Go to トラベル ツーリング(4日目昼ごろ)【2020年8月7日(金)】 [バイク]
Go to トラベル ツーリング、4日目の昼は秋田県の南部に位置する横手市までやってきました。
12:19 昼からの
道の駅十文字で、”おやつ”に名物の横手やきそばを食べて満足したので、ツーリングを続けます。
12:24 国道342号線へ
国道13号線に面した道の駅十文字を南側に出発すると、すぐに国道342号線との交差点です。
この交差点を左折して、国道342号線に入ります。
12:26 これから先の
国道342号線に入りました。
岩手県の一関を目指し東進します。
国道は、しばらく田園の中を走ります。
その先に見える奥羽山脈は雲だらけ。(笑)
あれを越えないと、一関には着かないんだねぇ~。
路面は半乾きです。
12:38 国道をトレース
国道342号線を東進中。
時たま集落を抜けて行きます。
国道342号線は、先ほどの秋田県横手市の十文字を起点として、途中岩手県の一関を経由し、宮城県の登米市(とめし)を終点とする国道です。
この国道1本でとりあえずの目的地の一関まで行けます。
午前中走ってきた、色々な県道を乗り継いで走るパターンとは真逆で、ひたすら国道342号線をトレースすれば良いので楽。
記事の作文も楽です。(笑)
12:39 雲がズンズン
雲がズンズン増えてきたぁ~。
路面には所々濡れていますが、それほどでも無いので、気は抜けませんが、まあまあ快適。
この国道342号線はこの先の秋田県東成瀬村を流れる成瀬側に2022年完成予定で成瀬ダムを建設中です。
そのためダム建設に伴う大型の車両がボチボチ走っています。
交通ルールは厳守しているので、コーナーの立ち上がりで追いついて(?)、おっとっとして、追い越そうと思ったら前からダンプが来たりして。
追い抜くのにタイミングとセンスが問われます。(笑)
ここまで東進してきた国道342号線は、この先大きく進路を変えて南下して、奥羽山脈へと入っていきます。
12:56 山間部に入ると
国道342号線を南下し、奥羽山脈の山間部へと入ってきました。
今回のツーリングでは、連日山間部に入ると路面はウェットになるパターン。
雨には降られませんでしたが、路面はウェット。
ワインディングロード好きの自分としては、ストレスが溜まりますぜ。
13:02 登坂車線は
登坂車線は必要ないほど、空いていますが、道路が広くて快適です。
秋田県から太平洋側に出るに、横手市から真っ直ぐ東に向け岩手県の北上市まで秋田自動車道が通っています。
秋田自動車道の横手市~北上市の路線は開通してもう25年位経つのかな。
物流とかの幹線道路としては、秋田自動車道。
この国道342号線のルートは、幹線ルートとしては、あまり使われなくなったと思われます。
栗駒山周辺を訪れる観光のお客さんがメインになる程度じゃないでしょうか。
その分、交通量が少なくてバイクツーリングのルートとしては、良いんですけどね。
13:02 気温が
国道342号線を南下し、県境の栗駒峠に向けて標高を上げて行きます。
標高が上がるにつれ、気温も下がります。
バイクに貼り付けてある温度計は20℃。
実際は、2℃くらい高めに出るので、実際は18℃くらいかな。
涼しいを通り越して、肌寒く感じます。
防寒着代わりにカッパを羽織ろうか迷うところです。
13:04 秋田県道282号線仁郷大湯線(にごう おおゆ せん)との
国道342号線を南下して県道282号仁郷大湯線との交差点までやってきました。
国道342号線はこの先を左折、県道282号線は右折になります。
右折して県道282号線で向かえば、10kmほど走って国道398号線に接続します。
国道398号線は、2016年8月のツーリングで宮城県方面から秋田方面に走っています。
国道398号線も交通量が少なく、快走路線でした。
今日は左折して、これまで走ったことが無い国道342号線に進みます。
13:06 県境
さきほどの分岐からちょっと走り秋田県と岩手県との県境となる栗駒峠までやってきました。
周囲に硫黄の匂いがただよってきます。
この辺りは、須川(すかわ)高原温泉があります。
ph2.2の強酸性のお湯が毎分6,000リットルも涌出しているそう。
源泉掛け流し放題のお湯です。(笑)
心のゆとりがあれば、泊まってみたいところですね。
13:10 駐車場に
温泉宿以外に何かあるかなぁ~。と思い須川高原温泉の駐車場にバイクを入れてみた。
自分の役に立つようなお店(食べ物屋)はありませんでした。
ここは、須川高原温泉に来た人やハイキング・山歩きをする人の基地になっている様です。
周辺には雲が流れてきて、視界悪し。
視界が良ければ、景色良いんでしょうね。 たぶん。
霧雨状態ですので、本格的に降り始めるとイヤなので、先に進みます。
13:12 センターラインは
栗駒峠を越えて岩手県側に入りました。
露骨。 (゚Д゚)
栗駒峠までの秋田県側はセンターラインのある片側1車線の国道でしたが、岩手県側に入るとセンターライン無しの1.5車線へ。
太平洋側に出たい秋田県と、日本海側に興味が薄い岩手県との差。
あからさま。 ( ̄。 ̄;)
秋田自動車道がある今となっては、この路線をセンターラインのある国道に拡幅することは無いだろうね。
バイクツーリングで走る分には、交通量が増えなくて嬉しいですけどね。
13:16 大型車は
まあ、こんな具合の道だから大型のトラックとかは苦労して通ることはまず無いでしょうね。
よほど高速代を払いたくないなら別ですけど。
高速代をケチるなら、秋田自動車道と並行して、北上市と横手市を結ぶ国道107号線が走っているので、そっちを使うだろうけど。
秋の紅葉のシーズンになったら、大型の観光バスが上がってくるのかな?
13:17 ヒラヒラと
まあ、こんな道ですから自己責任でご自由にお走り下さい。と言ったところでしょうか。(笑)
栗駒峠からこっちの国道342号線は低速コーナが連続する路線です。
国道は標高1,100m余りの栗駒峠から30kmほどかけて標高100m以下まで下って行きます。
路面が濡れていなければ、ヒラヒラとバイクを左右に振り回して走るのですが、このコンディションではあまり強引な操作は止めておいた方が賢明そうです。
道路から落ちたら、しばらく、否、ずーっと発見されないかもしれませんから。
13:19 雲が垂れ込める
雲は垂れ込めていますが、標高が下がって雲の下まで下りてきた感じです。
天気が良ければ、景色はよさそう。
って、このツーリングの間、ずっとそんなことばかり書いていますが、仕様がありませんよね。
泊まりのロングツーリングの時は、お天道さまはこちらの都合には合わせてくれませんから。
でも、天気がイマイチでも、それも含めて思い出には残るってもんです。
13:31 標高を下げる
山間部から、かなり標高を下げてきました。
それに伴い、カーブが少なくなって、直線が多くなってきました。
路面も乾き始めています。
今回のツーリングもワインディング区間を走るのは終わりに近づいてきました。
13:34 祭畤大橋(まつるべ おおはし)
国道342号線を東進し、途中にあるスノーシェッドを越えて橋を渡りながら、ふと右手を見ると、
「橋が落ちてるじゃん!」
駐車スペースがあったので駐まってみると、落ちた橋は国道342号線の旧道で祭畤大橋。
東日本大震災の時に落橋して、震災遺構としてこの状態で保存されているらしいです。
橋自体の設計は新しく、耐震設計がなされていたそうですが、橋脚部分が地震に伴う地滑りのため足元がすくわれた形で落橋したそうです。
インパクトがありますね。
橋のバックに写り込んでいる磐井川(いわい がわ)の本流のコバルトブルーが奇麗です。
13:36 道路の左右は
奥羽山脈の山を下りてきました。
国道の左右は、雑木林から田んぼに変わりました。
一関の市街地も遠くありません。
国道の左右は、雑木林から田んぼに変わりました。
一関の市街地も遠くありません。
13:55 厳美渓は
一関の市街地に入る手前、国道342号線は磐井川に沿って走ります。
国道から少し入ったところにある厳美渓と言う渓谷があります。
せっかくなので、ちょっと寄ってみます。
今回のGo to トラベル ツーリング、観光地らしい観光地にまったく寄ってませんもんね。
最後の最後に観光か。(笑)
13:55 厳美渓は
厳美渓は全長2kmほどあり、国の天然記念物になっているそうです。
厳美渓は先ほど走ってきた栗駒山の噴火によって堆積した凝灰岩が、磐井川の浸食により形成された渓谷だそうです。 とwiki に書いてありました。
今はバイパス化されていますが、国道342号線の旧道が川のすぐ脇を走っているので、横着者の自分でも、バイクに乗りながら観光ができます。
初日に通った、ちょうど東北自動車道を挟んで反対側、東側にあるのは猊鼻渓(げいびけい)。
猊鼻渓は岩手県道19号一関大東線(いちのせき だいとう せん)沿いにありますが、猊鼻渓がある砂鉄川は県道と直行しているため、残念ながら道路脇からながめることができません。
猊鼻渓を形成しているのは、厳美渓の凝灰岩とは異なり、石灰岩だそう。
両方を見比べると、面白そうですね。
14:04 道の駅 厳美渓(げんびけい)
一応、観光が終わり道の駅厳美渓までやってきました。
お昼にします! (゚Д゚)?
8月7日(金)昼頃の: 横手市十文字 ~栗駒峠 ~ 一関 :92.26 km
(つづく)