お腹一杯のすき焼き【人形町今半本店】 [食べる]
ブログの更新がしばらく間が空いてしまいました。 (^_^;)
さて、1月の中旬から多治見で仕事をしているのは、前回のブログでお知らせしたとおりです。
今日、1月24日(土)は名古屋経由、新幹線で東京に向かいます。
向かった先は、東京都中央区の人形町。
品川で新幹線を乗り換え、都営浅草線で人形町に到着しました。
人形町駅のA3の出口を出て、路地に入り歩いて3分ほど。
今日の目的地”今半”に到着しました。
今半と言えば、すき焼きの老舗。
こちらは、人形橋今半の本店です。
今半は浅草にもありますが、浅草今半とは今は別のお店。
もともとは同じお店だったそうですが、今のおじいさん世代にお兄さんが浅草の今半、弟がここ人形町今半に分かれたそうです。
今半は、今はその他にも都内を中心に店舗展開をしているようです。
よく読んでもらっている読者であれば、ブログに焼肉は何度か登場しているのはご存じのことと思いますが、今回は焼肉ではなく、”すき焼き”です。
なぜすき焼きかと言うと、今日はすき焼きがたくさん食べられるから。(笑)
人形町今半本店とそのいくつかの支店は、1月24日を”牛肉記念日”として、 牛肉を「心ゆくまでご堪能」させてくれる。
つまり、”食べ放題!” \(^O^)/
今日が”牛肉記念日”というのは、なんか理由があるらしいんですが、自分として食べ放題であれば、理由はなんでもOK! (興味のある人は、自分でググっておくれ。)
『ただし。 ただしだ! 食べ放題と言っても完全予約制。』
当然である。 昨今、有名店とかで事前予約なしに食べ放題企画なんてやったら、 先日東京駅で発売された数量限定スイカよろしく、とんでもない人が集まってパニックになること必至である。
そんな訳で、11月の予約開始日当日、 予約開始時刻と同時に電話し続けること1時間半、ようやく、どうにか、ギリギリ予約が取れました。(たぶんラッキー)
それでも、やっと取れた予約は午後の3時半からと言うものでした。
そして、当日の今日、多治見で仕事していたにもかかわらず、わざわざ来ちゃったんだねぇ~、人形町まで。(笑)
人形町今半には、スタート15分前の3時15分頃に到着。
予約した名前を告げると、2階にある”萩”の間にご案内。
相席の部屋もある中、1卓だけの完全個室。 他のお客さんに遠慮することなく写真取り放題ですぜ!
席に付いて、まずは生ビールでのどを潤す。 だれにも遠慮せず写真を撮る! (※ お店の人にはことわってます。)
頼んだのは、”生中”だが、ジョッキじゃないのね。 ( ̄。 ̄;)
そして、最初に供された、”先付け”。 しっかりと出汁が取られ、上品なお味ですね。
先付けを突きつつビールを飲んでいると、すき焼きの準備がゆっくりと進んでいきます。
15分ほど経って、すき焼きの主役、お肉が運ばれてきました。
今日は山形牛だそうで、見事にサシが入っていますねぇ。 これだけの牛肉、ショーケースの中に鎮座しているのは見かけますが、食べるのは滅多に滅多にありません。
『みんなで、写真撮る撮る!』 (笑)
この牛肉記念日の食事時間は90分間です。
すでにこの時点で15分経過、『あと、1時間15分かあ。』 と残された時間を心配する自分は貧乏性である。 (汗)
さて、いよいよ調理開始です。
ベテランの仲居さんが一人付きっきりで、すき焼きと作ってくれます。(贅沢です)
鉄鍋に割り下を入れ、肉を焼いていきます。
肉に軽く火が入った、一番美味しい頃合いを見計らって取り分けてくれます。
「自分たちは食べることに集中すれば良いのだよ! 」 (^_-)
少し赤身が残った霜降り肉が、生玉子の中で泳いでいます。
美味そうだ! それでは、さっそく 『いただきます! 』
『くぅ~~っ! 美味い。 (^o^) 』
何十年と続いた、伝統の味である。
使っている和牛も一級品である。
これまで何代にも渡って吟味し続けた味である。
たくさんの人たちが食べてきた味である。
不味い訳がない。
肉は、上質な和牛に共通したさらりとした脂で、嫌味もなければ、脂っこさも感じさせないもの。
割り下は甘めですが、生玉子をつけて食べることで、以外にあっさりと食べることができますね。
牛肉は3枚で1人前。 自分の見立てだと、1枚30グラムくらいかな?
1人様で100グラム弱くらいだと思う。
さて、飲物は生ビールが終わって、こちらも牛肉記念日限定のワイン”ヴァルポリチェッラ”。
みんなで飲むからボトルで注文。
ワインはお店が選んだだけあって、しっかりした味で、味が濃いすき焼きにも負けてないですね。
すき焼きの調理は進みます。
肉だけじゃなく野菜類もある。
シイタケ、長ネギ、豆腐にお麩。
どれも、肉汁が旨味が出た割り下を吸って、美味しくなっちゃってます。
野菜達も、玉子の中で美味しそうに泳いでます。(笑)
肉だけじゃなくて、野菜類もお代わり自由なんですが・・・・、「ゴメンナサイ。」
野菜なんて食べてる場合じゃない。 肉のお代わり行きます。
野菜は普段でも食べられるけど、肉は、これだけの肉には早々お目にかかれないもんでね。
『肉のお代わり、お願いします! (^O^) / 』
お肉は既に3人前目に突入。
300グラム近いお肉が胃袋の中に消えていきました。
玉子も薄くなると、新しいのに交換してくれます。
そして、お鍋も割り下が煮詰まって、汚れてきたのでまっさらに交換。
「あの、煮詰まったところに、うどん入れて食べると美味しいんだよなぁ~。」 等という想像してはいけないらしい。
お肉、5人前目~。
もう、お腹一杯! (゜o゜;)
食べ放題じゃなかったら、絶対にお代わりしない領域へ。
確かにたくさん食べたので、お腹も一杯なのだが、それ以上に血管の中の脂濃度が濃くなって、脳みそが”ぼー”っとしてきましたね。
さて、ここまで食べてお腹も一杯になったところで、残り時間も10分となりました。
そして料理は最後の〆に。
割り下に玉子を入れてスクランブル、ふわふわに仕上げます。
それをご飯に載せて、玉丼ですね。
赤だしは、割り下の味に負けない、しっかりした味付け。
箸休めの漬け物は、口の中をさっぱりしてくれます。
『もう、お腹一杯!』 ( ̄0 ̄;)
完食です。
と思っていたら、最後の最後にデザートが出てきました。
デザート食べて口の中はさっぱりと、でもお腹は一杯!
これだけお腹一杯食べたのは、いつぶりだろう。
『ご馳走様でした。 文句なく美味しかったです。 m(_ _)m 』
流石、老舗の味はあなどれません。
予定時刻の5時を少し過ぎて、お店を後にします。
今回の食べ放題、お値段は1万円と消費税800円でした。
普段であれば、特上一人前が¥8,100なので、すごくお得です。 けど、年1回で予約するのは至難の業。
でも、もう(しばらくは)すき焼きはいいかな。 と言うか、次回は”しゃぶしゃぶ”とか”鉄板焼き”に行ってみたいですね。(笑)