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フェリーで函館に渡る。【納沙布岬ツーリング(2日目:中盤)】【2019年8月13日(火)】 [バイク]


 夏休みの納沙布岬ツーリング、2日目は朝三沢を出発して下北半島の佐井村までやってきました。


 佐井村からは、本州最北端の大間まで行きフェリーで函館に渡る計画です。


 2日目は記事を細切れにして、お送りしています。 ( ̄。 ̄;)


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1054 仏ヶ浦ドライブインを出発IMG_0337.jpg


 うに丼を食べ損ね、泣きながら佐井村の仏ヶ浦ドライブインを出発します。

 国道338号線 通称海峡ラインを北上して大間のフェリーターミナルに向かいます。(笑)
 福浦漁港を過ぎると、左手に津軽海峡の海岸線を見ながら国道338号線は北上します。



1105 海峡ライン

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 仏ヶ浦の奇岩ほどではありませんが、所々海岸線に岩礁を見ることができ、海峡ラインの通称に納得できます。

 福浦漁港から北側の国道338号線はセンターラインのある対面交通の県道です。
 福浦以南の国道338号線とは、様相を異にし、低い標高で海岸線近くを走ります。
 比較的緩いカーブと直線で構成され、バイクと格闘する必要もありません。
 そして、交通量も少ないですが、あります。



1115 大間の市街地が

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 仏ヶ浦ドライブインから国道338号線を北上すること25分あまり、左手前方に大間の市街地が見えてきました。

 フェリー埠頭まではもう少しです。

 幸浦漁港を1050分に出発したので、ちょっと余裕があります。 (^_^)v



1122 フェリー埠頭に到着

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 11時半の乗船開始時間ちょっと前に無事大間のフェリー埠頭に到着しました。

 乗船口には、もうバイクが並んでいます。 乗船はバイクが一番最初です。

 「この船に乗船されるようでしたら、急いで乗船券を発券してきて下さい。」
 と係の人にせかされます。 (^_^;)



今日の台風10

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 さあ、決断の時です。

 今週、北海道からのフェリーはどの便もお盆の混雑で満席です。
 ここでフェリーに乗って北海道に渡ったら、そう簡単には本州には引き返せません。
 自分が唯一予約出来ているのは、16日(金)の夕方便で苫小牧から大洗のフェリーだけ。

 さっきの仏ヶ浦ドライブインでうに丼を待っている間、台風10号の進路予報を何度も何度も見ました。
 たぶん10回くらい。 でも、何度見ても変わらないんだけどね。
 かなりの危ない。 欠航する可能性は十分にありそう。
 
 社会的地位がしっかりしている分別のある人だったら、たぶんキャンセルするんだろうけど。
 もう、ここまで来ちゃったら引き返せないよね。 
 「バイク乗りだからね。」
 「バイクにはバックギヤは付いてないんだよ。」 (セリフが決まった。つもり)



1125 発券

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 と言うことで、乗船券を発券してきました。

 発券しちゃったけど、まだ乗船は拒めるはずだ。
 たぶん、フェリー会社の人には、文句は言われるだろうけど。



1127 乗船開始

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 11時半ちょっと前にバイクの乗船が始まりました。
 1050分で うに丼をあきらめたのは、良い判断でしたね。
 (ここで、フェリーに乗ってしまうのが、良い判断だったかは、まだわからないけど)


 同じフェリーで函館に渡るバイクを見ると、ハーレーが多い。
 ハレー乗りはアウトローだからね。
 帰りのフェリーが欠航しても、気にしないよね。 アウトローだから・・・。

 ※ 乗船後、聞き耳を立てていると、ハレー乗りさん達は、本州の人じゃなく北海道の人たちだった。 台風が来る前に、帰宅した分別のある大人でした。 ( ̄。 ̄;)



1130 乗船完了

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 無事、乗船。

 スタッフの人が、バイクを固定していきます。

 今ならまだ、下船が間に合うか?

 往生際がわるいぞ。(笑)


 追)お願いだから、タイヤ止めは忘れないでね。



1131 エスカレータはいい

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 車両甲板から客室へはエスカレータで。

 前も(去年も)エスカレータあったかな?

 記憶がありません。


 大阪から志布志とか、苫小牧から大洗とかの長距離フェリーとかに付けて欲しい装備ですね。
 大型のフェリーだと、バイクは車両甲板の一番下のことが多くて、客室のあるフロアーまで4階分ぐらいあったりするんだけど、ちっちゃいエレベータがあるだけ。
 大概混んでいるので、荷物とかヘルメットを持って階段を上がらなきゃならないんですよね。 これが結構大変だったりするわけで。



1221 出港

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 乗船してから50分。
 ようやくすべての車両とお客さんの乗船が完了し、定刻の出港になりました。


 「あーお腹空いたなぁ~。 うに丼食べたかったなぁ~。」(笑)

 あきらめ悪いぞ。 (ーー;)



1222 大間港を出る。

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 フェリーは大間の港内で旋回。

 船首を函館に向けると、堤防を越えて大間港を後にします。

 流石にもう引き返せないね。(ーー;)



1314 函館山が

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 大間を出港すること小一時間、右手前方にくっきりと函館山が見えてきました。

 フェリーは左手にグルッと回って、函館湾に入っていきます。


 フェリーの旅はイイもんだ。



1333 函館港に

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 フェリーは函館湾からさらに函館港に入ってきました。

 右手には函館山。 元々は島だった。らしい。

 長年砂が堆積して砂州(さす)ができ、5,000年ほど前に北海道本土と陸続きになったんだって。 陸繋島(りくけいとう)と言うらしい。
 だれが見てたんだろうね。

 なので、函館の市街地の大半は砂州の上にあるんだって。

 函館と言えば夜景、日本三大夜景の一つとされているので、今夜行ってみようか?



1340 まもなく接岸

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 函館港のフェリー埠頭は目の前。

 まもなく接岸です。

 去年は、このフェリーターミナルに7時間ほど滞在して、青森にトンボ帰りしたんだよね。

 船内に、『運転手は下船の準備で車両甲板へ。』の案内がありましたので、ヘルメットを持って下船の準備をしましょう。



1347 車両甲板へ

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 下船の準備で車両甲板に下りてきました。

 こうして見ると、車両甲板はまだかなり余裕があります。
 でも、フェリー自体は満席です。
 クルマの台数より、乗客の頭数が先に満席になっちゃうんですね。



1358 来たぞ北海道

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 フェリー着岸後、クルマ(四輪)が先に下船し、その後バイクが下船。

 フェリー埠頭に降り立ちました。

 「来たぞ北海道。 否、 来ちゃった北海道。」

 今日は、天気が良くて暑いですね。
 でも、関東の暑さとはちょっと違って清々しさがあります。


 それでは、お腹が空いているので、まずは昼食を食べに移動します。



1409 昼食を食べに

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 せっかく函館に来たのだから、と昼食はラッキーピエロに行ってみようと・・・。
 函館駅前店まで移動してきた。
 (ラッキーピエロについては、今更ながら説明不要ですよね。)

 午後の2時を回っているのに、この行列。
 お店も、イメージしていたのとは違って、結構こぢんまり。
 
 「甘かった。」

 お盆に函館を訪れた観光客の何%が、ラッキーピエロを訪れてみようと思ったかしれないが、この状況だ。

 今日も昼食難民になる予感がしてきた。

 さて、続きは次回の記事で。(笑)



8月13日(火)中盤の道程: 下北郡佐井村~大間~函館 :

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(つづく)

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