入道崎で石焼き料理を食べる。(美野幸)【2016年9月1日(木)】 [食べる]
北東北ツーリング2日目の昼は、秋田は男鹿半島の先っちょ”入道崎”までやってきました。
11:05 昼食は
昼食にはちょっと早いのですが、ここで食べる事に既にスイッチが入っているので、ここで昼食にします。 ( ̄。 ̄;)
訪れたお店は、”美野幸(みのうこう)”
ちょうど11時から営業だったので、早速入ってみることにしましょう
お薦めは?
昨晩、お得意のツーリング・マップルを眺めていたら、入道崎のお薦めは”ハタあげ丼”とありました。
ハタハタのフライの丼らしいのですが、ハタハタの旬は夏以外、冬が一番美味しいらしいです。
まあ、フライなので冷凍でも全然構わないとは思うのですが・・・・。
今朝、秋田駅の駅前交番で鍵の紛失届けを出したときの雑談で、入道崎に行くのであれば”タイ料理”がお薦めと言ってました。
(”タイ料理”はタイ国の料理じゃなくて、”鯛料理”です。 当たり前だけど。)
ツーリングマップルにも”石焼料理が名物”ともありますね。
ホテルに戻ってネットを見てみると、”鯛の石焼き料理”の美味しいところがあるらしい。
”石焼き料理”なんて言うものは、今まで食べたことがありません。
「これは、食べてみんといかんです。」 と言うことで、評判が高かった”美野幸”さんを訪れてみることにした訳です。
11:07 お品書き
店内は、4人がけのテーブル席が4卓。 入って左手が小上がりになっていて、6人ぐらい座れそうなテーブルが2卓ありました。
お店は、ご主人と奥さん2人で切り盛りをしているよう。
11時営業開始にもかかわらず、既に2組のお客さんが入店していました。
自分は、4人がけのテーブル席に案内されました。
お品書きは潔く鯛料理のみ、お目当ての”石焼定食”と漬け丼、それに鯛のおさしみだけです。
冬が旬のハタハタは春先に完売したとのことです。
その他、壁に”ウニ丼”なんかも貼ってありましたが・・・。
注文はもちのろんで、”天然真鯛の石焼定食”(2,800円)。
昨日からエンゲル係数高すぎですね。 (ーー;)
また、コシドラちゃんに、『カマタさん、いつも良いもの食べてますねぇ~。』って言われちゃいそうです。 (贅沢するのはツーリングの時だけです。) (^_^;)
11:13 店内は
店内のテーブル席は、ガラス張りで清潔感があります。料理が出来上がるまでに、お客さんがぼちぼちやってきます。
待っている間に、平日にもかかわらず店内はほぼ満席になり、この時間でテーブル席1つを残すのみとなりました。
4人がけのテーブルを独り占めしていて少し居心地が悪いです。(笑)
訪れるお客さんの半分以上は、事前に予約をしているようです。
訪店するときは、予約をした方が良さそうです。 土日休日は予約必須ですね。
11:39 料理が運ばれてきました。
30分ほど待って、石焼定食は運ばれてきました。石焼定食はお客さん毎に作っているので、手間がかかるようで、ちょっと時間がかかります。
訪れるお客さんはみんなこの石焼定食目当てで訪れるので、待つのは致し方ないですね。
供される直前に焼いた石が投げ込まれ、桶の中でグツグツと沸騰した状態でテーブルに運ばれてきます。
料理の説明をする前に女将さんが 『写真撮られるなら、お先にどうぞ。』 と、ブロガーの心をわかってますね。(笑)
沸騰が少し収まると、写真を撮り終わると、女将さんが料理の説明をしてくれます。
11:41 石焼は
沸騰が収まったところで、それでは 『いただきます!』まずは、汁を飲んでみます。
汁はあらかじめ味付けされており、いい出汁が出ています。
『美味いなぁ~、これ。』
たぶんベースは昆布出汁、それに鯛のうまみが出て、甘味もあり、いい塩梅です。
鯛料理1本で勝負しているのもうなずけます。
鯛の生臭さを消すためか、たぶん山椒を使っている様で、隠し味になっていいアクセントになっていますね。
11:41 お刺身
お刺身ももちろん鯛です。
味が濃くて、上品な甘味があって美味しいです。
美味しい鯛は、本当に美味しいですね。
お店によっては味気のない美味しくない鯛もありますが、ある意味マグロと同じくらい鯛も味に差がある様に思います。
11:43 付け合わせ
付け合わせの、ワカメ。 若布と言う漢字がぴったりな発色ですね。さっと湯通ししたもので、柔らかくて磯の香り満載でこれも美味しい。
口の中をさっぱりさせてくれます。
11:47 鯛の子
箸休めに、”鯛の子”を炊いたもの。鯛の卵ですね。
今までお目にかかったことがなく、初めて食べました。
ねちっとした、食感が面白いですね。
11:53 骨~っ!
石焼の鯛は、骨ごとかぶと(頭)も入っています。
鯛の歯は、エビも食べちゃうくらいですから、ごついですね。
鯛の骨は硬くて、まったく歯が立ちません。 (食べるもんじゃないです。)
頭の周りの肉は、コラーゲンたっぷりでプルプルで美味しいです。
鯛のかぶと煮は、普通醤油で炊きますが、ここの石焼きは塩味。
生臭ささをまったく感じないのは、調理が凄いんでしょうね。
12:01 お茶漬け
石焼の鯛の身を食べたら、残った汁で最後はお茶漬け。 付け合わせの山葵をのせて。ご飯と山葵はおかわり出来るので、ご飯をお代わり。
『いやいや美味いですよ。 参った。』 (*^O^*)
12:05 ご馳走様でした。
米粒一つ残さずに、きれいに完食。 (骨はきちっと残したけどね。)お腹一杯になりました。
まだまだ、日本中に食べたことがない美味しいものがありますね。
『ご馳走様でした。 美味しかったです。』 m(_ _)m
12:12 午後のツーリング
お腹一杯になったので、それでは、午後のツーリングを始めましょう。右手奥に、入道崎の灯台が見えます。
この美野幸、入道崎まで来ることがあれば、是非、寄ってみたいお店ですね。