみました。
シイタケ、ナメコ、エノキにシメジ、4種類のキノコ。 油で軽く炒めた後、濃いめのそば汁で延ばして、カタクリ粉でとろみを付けて、暖かいそばにのせて。
ちょっと多めに七味をかけて、いただきます。
七味の唐辛子も相成って、体が温まります。 (^o^)
もう一枚は、もりそばで。
水道の水が冷たいこの季節。 蕎麦もしっかり〆まります。
蕎麦の美味しい季節です。
最後は、そば湯で〆て。
ご馳走様でした。 <(_ _)>
やっぱ鴨かも。【鴨せいろ】 [蕎麦]
12月も中旬を過ぎ、温暖な南関東にも本格的な冬の気配がやってきました。
先週は、冬の変わり蕎麦の代表、柚子切りを打ちました。
今週の昼食は、冬になると脂が乗って美味しくなる鴨。 と言っても冷凍ですが。 (^_^;)
さっそく、昼食前に横須賀中央にあるデパート、さいか屋(話題がローカルですね。笑)の地下にある精肉店に行って鴨肉を購入。
これで、約200g。 グラム¥650 で¥1,365(消費税込み) たっ高い!(汗)
と言っても、鴨せいろに使う鴨肉は1人前60gぐらいなので、1人前約400円。
まあ、年に1、2回のものなので。
そば屋さんの鴨せいろが高いのも、うなずけます。
作り方は、毎年書いているので、省略。(ちなみに去年。)
蕎麦は、高山製粉の蕎麦粉”縄文”を二八で打ちました。
さっそく、『いただきます!』
『あ~ぁ。旨い! やっぱ鴨は美味いなぁ。』
自分は種物のそばは、鴨が一番好み。
脂分がほとんどない蕎麦に、脂分が豊富な鴨は絶好の食材だと思います。
蕎麦粉も味が濃い縄文なので、鴨の強さに負けていませんね。
ネギも甘みが出て、美味い。
ごちそうさまでした。 満足満足。 (^o^)
柚子をいただきました。【柚子切りそば】 [蕎麦]
このブログで隣の家の柚の木をうらめしそう語っていたら、K2Yのメカニックの藤巻さんから、『柚子要りますか?』とメールが10日の金曜日の夜にありました。
即答で、『要ります!』
そして、11日の土曜日、バイクの整備もあったので、K2Yに行って、柚子をもらってきました。
土曜の深夜に帰宅して、今日12日朝起きると、隣の家からも柚子のお裾分けが!
柚子だらけ~。(笑) ※ トマトは市販品です。(笑)
藤巻さんからもらって柚子は大きくて香りが強い。 柚子は大きい方が香りが強いようです。
柚子は置いておくと、どんどん香りが飛んでいってしまうので、さっそく、今日の昼食は、一番大きな柚子で柚子切り蕎麦を作ることにします。
柚子は、まずは洗って、出来るだけ目の細かいおろし金でおろします。
おろすのは、皮の部分だけ。 皮の裏の白い部分は苦みがでるので、下ろさないように。
ペースト状の柚子ができました。
柚子はたくさんあるので、ケチケチしないで使います。 (皮を取った柚子は、風呂に投入!)
蕎麦粉。
柚子切りに使うのは、御膳粉と呼ばれる、蕎麦の実の中心部分の粉。
お酒で言えば、大吟醸ですね。(笑)
御膳粉 250g につなぎの中強力粉 50g の合計300g で約3人分。
まずは、御膳粉 250g に熱湯 165cc (粉の全量の55%)を加えます。
普通の手打ち蕎麦の場合、香りが飛んでしまうので、水でそばを打ちます。
でも、そばの実の中心部分だけの御膳粉の場合、デンプン質がほとんどないので、水ではつながりません。(水で打つ、達人もいるようですが、自分にはとてもできません)
そのため、御膳粉に熱湯を加えて糊状にして、それをつなぎにして、そばを打ちます。 (昔の人は賢いね!)
御膳粉に熱湯を入れて、最初は熱いので、箸でかき混ぜて。
温度が下がったら、手で混ぜます。 『熱っ! (>_<)』
ある程度混ざったら、ここで、中強力粉と柚子のペーストを加えて、混ぜます。
混ぜたら、こねて。
玉にして。
のして。
切って、柚子切りが出来ました。
これをたくさんのお湯で45秒ほど茹でて。
水で〆れば、出来上がり! (^o^)/
そばの中に柚子片がきれいに混ざってますね。
柚子の香りが立ち、やっぱり柚子切りはその香りが命。
さっそく、いただきます。
一口含むと、口の中一杯に柚子の香りが。
この柚子は甘みも強いですね。
さっぱりした、味は御膳粉ならでは。
年に1度か2度打つ柚子切りですが、これを食べると、年の瀬を感じますね。
ごちそうさまでした。 (^o^)v
手前味噌ならぬ、手前蕎麦ですが、美味しかった。
藤巻さん柚子ありがとうございました。
小さい文字で書いちゃいますけど、『来年も柚子よろしくね!』(笑)
残った柚子は母親がマーマレードを作る様です。
さて、このブログですが、管理のページを見ると、”記事数 301”。
使っている容量が約100メガでした。
このソネットのブログは1ギガ(=1,000メガ)なので、まだまだ余裕。 それなので、今日から写真を大きくしてみました。
味が濃い【蕎麦粉 縄文】 [蕎麦]
外出しない休みの日の昼食は蕎麦。
家族から、『頼むから、外出してくれ!』と言われるまで、外出しない休みの日は蕎麦を打ち続けます。 なんて言うのは、冗談です。(笑)
でも、今日の昼食も蕎麦。
先日、ネットで購入した信州の蕎麦粉ですが、1袋目の”八ヶ岳”が終わりました。
今日は、他の種類の蕎麦粉”縄文”を打ちます。 同じ、高山製粉の蕎麦粉です。
縄文のうたい文句は、「甘みを増すために霜に当ててから収穫した玄ソバが原料。挽き割りを大型石臼製粉。粗挽きで、少し黒め、黒い点々が飛ぶ、田舎風のそばに。生産者名を明記。」と言うことです。 (HPから転載)
霜を当ててから、収穫すると蕎麦の甘みが増すんですね。 知りませんでした。 (>_<)
能書きはさておき、そばは三立てと言います。 ので、さっさと打って、さっさと茹でて、さっさと食べます?
十割の蕎麦粉に最初35%位水を入れ、水回しをして、そのあと加水したら、完全に入れすぎました。
入れた水を計ったら45%位でしたが、完全に多加水。 ベト付きがでました。(笑)
まあ、見なかったことにして、とりあえず麺体に。 (-_-;)
(趣味の蕎麦も5年も続けていると、誤魔化すのは上達しますね。(爆)
とりあえず、それっぽく、出来上がり!
注:かき揚げは出来合いです。
「ああ、確かにうたい文句どおり、色はやや黒めで、星が入ってますね』
さっそく、 『いただきます!』
これは味が濃いですね。 (@_@)
ここまで蕎麦の味が濃いと、蕎麦単体で食べるには良いですが、天ぷらなどと一緒に食べると、天ぷらが負けてしまいそう。バランスが難しいですね。
蕎麦自体も、ぬかった感じはありませんが、粗挽きらしく、少しザラッとした感触が舌にきて、少しコキコキした食感です。
このあたりは、つるっとした蕎麦が好きな人もいますし、ザラッとした蕎麦が好きな人もいるので、好みの問題になります。
嫌いではありませんが、自分としては、いつも食べる標準の蕎麦とはなりません。
例えるならば、確かに、炊き込みゴハンとかは美味しいですが、やっぱり毎日食べるのは白米って言う感じです。(わかるかなぁ)
それでも感動的な蕎麦粉だとは思います。 こうゆう蕎麦を自宅で食べることができる蕎麦粉は凄いね。
2杯目は、天ぷら蕎麦にして。
十割で加水量が多い蕎麦を暖かくしちゃ基本ダメだとは思いますが。
「ああ、やっぱり。」
しばらくすると蕎麦が”くたっ”として、蕎麦雑炊っぽくなってきました。 (^^;)
この”縄文”は、自分としては、きっちり冷水で〆て食したい蕎麦粉ですね。
美味しかった、家蕎麦、手前蕎麦。
『ごちそうさまでした』
胃にやさしく 山かけ蕎麦 [蕎麦]
今週、26日の金曜日は新宿のやま小屋で飲み会。
やま小屋は以前にこのブログで取り上げているので、省略。 呑むのに集中します! (^0^)/
で、結果、帰りの山手線は爆睡!
京急の終電が終わって帰宅できず、 「とりあえずカマタの」カプセル。 (=_=)
(去年とまったく同じパターンだ!)
どうやら、自分の帰巣本能は、”蒲田”でインプットされているらしい。 (-_-;)
カプセルに泊まって、帰宅した27日 土曜日。
夕方から根岸線の港南台へ。
以前から約束してあった、懇親会に参加。
お店は初めてのお店で、期待して行かなかったんですが、予想に反して美味しかった。
特に、カワハギ。 これから冬にかけて、肝が大きくなります。 カワハギの肝は旨いよね。
流石に、二日連チャンだったので、9時には早々に引き上げました。
と、言っても、6時から呑んでましたが・・・・・ ^^;
前置きが長くなりましたが、そんなわけで、今日28日 日曜日は9時過ぎまでゆっくり寝て、朝食は抜き。
昼は家蕎麦です。
前回、蕎麦を打ったとき、上手く四角く(四つだし)出来なかったので、写真をパスしました。
今回は、まあ、自分の実力だと下の写真くらいでしょう。(汗)
前回は、十割でしたが、今日はつなぎを二割入れた二八。 割れにくいからね。
本当は、右上がもっときちっと角が出来れば良いんですけど・・・・・。
やっぱり、1枚目はざるで。(器はざるじゃないけど)
まあ、ちょっと太さにバラツキが・・・。 二連チャンの飲み会で、少々集中力がありませんね。
まあ、皿に盛ったのも、ざるを出すのが面倒くさいと言う、単純な理由です。ハイ。
二枚目は、胃にやさしく、山かけで。
下ろした山芋に卵白を混ぜて、黄身は月見にして。
疲れた胃にするするっと入っていきます。
水道の水が冷たくなるこの季節。 蕎麦もしっかり〆られるので、この時期から家蕎麦も美味くなりますね。
山かけ蕎麦を食べて、午後には体調も復活しました。
今日は小春日和、ここのところバイクに乗っていないので、ちょこっと近場までバイクを乗ってきます。
信州の新蕎麦 [蕎麦]
11月も後半になり、隣の家の柚の木がしっかりと実を付け始めました。
今年は猛暑の影響か向こうの柿の木も豊作です。
逆に、10月まで続いた猛暑の影響で本州の蕎麦の収穫は遅くなっているようです。
11月に入り、信州方面の新蕎麦の便りも聞くようになりましたが、しっかりと実を付けてからと思い、少し待って先週末に蕎麦粉をネットで注文しました。
今日(23日)、蕎麦粉が届いたので、昼食は当然、そば。
10月はじめに北海道産の新蕎麦を注文したのですが、それから2か月近くあいだが開いてしまいました。
蕎麦粉は、諏訪にある高山製粉の”八ヶ岳”。
つながりやすい、素人の自分にも打ちやすい蕎麦粉です。
せっかくなので、つなぎなしの十割で打ってみます。
蕎麦粉300gに、南アルプスの天然水 を 135cc。 加水率45%で。
ちょっと、水を入れすぎた感じ。 (^^;)
とりあえず、まとめて玉にして・・・・(いびつ~)
丸く伸して。
この後、四つだしして(四角く伸して)
イマイチ、きれいに四角くならなかったので、写真はナシ! (^_^;)
四角く伸したら、たたんで、切って。
今年は、包丁を研ぎに出したので、良く切れます。 (^^)
(腕より、道具だな!)
早速、茹でていただきます。
まず1枚目はせいろで。
流石に新蕎麦らしく、薄いうぐいす色。(写真ではわからないね)
それでは、『いただきます!』
『あ~。やっぱり、新蕎麦、香りがあって美味いなぁ。』 (^O^)
この八ヶ岳、特徴としては、土臭さはなく、洗練された蕎麦ですが、味もしっかりしていて美味いですね。
正直、去年は国産蕎麦全般が不作と言うこともあり、味もちょっと落ちていたような気がしましたが、これを食べる限り、今年は味は良さそうです。
2枚目は、かけで。
つなぎが入っていないので、温汁の中に長く置いておくとクタクタになりがちですが、意外にくたびれないもんですね。
暖かい汁に温められて、蕎麦は香り立ち、味もしっかりと出ています。
久しぶりの自宅蕎麦と言うこともあり、旨かった。 (^_^)v
『ごちそうさまでした!』
最後は、そば湯でまったりと。
昼食後、隣のおじさんが、先ほどの柿を持ってきてくれました。
写真を撮っていたのを見られたな。(汗)
でも、自分が欲しいのは、柿じゃなくて、柚。
大きな声では言えないけれど ”柚” お待ちしております。 m(_ _)m
北海道の新そば [蕎麦]
ネットで注文しておいた北海道産の新そばが昨日届きました。
今日は自宅仕事だったので、昼食に蕎麦を打つことに。
例年であればウグイス色をしている新蕎麦ですが、今年のは色はかなり白い。
情報では今夏の猛暑で蕎麦も悪影響を受けているらしいです。
香りも、新蕎麦特有の沸き立つような香りはありません。
去年は台風の影響なので不作でしたが、今年は猛暑の影響で不作になるのかな?
一年ぶりの新そばだったので、加える水の量を間違えてしまいズル玉になってしまいした。
蕎麦も米と同じように、新しいものは水分率が多いんですね。(とあらためて認識)
早速いただきましたが、食べてみればちゃんと新そば。
香りもあって、味も新鮮な感じでした。
新そばはまだ北海道産がメインですが、10月末以降に出回る本州の新そばが楽しみです。
横須賀うどん [蕎麦]
『パンが無いなら、ケーキをお食べなさい!』とマリーアントワネットは言ったか、言わでか。
蕎麦粉は無いが、つなぎ用の小麦粉が残っていたので今日はうどんを作ることにしました。
蕎麦のつなぎに使っている小麦粉。 たぶん国内産、もしかしたら、オーストラリア産。
うどんは小麦粉の産地より、讃岐うどんや水沢うどん、近場で(富士)吉田のうどんなど作った地域が名前になることが多い様なので、今日作るうどんは”横須賀うどん”かな。
うどんは3人前弱、小麦粉300g。
これに、小麦粉の45%の水(135g)に5%の食塩(15g)を合わせて、150gの食塩水をつくり、
一般に小麦粉の42~46%位の食塩水を混ぜるらしいので、面倒なので45%(135g)の食塩水を一度に投入。
混ぜます。
そぼろ状になったら・・・・・蕎麦なら、しばらくすると粉自体がまとまってこようとしますが・・・・・
その気配なし。 なので、無理矢理押しつけて団子状にしてしまいます。
で、ビニールの袋に入れて、足で踏みつける!
きたない足ですが・・・・(>_<) そのためのビニール袋です。
踏んだら、寝かす。 (-_-)
夏場は1時間、冬場で2~3時間程度らしい。
とりあえず、今日は昼に食べると言うことで、仕事を始める9時前にここまで作っておきました。
蕎麦は300gくらいであれば、打ち始めて20分ほどで食べることが出来ますが、うどんは寝かさなきゃなんない。
自分的にはこれが面倒。 昼に食べるもんを朝っぱらから仕込むなんて、自分には向きません。
と言うことで、普段うどんはまず作らない。
昼になりました。
寝かしておいたうどんは、粘りのもとグルテンが生成されて、つやつや。
これをもう一度、練って。
そして、玉にします。
ここまでは意外に上手くできました。
そして、伸し板の上で延ばします。
四角くなるよう四つだしをして・・・・
うどんは蕎麦と違って、かなり弾力があるので、延ばすのが大変。
わずか300gの粉から作ったうどん玉ですが、伸すのは力仕事です。 (^^;)
伸したら、4つにたたんで、
切ります。
研ぎに出した蕎麦包丁。 いやいや実によく切れる。 気持ちいい! (*^_^*)
新品の時よりよく切れるかもしれない。
で、切り終わりました。
うどんはくっつきやすいので、十分に打ち粉をして、ほぐしておきました。
そして、たっぷりのお湯で10分ほど茹でて・・・・
一杯目は、茹で上がったうどんに卵を落として釜玉で。
見た目を気にせず、卵をグチャグチャっとかき混ぜて。
うどんの熱で半熟状態になったところで、かつお節におろしショウガ、めんつゆをかけて。
『いっただきま~すぅ。 うっうまっ!』 (^o^)
茹でたら、ちょっと太めになっちゃいましたが、表面はつるつる、腰があって、食べ応えあり。
ほんと、ひっさびさに作りましたが、大成功! (^_^)v
二杯目は、冷水で締めて。
冷水で締めたので、さらに腰が出ました。 (吉田のうどんほどじゃないけど)
めんつゆにショウガと青のりを入れて、つるつるっとね。 (^O^)
久しぶりのうどん。 旨かった。
自分が思うにうどんは、蕎麦みたいに最初のハードルは高くないですが、でも、いつも同じ固さ、同じ食感を出すのは難しいみたい。です。
『ごちそうさまでした』
午後、自宅にauが電波調査にきました。
以前から、電波の入りが悪くて、通話中に切れたりしていたんですが。
最近、自宅に居ることが多いんで、電波調査を依頼しました。
予想通り、かなり電波の状態が悪い様です。 携帯につなぐ外部アンテナを置いていきました。(無料)
「これで、しばらく様子をみてください。」とのことです。
外部アンテナは2.5mのケーブルがついているので、これで自宅における自分の行動半径は2.5mに限定されました。(汗)
あと、2年ほどすると、使用している電波の種類が変わるので、そのときは改善されるでしょう。とのことでした。 ほんとかな。
研ぎ直し【蕎麦包丁】 [蕎麦]
研ぎに出したら、ちゃんと研いでなくて返ってきた蕎麦包丁。
先週研ぎ直し(もちろん無料)をしてもらったら、16日の日に研ぎ直して戻ってきました。
今度は、ちゃんと直線が出ていました。 (^_^)v
試しに蕎麦を打ちたいところですが、蕎麦粉が欠品中です。 (>_<)
ぼちぼち、新蕎麦が出回るころなので、新蕎麦が発売されるのを待っています。
昨年、国内産の蕎麦は例年になく不作だったそうですが、今年はどうかな。
南関東でも夜が過ごしやすくなってきました。
蕎麦と蕎麦包丁 [蕎麦]
先週の8月31日に研ぎに出した蕎麦包丁が、今週8日に戻ってきました。
早速、今日11日の土曜の昼食で蕎麦を打ってみることに。
ところが、手元に普通のせいろそば用の粉が品切れで、田舎蕎麦の粉を使って二八で。
ちょうど、今回で蕎麦粉が切れたので、2009年の蕎麦粉は終了。
北海道産の新蕎麦のニュースもぼちぼち流れてきていますので、次回は2010年の新蕎麦が出回るのを待つことにします。
包丁の切れ味を試すべく、せっかくなので出来るだけ細く。
田舎蕎麦なので、蕎麦は真っ黒!
それでも、がんばって細めに。
蕎麦粉を田舎蕎麦だけにすると、風味はあるんですが、ちょっとねちねちした食感で、自分自身は江戸流の方が好みです。
研ぎ上がった蕎麦包丁は、流石に切れ味は良いんですが・・・・・・
包丁の下の部分が当たるところに切り残しがでます。 (-_-;)
スチールの定規を刃先に当ててみると・・・・
刃元を隙間が出来ないようにスチール定規にピッタリと当ててみると・・・・
刃先に1mm以上の隙間が! (>_<)
これじゃ、ダメだ! ほぼ直線が出てないと蕎麦は切れません。
『いや~ぁ、やっつけ仕事だね。(爆)』
さっそく、研ぎに出したお店に電話をして、研ぎ直しをしてもらうことにしました。
駒込で焼き鳥&蕎麦【ます田】 [蕎麦]
8月31日火曜日、講習会の後の話。
講習会が行われた浅草ビューホテルから歩いて合羽橋へ。 そこで蕎麦包丁を研ぎに出し、またまた歩いてJR上野駅へ。
その後、取引先のお客さんに電話をして、食事をすることに。 JRの駒込まで移動。
選んだお店は”ます田”。 焼鳥屋さんです。
ます田さんは、以前何度か登場した”天ぷら ゆずりは”さんの2軒となりにあります。
以前から、ここに焼鳥屋があることは知っていたんですが、駒込周辺は焼鳥屋が多く、あまり気には止めていませんでした。
今年の7月に、ネットを見ていたら、このます田さんでは手打ち蕎麦が食べられる、と書いてあったので、機会があれば訪れてみたいと思っていました。
お店には先に着いたので、生ビールを飲みつつ、鳥のささみの湯引きを注文。
さっぱりとした鳥のささみに、おろしたての山葵が美味しい。
生ビールを1杯空けるころにお客さんが到着したので、鳥串8本、野菜2本、鳥スープがついたコースを注文。
まずは、あっさりと。 最初に頼んだつまみとかぶってしまいましたが。
さっと炙ったレアーの鶏肉のさっぱり味と山葵のさわやかさが上品な味で美味い。
ハツと・・・・・・ネックだったかな? (^^;)。 は塩で。
焼き鳥の”塩”、”タレ”は肉の種類によってお店の方であらかじめ味付けされて供されます。
写真はありませんが、レバーなどはタレで供されます。
生ビールを2杯飲んだ時点で、日本酒へ。
お品書きの飲み物は基本、日本酒。 焼酎はありませんでした。(もちろん、ホッピーもね(笑))
お酒は、出羽桜、刈穂、十四代、天の戸 など。 十四代は10種類くらいの品揃えがありました。
皮はタレで。
タレは、甘みが強いものの、日本酒にはよく合います。
手羽。
焼き具合が絶妙ですね。 表面は芳ばしくて、中はジューシー。 旨い!
別注のレバーペースト。
ヨーロッパとかでは、比較的よく食べられているようですが、なかなかお目にかかることがありません。 結構好物で、あると注文します。
かなり、軽めに作られていて、これも上品な味。 自分としてはもう少し下品な方が好みです。
焼き物の〆は、鳥のスープ。
胃袋が落ち着きますね。 (^^)
最後は、追加で鳥ポン酢。
さっぱりとして、暑さでバテた胃袋にすんなりと入っていきます。
最後は、今日のお目当て、蕎麦 を注文。
蕎麦は注文してから、ご主人がその場で打ってくれます。
しかも、蕎麦粉十割の生粉打ち。
3人分をお願いすると、小さなボールで水回しをして、器用に1人前ずつ玉にしていきます。
それを1人前ずつ、まな板の上で伸していきます。
器用に伸していきますね。 こうやってやれば、1人前でも伸せますが、言うは安し。
薄く伸された麺体を蕎麦包丁で細く切ります。
かなりの細さですね。
興味津々に覗いているあるじの図
お客さんが撮ったみたいで、たまには顔出し。(笑)
十割蕎麦のできあがり!
早速いただきます。
蕎麦はかなり細めに打たれ、そうめん並みの太さです。
ひとくち、口に入れると蕎麦の香りが口の中に広がります。
この時期にこれだけの香りが・・・なんて、話をしていると、今年の夏蕎麦だそうです。
かなり細かく挽かれた蕎麦粉のようで、味もしっかり。
『やっぱ、蕎麦は美味いな~ぁ』 (^o^)
ごちそうさまでした。 <(_ _)>
美味しかったです。
蕎麦は自分の好みからすると細めですが、それはそれ、それぞれの店の個性です。
3人で、1万6千円ちょっとでした。
それなりの値段がするお店ですが、焼き鳥の品の良さ、日本酒(特に十四代)の品揃え、そして、即打ち、生粉打ち蕎麦が食べられる。 たまに訪れてみたいお店だと思います。
蕎麦包丁を研ぎにだす [蕎麦]
猛暑が続く8月31日の火曜日。
仕事関係の講習会を受講するため、TXで浅草に行ってきました。
講習会の話は置いておいて、自分が使っている蕎麦包丁を買ったのが2003年の10月。
流石に最近は切れ味が落ちてきていたので、研ぎに出したいと思っていました。
普通の包丁であれば、多少は自分で研いだりしますが、直線刃の蕎麦包丁は流石に素人が研ぐことはできそうもありません。 しかも、材料は鋼(はがね)ではなく、モリブデン鋼。
蕎麦包丁を購入したのは、調理道具街として有名な合羽橋(かっぱばし)。 TX浅草駅のすぐ近くです。
講習会に出席するついでに、研ぎに出すことにしました。
刃渡り28.5cm、十分に”銃砲等不法所持”に該当する刃渡り。 (>_<)
ばれないように、カバンにひっそり隠して、講習会を受講。 (梶井基次郎の”檸檬”(れもん)の気分です) (笑)
講習会終了後、お店の営業が5時45分までと言うので、急いで合羽橋へ。
鍔屋(つばや)さんは合羽橋の交差点の近くにあります。
研ぎ代は¥3,600。
研ぐのに1週間ほど包丁を預けるので、研ぎ終わったら送ってもらうことに。
送料¥640の合計¥4,240でした。
自分が使っている蕎麦包丁は、蕎麦包丁としては安物ですが、買ったときは¥16,800でしたが、今日、お店の中をのぞいていたら、¥21,000になっていました。
焼きナスでぶっかけ蕎麦 [蕎麦]
17日の土曜日に梅雨明けをしたと思ったら、今日の関東地方は夏本番、いたるところで猛暑日を記録しました。
そんな暑い日の昼食は、さっさっと食べられるものにつきます。
今日の昼食は、ぶっかけ蕎麦を作りました。
焼きナスと大根おろし、それに花がつおを載せて。
食欲不振と言うことはありませんが、美味しくいただきました。
自宅で蕎麦【ぶっかけ蕎麦】 [蕎麦]
久し振りに、今日の昼食は自宅で蕎麦。
梅雨に入り、湿度が高くなり、素人の自分には蕎麦打ちが難しい季節になりました。
また、水道の水も温度が上がり、ピシッと蕎麦が締まらなくなってきました。
そんなわけで、蕎麦本来の味がでるせいろはやめて、今日はぶっかけ蕎麦。
出来合の焼き鳥、天かす、ワカメ、焼きナスをのせて、最後に青海苔をかけていただきます。
これから、夏に向かってぶっかけ蕎麦が美味しい季節ですね。
今日の昼食は、またしてもそば [蕎麦]
今は大体良くなりましたが、先週の中盤から風邪を引いて、イマイチ気力が乗らずブログはサボリ気味でした。
休日の今日、昼食はいつものように自宅で蕎麦。
外野からは、『またかよ!』と怒りに近い声が聞こえてきそうです。(汗)
そば粉は、年末に買っておいた、信州のそば粉、高山製粉さんの『白樺』
そば寿司で恵方ま・・・・ [蕎麦]
『恵方巻き』。
節分に関西方面で食べる風習がある縁起物の太巻きだそうです。
ここ数年はコンビニの宣伝の影響もあって、関東地方でも知られるようになりました。
まさに、宣伝が全国区にしたコンビニ文化の料理ですね。
さて、一般にはあまり馴染みがありませんし、目にすることもあまりありませんが、ゴハンの代わりに蕎麦を巻いた、そば寿司とと言う海苔巻きがあります。
今日日曜日はいつもの週末のように、自宅で蕎麦を打ちました。
ので、節分は過ぎてしまいましたが、そば寿司で恵方巻きを作ってみることにしました。
久しぶりに、やらかしちゃった、感が強いですね。(汗)
いちおう、写真が撮れるよう、無理矢理、海苔で巻こうとしましたが、なんせ相手は蕎麦、ゴハンと違い、粘りっけまったくなし、海苔がくっつかず、巻けません!(汗) (蕎麦で太巻きは無理だぁ!)(素人には、否、自分には・・・)
どうにか皿の上に置きましたが、手に持って持ち上げると自己崩壊します。(笑)
「その年の恵方の方を向いて、一言もしゃべらず、願い事を思い浮かべて、一気に食べる」と願い事がかなうそうですが、食べる前に、まず、持てないので無理!
これでは、願い事もかないませんね。(笑) (^_^;)
で、あきらめて自己崩壊。
単なる、カニかま、かんぴょう、卵焼き、キュウリに海苔が入ったぶっかけ蕎麦になっちゃいました。
もう一枚は、普通のせいろそばで、
やっぱ、蕎麦はせいろが一番! かな。 (-_-;)
今日の昼食は、『田舎そば』 [蕎麦]
新そばの季節が終わり、晩秋に収穫されたそばの実が、年を越え新年になると、成熟が進み甘みが増えてきます。
今は一年で一番そばが美味しい時期だと、自分は思っています。
(自宅でそばを打つとき、水道の水でそばを洗います。一年で一番水温が低い今の時期が一番そばが締まります)
自分は普通のそばが好きですが、時々、野性味あふれる田舎そばを無性に食べたくなることがあります。
そんなわけで、今日の昼食は、自宅で田舎そばを打ちました。
そば粉も、事前に買っておいた、田舎そば粉(柿沼製粉製)
茨城の筑波山周辺のそば粉です。
今日の昼食は、『親子蕎麦』 [蕎麦]
今日は自宅仕事でした。
昼食は、息抜きを兼ねて、自宅で蕎麦を打ちました。
夜はシーフードにすると言うので、昼食の蕎麦のネタは・・・鴨?・・・
鴨肉は横須賀中央のデパ地下まで買いに行かないと手に入らないので、パス!
面倒なので、鶏肉で。 ネギを入れて、卵でとじて、親子蕎麦にしてみました。
写真写りが悪いですね。(笑)