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葛飾金町でへぎそばを食す。(そば切りぶんぶく庵)【2020年7月20日(月)】 [食べる]


 葛飾金町での単身赴任生活も残すところ10日あまりとなった7月20日の月曜日、事務所で片付け仕事。


 昼食の時間になったので、金町に居る間に行けるお店に行っておこうと思います。


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 今日の昼に訪れたのは、”そば切りぶんぶく庵”。


 11:49 そば切りぶんぶく庵 

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 ぶんぷく庵は JR金町駅の北口を出て左、理科大方面に向けて歩いて1分ほどの距離にあります。


 それでは、入店します。



 11:50 今日のお昼は

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 今日の日替わり定食は、しょうが焼きですが、このお店をおとずれる理由は別。



 11:50 へぎそばです 

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 理由はへぎそば。


 へぎそばは新潟県の魚沼地方発祥の蕎麦で、つなぎに一般的な小麦粉ではなく、布海苔(ふのり)を使っているのが特徴のそばです。


 自分は、江戸蕎麦も好きですが、へぎそばも好きです。


 2017年の7月には、実際に新潟県の十日町を訪れたりして食べています。 



 都内に蕎麦屋さんはたくさんありますが、このへぎそばを供するお店は、ネットを調べてみたら20店舗くらいかな。


 最初、金町を訪れたときに見つけて、「へぇ~。珍しいなぁ。」なんて思いましたが、なかなか食べる機会がありませんでした。

 (食べる機会がなかったのは、普段のお昼に食べるのには、ちょっとお高いから)


 今回、金町から事務所が撤退しますので、訪れる機会もなかなか無くなると思うので、この機会に”へぎそば”を食べておきます。



 11:54 へぎ到着 

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 しばらくして、へぎそばが到着しました。

 ちなみに、注文したサイズは一人前の大盛で税込み 1,780円。(ちょっとお高くなっちゃうでしょ)


 お蕎麦は、艶々です。


 布海苔をつなぎに使っていますが、へぎそばと呼ばれるのは、この蕎麦が盛られている器。


 これが”へぎ”と呼ばれるそうで、へぎそばの名前の由来です。


 へぎそば発祥の魚沼地区では、薬味はワサビではなく”からし”だそうですが、ここはワサビですね。


 盛り付け方にも特徴があって、戸隠そばの”ボッチ盛り”に似たような蕎麦の束ね方で盛られています。

 (へぎそばのこの盛り方も”ボッチ盛り”と呼ぶか、自分は知りません。)


 ボッチ盛りの仕方は、ザルで水切りをするのでは無くて、この一束分を指ですくい上げるらしいので、水切りがされず水分が多め。 そのこともあって、つるつる食感になっているんでしょうね。


 1つのボッチは多め。 一口で食べようと思うと、かなり多くて口一杯になっちゃいます。


 なので、この盛りだと、結構な量があります。



 11:55 いただきます 

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 それでは、蕎麦がダレないうちに、いただきましょう。(ピントが合ってないね。(>_<))


 汁は若干甘めですが、出汁が前面に出るタイプでもなく、かえしが前面に出るでもないバランスが取れたものです。


 蕎麦は、へぎそば特有の布海苔が効いている”つるっ”てしていて、そしてそば自体は固め食感です。


 この辺りは、好みが分かれるところでしょう。


 この食感は他に無い(知らない)ですね。 


 つるつる感は稲庭うどんや五島うどんに近い(?)かもしれませんが、麺体自体にはこんなにカチッとした食感はありませんし。


 蕎麦の香りや味は控えめです。

 

 これまで他の店でも何度かへぎそばを食べていますが、どの店も香り、蕎麦の味は控えめでしたね。


 なので、きっとこのくらいがへぎそばの標準なんでしょう。



 12:01 さっくりと 

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 量は多めでしたが、しっかり完食。


 そばだけだとあっさりし過ぎていて、お腹は一杯ですが、ちょっと箸休め的なつまみが欲しくなるところです。


 これに天ぷらの盛り合わせなんて注文したら、大変な事になっちゃいますね。


 へぎそば1人前に、ちっちゃめの舞茸の天ぷらとかがセットになっていたら、言うことなしなんだけど。




 久しぶりのへぎそば、「美味しかったです。」




 12:03 最後はそば湯で 

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 最後はそば湯でまったりと。


 12時を過ぎて、店内が混んできたので、お勘定をしてもらいましょう。



 「ごちそうさまでした。」 <(_ _)>



(おわり)

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