GSX-Rのリヤサスペンションを換装【2020年10月18日(日)】 [バイク]
普段の日曜日だと、夜に自宅の横須賀から足立区の社宅に移動します。
10月18日(日) 16:20 K2Yに
でも、今日は少し早めに自宅を出てハイエースで千葉にあるコシカワ モータース K2Yにやってきました。
前もって注文しておいたバイクの部品が届いたよ。って連絡があったもんでね。
16:28 頼んでおいたのは
頼んでおいたのは、オーリンズ。
9月に交換したフロント フォークほど大きな箱ではありませんけどね。
黒のパッケージがカッコよし。
16:34 開梱
さっそく、開梱。
箱の中身は、リヤサスペンション。
GSX-R用でございます。
9月にフロント フォークをオーリンズに交換しましたが、フロント サスペンションの上質感と、ノーマルのリヤサスペンションの普通感のバランスが気になってですねぇ。
清水の舞台から飛び降りる覚悟で、貯金をはたいて買ってしまいました。
新品はピカピカで高級感がありますね。
実際、高級だけど・・・・。 (-_-;)
GSX-R用でございます。
9月にフロント フォークをオーリンズに交換しましたが、フロント サスペンションの上質感と、ノーマルのリヤサスペンションの普通感のバランスが気になってですねぇ。
清水の舞台から飛び降りる覚悟で、貯金をはたいて買ってしまいました。
新品はピカピカで高級感がありますね。
実際、高級だけど・・・・。 (-_-;)
16:36 調整しやすい位置に
調整しやすい位置に、COMP(圧縮)とREBOUND(伸び側)の調整ノブが。
間違えないようノブの色を変えてあるのが細かい心遣い。
16:47 セッティングを確認
黄色のスプリングがオーリンズンの証。
スプリングの左の付け根にある六角は、イニシャル調整用。
推奨セッティングになっているか。
1回転当りの調整量はどのくらいか。 をデジタル ノギスを使って確認。
1回転当りの移動量は 0.5mm でした。
サスのローワー端には、車高調整のロックナット。
9月にフロント フォークをオーリンズに交換した時に書いたけど、フロントに オーリンズ、リヤがノーマルだと、リヤが下がっている感じがしたんですよね。
で、リヤの車高を上げようと思ったんですが、ノーマルのサスペンションは車高調整が出来ませんでした。 ( ̄。 ̄;)
その件もあって、ちょっと無理して急いで購入した次第。
16:49 交換するべし
オーリンズのリヤサスを確認したら、早速交換しちゃいます。
ハイエースにGSX-Rを積んできたので、お店の一角を借りて作業開始じゃ。
16:53 ステップスタンドで
リヤにレーシング スタンドをかけてリヤ タイヤを外したら、馬(ステップ スタンド)を使って、スイング アームをフリーにします。
ステップ スタンドはJ・TRIP製。
市販車の可倒式ステップだと使えないけど、固定式のバックステップで使用可能。
自分的には、このステップ スタンドを使いたいがため、バックステップに交換していると言っても過言ではありません。(ホント?)
16:59 リンクをバラす
スイング アームがフリーになったら、リヤのリンクからバラしていきます。
リンクのプレートに油が垂れた後が残ってますねぇ。(>_<)
パッと見たとき、サスペンションからのオイル漏れかと思ったけど、違うみたい。
後で外したノーマルのサスをチェックしても、オイルが漏れた形跡は無かったし。
左側のプレートだけだったので、チェーンオイルかな。
17:04 右側
左右のプレートがわかりやすい様に、ペイントマーカーで右は”赤”、左側は”青”でマークしTんだけど、企画倒れ。
後でパーツクリーナ使って掃除したら、きれいに落ちちゃいました。(笑)
プレートのボルト・ナットの指定された締付トルクは 98N・m。
二面幅が14mmなのに、クルマのホイル ナットと同じくらいの締付けトルク。
「ちょっと大きすぎない?」と思ってしまう自分。
ほら、ナットの角に締付け痕が付いちゃってるでしょ。
このナットを緩めるために、ロング スピンナ ハンドルを買ったくらいですから。(汗)
まあ、リヤの換装をするのにK2Yで作業したのも、自分が持っている5/8のトルクレンチの調整範囲が10~70N・mなので、調整範囲外なのもあってね。
まあ、1/2のトルクレンチは ~140N・mまで使えるので、12.7 → 9.5mmの変換アダプタを買ってそろえておけばいいんですけどね。
17:15 バラしたリンクは
バラしたリンクのパーツは、トレイに入れておいて。
最後、組み終わった後に、部品が余ってたら、焦るね。
でも、このくらいの部品点数だったら、まあ大丈夫でしょう。(笑)
17:17 アッパーのボルトも
サスペンションのローワーを取り付けているリンクはバラしたけど、アッパーのボルトがまだだったね。
サスペンションのアッパーのボルトを外すためには、サイドカバーを外さないとダメ。
17:17 サイドカバー
で、外したサイドカバーはその辺に投げておく。
間違えて踏んづけて割れたら、悲しい思いをするので、ちゃんと片付けておこう。
17:18 リヤサスペンションの取付けボルトは
リヤサスペンションのアッパーの取付けボルトはこの奥。
ソケットレンチも、エクステンションを使わないと、ボルトの頭まで届かない。
リンクほどのトルクじゃ無いけど、そこそこの締付けトルクだったりするので、よじれて力が伝わらないように、注意をして作業。
17:23 純正
外れました、純正のリヤサスペンション。
ダンパーは圧側も伸び側も調整可能。
バネのイニシャルも調整出来るけど、車高を調整する機能は無いんだね。
残念でした。
17:25 取付け部
リヤサスペンションのアッパー側、車体側の取付け部。
頭が入るスペースは無いので、デジカメを突っ込んで撮ってみた。
特に不具合とかは無さそうだね。
17:29 並べてみると
やっぱりオーリンズの方が高級感がありますね。
特にスプリングが、純正は細くてピッチが広いから安っぽく見えちゃう。
オーリンズは詰まってる感がありますね。
(あくまでも、主観です。)
でも、純正はローワーのリンク側の取付け穴にニードル ベアリングが入っているけど、オーリンズは穴が開いているだけ。
サスペンションがストロークしたら、少~しだけ回転すると思うんだけど、大丈夫なんだろうね。
まあ、両方のサスペンションともアッパー側の穴にはベアリングは入ってませんから。
17:30 長さを確認
純正のサスペンションと、オーリンズの長さを比較・確認。
30cm以上あるので、ちゃんと計測できるノギスとかないので、スケールで。
まあ、見た感じ、同じ長さみたい。
17:36 掃除をしながら
それでは、リンク類やボルト・ナットは掃除をしながら、組み付けていきます。
17:49 車体側のボルトを
まずは、リヤサスペンションのアッパー端を車体側に取り付けます。
(この取付け順序が正しい訳ではありません。念のため)
トルクレンチを使って規定のトルクで。
エクステンションが長いので、締めづらいです。
17:54 クッション ロッド
リンク(クッション レバーと呼ぶらしい)とフレームを接続しているクッション ロッド。
ニードル ベアリングが入っているんだけど、サイドはワッシャーが入っているだけ。
で、バラしてみると、こんな状態。
側面まで”汚れ”がきているけど、中のニードルベアリングまでは入ってないみたい。
入らない構造になっているんだろうけど。
この状態を見ちゃうと、精神衛生上よろしくないね。
出来ればダスト シールとか入っていると、安心して眠れるのだが・・・。
(ーー;)
18:40 リンクを仮組み
掃除をして、リンク(クッション レバーとクッション ロッド)を仮組みしてみる。
ガッチリと汚れが付いているけど、ざっと落ちるところまで。
ピカピカにしても、すぐに汚れちゃうし、見えるところじゃないから・・・。
( ̄。 ̄;)
18:54 残るは
バラした部品だけど、残りましたぁ~。
じゃなくて、あとはリンクの取付けボルトを残すのみ。
掃除しながら組んでいって、落ちた汚れ凄いね。
まあ、車体の下の方に着いているからね。
19:15 地味に
オーリンズのリヤサスペンション、取付け終わりました。
「地味だ。」
フロント フォークを交換したときの存在感に比べると、スイング アームの奥の方に鎮座していて、全然目立たない。(笑)
19:15 車高調整
サスペンションのローワー側。
こっちから見るとほとんどオーリンズに交換したかどうかわからないね。
サスペンションの車高調整用のボルトが見えるので、この状態でリンクのボルトを抜けば、車高調整は出来るね。
それと、後で気付いたんだけど、リヤサスペンションを交換するのに、リンクをバラす必要は無かったんだね。
サスペンションのアッパーとローワーのボルトを抜けばサスペンションは取り外せる(はず)。
まあ、リンク廻りはあれだけ汚れていたので、メインテナンスを兼ねて、バラしてグリスアップしておいた方が正解だろうけど。
19:51 サイドカバーを
最後にサイドカバーを戻したら、換装作業は終わりです。
20:00 わかりづらい
やっぱり、なかなか見えづらい。
リヤ サスペンションをオーリンズに交換しているのを気が付く人は、まずいないな。
気付くのは、たぶんGSX-Rのオーナーくらいでしょう。
まず、GSX-R同士が駐車場で遭遇すること自体がまれですが・・・。(-_-;)
20:00 自己満足ですが
「えへへ。」
でも、カッコいい。 自己満足。
取付けが終わったら、ちょっとだけ試乗。
近くにワインディングは無いけど、まずは不具合が無いかの確認。
そして、最初にパッと跨がった瞬間、走り出した瞬間の感じ方が大切。
人間の感性って優れているのか否かわからないけど、すぐに慣れちゃうからね。
で、ファーストインプレッションは、「リヤ 高~い。」
先月フロント フォークを交換した時に、”リヤが低いなぁ~。」と感じたときの反対。
20:25 片付けて帰る
走り出しても、リアが高い感が残ります。
ちょうど、50扁平のタイヤから55扁平のタイヤに付け替えた様な感じ。
試乗したのは、店の前の国道16号線を2~3キロ往復しただけなので、コーナーリング性能はわからないけど、結構柔らかい感じ。
リヤもオーリンズに換えたら、柔らかくなって、ギャップをきれいに通過する感じでした。
で、K2Yに戻って、ハイエースに積み込み。
後でアイス エイジさんから、「すぐにセッティング変更しちゃだめだよ~。」って、「ノーマル(純正)のセッティングに近づけようとするのは。」
「純正のセッティングは純正のサスの能力を引き出す様にセッティングしてあるから。 オーリンズはオーリンズの性能を引き出すようなセッティングにしていくのが正解だから。」って。
ごもっともでございます。
それでは、ちょっと遅くなりましたが、社宅に帰ります。
(終わり)