SSブログ

GSX-Rのブレーキ フルード交換【2020年4月11日(土)】 [バイク]


 首都圏に非常事態宣言が出された最初の週末、横須賀の自宅で静かに過ごしています。

 バイクで出かけるのは自粛して、整備をすることにします。



 3月末に車検が上がってきたGSX-Rですが、車検の時にブレーキフルードの交換は、後で自分でやるので、パスしました。

 ので、今日ブレーキフルードの交換をしちゃいます。

 

torikama-line.jpg



15:45 スロースタート

IMG_2155.jpg


 どうせ外出が出来ないからと昼寝してたらもう夕方、こんな時間になっちゃいました。(汗)

 まずはガレージからGSX-Rを引っ張りだします。



15:46 タイヤをチェック

IMG_2156.jpg


 ブレーキフルードを交換する前にタイヤを確認。
 リヤ側は 5分山強と言ったところでしょうか。

 前回交換したのが 16,000kmくらい。
 今の走行距離が 21,000kmなので、5,000kmくらい走っている計算になります。

 今履いているタイヤは MICHELIN POWER RS ですが、これで3セット目。 
 自分の乗り方だとライフは7,000kmくらいかな。

 なので、もうちょっと、あと 2,000kmくらいは使えそう。



15:46 先延ばし

IMG_2157.jpg


 フロント側。

 ガレージからバイクを出すときに、ウニウニとタイヤをすえ切りするので、変な模様に付いているけど、気にしないでおくれ。

 フロントの方も同じ感じで、5分山というところかな。

 しばらくはロング ツーリングも無さそうなので、とりあえずこのままで。と

 ただ、新型コロナウイルス感染症の影響で、輸入タイヤが入ってこない様です。
 この MICHELIN POWER RS はモデルチェンジして POWER GP になっていますが、入荷するかどうか・・・・・。
 まあ、とりあえず問題は先延ばしで、実際に交換する段になったときに考えましょう。(笑)



15:46 フルード交換

IMG_2159.jpg


 で、本題のブレーキ フルード交換。
 と言ってもフロントだけ。

 ブレーキ フルードの交換って、今入っているのを全部抜いてから、新しいのを入れるんじゃなくて、写真に写っているリザーバ タンクに新しいのを入れて、下から古いのを押し出して行く感じなので、交換と言うよりも、入れ替えると言った表現の方がイイかも。

 整備の履歴を見ると、2年前の2018年の5月にやっているので、2年が経過しています。
 ブレーキ フルードは若干、色が濃くなっていますが、陽の当たらないところで保管してあるので、それほど着色してない感じですね。



15:48 ブレーキ キャリパーは

IMG_2158.jpg


 GSX-Rのフロント側のブレーキ キャリパー。

 ブレーキ フルードのブリーダープラグは内側にあります。
 (陰になって写真に写らなかったけど・・・。)

 とってもフルードの交換作業がやりにくい。 
 この状態じゃ、ブリーダープラグに手が届かないのだよ。

 お金がたくさんあったら、これだけの理由でブレーキキャリパーを交換したい。 お金がたくさんあったら・・・・・。 (-_-;)



15:50 古いフルードは吸い取る

IMG_2160.jpg


 潤沢なお資金はないので、話を先に進める。

 まずはリザーバータンクの蓋を開けて、今まで入っていた不要なブレーキ フルードは、ブレーキ ホースにエアーを噛まないレベルまで吸い取っちゃいます。

 で、新しいフルードを足します。



15:51 ブレーキ フルードは

IMG_2161.jpg


 入れ替えするブレーキ フルードは MOTUL DOT5.1

 開封したのが、2017年5月21日と書いてある。

 前回交換したときに開封したやつだね。

 まあ、2年経っちゃっているけど,キチッとフタをしておいたし、冷暗所で保管してあったので自己責任で大丈夫と判断する。



16:00 こんなところにプラグ

IMG_2162.jpg


 まずは左側のキャリパーから。

 どうやっても自分の手だと、キャリパーのブリーダー プラグまで届かない。
 ので、あきらめてキャリパーは外した。

 プラグはこんな位置に付いている。

 この状態で、メガネ レンチを付けて、エアー抜きのホースを取り付けます。
 この状態でエアー抜きをしたいけど無理。

 このままブレーキレバーを握ると、どんどんブレーキのピストンが出てきちゃう。 で、最悪、ピストンがポロッと外れちゃいます。
 AND、レンチでプラグを締めたり緩めたりするのにキャリパーを固定しておかないと、作業性が悪すぎ。



16:03 この状態で

IMG_2163.jpg


 と言うことで,一度外したキャリパーをもう一度仮止め。

 この状態でフルードの入れ替え(エアー抜き)作業をします。



16:09 フルードを押し出す

IMG_2164.jpg


 ブレーキレバーをにぎにぎしたら、プラグを開けて、フルードを押し出す。
 プラグを締めたら、レバーを離してマスターシリンダにフルードを充填。

 その動作を数回繰り返して、リザーバのフルードがほぼ無くなるまで。
 ブレーキホースの中にあるフルードを下に押し出しちゃいます。

 シリンジの目盛りを見ると25ccくらいかな。

 まあ、こんなもんで良いんじゃないかな。
 (気泡も入ってなかったし)



16:19 規定トルクで

IMG_2165.jpg


 左側のキャリパーのフルード入れ替えが終わったら、キャリパーを一旦外して中性洗剤を使って丸洗い。
 エアーブローして乾かしたら、キャリパーの組み付けボルトはグリス アップして再度組み付け。

 最後の締付は、トルクレンチを使って規定のトルクで。

 エアー抜きをするのにキャリパーを2回も付けたり外したり、と面倒くさい。(笑)



16:23 右側

IMG_2166.jpg





 今度は右側。

 左側が手が入らなきゃ、右側も同じ、手は入らない。

 ので、一旦キャリパーを外して、メガネとブリーダーのビニール パイプを付けて、再度仮組み。



16:29 ギリギリ

IMG_2167.jpg


 同じ様にエアー抜きの要領で、フルードを入れ替えていきます。

 ブリーダー プラグが内側にあるので、メガネ レンチもホイルとの間でギリギリ。



19:30 この辺りで

IMG_2168.jpg


 ブリーダープラグにつないだビニールのホースは反対側に。

 で、リザーバータンク約一杯分、25ccくらい入れ替えたので、この辺りでよろしいかと。
16:33 水洗い

IMG_2170.jpg


 フルードの入替が終わったら、ブリーダープラグをキチッと締めて。

 再度、キャリパーを取り外して、表面にフルードが付着しているかもしれないので、落とすため全体を水洗い。
 フルードが着いたままにしておくと、塗装がハゲちゃうからね。
 自身がハゲちゃうのも遠慮したいけど、バイクがハゲちゃうのも遠慮したい。

 たわしで洗って、キャリパーもきれいになります。
16:39 マスターシリンダーも

IMG_2171.jpg


 ブリーダー プラグがまだありました。
 マスターシリンダーのところ。

 前に乗っていたYZF-R1には無かった。
 CBR600RRはどうだったかな?

 とりあえず、ここもフルードを送ってエアーの噛み込みとかがないか確認しながら。
 フルードを入れ替えていきます。

 後から気付いたけど、順番からいったら、ブレーキキャリパーより先に、(こっちの)マスターシリンダーから先に(エアー抜きを)やった方がよかった気がする。



16:44 フルードを追加

IMG_2172.jpg


 フルードの入替が終わったら、フルードを(適正量に)追加。

 フルードが外側に着かない様にして内蓋をします。



16:46 キチッとね

IMG_2176.jpg


 最後はキャップをキチッと締めて、回り止めをしたらフルードの交換作業は終了です。

 あとは、ボディーにフルードが付着しているかもしれないので、軽く水洗いして終わります。


(おわり)

コメント(4) 
共通テーマ:バイク