八食センターに行ってみた。 [食べる]
このブログを一連で読んでもらっている人にはしつこくなりますが、この記事だけを単発で読んでもわかるようにと、繰り返しになってしまいますが仕事で青森県の三沢市にきています。
今週末、台風11号が日本に接近し、今朝早くに四国に上陸、その後本州の西日本に上陸しました。
自分が泊まっているここ青森県の三沢でも、コースから外れているとはいえ昨晩から風雨が強くなってきました。
そんなわけで、せっかくの日曜日ですが遠出するわけにもいかず、かと言って日中宿でじっとしているのも性に合わないので、近場に出かけてみました。
訪れた場所は、”八食センター”。
三沢市のお隣、八戸市にある食品市場です。
元々は、八戸市の中心街で小売りをしていた業者が作った食品市場だそうで、東北新幹線の八戸駅からクルマで10分もかからないところにあります。
(八戸駅からはシャトルバスが100円で運行しています)
市場は朝9時からやっていますが、自分が到着したのは10時半頃です。
『それでは突入!』
台風が近くまでくると言うのに凄い人の数ですね。
市場の中には、鮮魚店がぎっしり。
市場の1/3ぐらいは鮮魚店かな。 お店はその他のも入れて全部で60店舗くらい入っているそうです。
青森県と言えば、”りんご”がまず始めに思い浮かべると思いますが、海産物も美味しいのがそろってます。(食べ物の話です(笑))
陸奥湾のホタテは有名でしょ。
先週食べたウニも、生産高2位だし、ウニとアワビを使った”イチゴ汁”なんて言うのもあるし。
そして、イカも新鮮で美味しいし、三陸沖はサバなんかも水揚げされるし、カレイやヒラメなどの根魚もあったり、珍味なんかでホヤなんかもあって海産物の宝庫だね。
そして言わずと知れた大間のマグロもあるんだけど、実際は県内で消費ではほとんど消費されず首都圏に運ばれちゃうんだよね。
そう言った、食材たちががごろごろ並んでいて、美味しそう。
人がたくさんいて、お昼時には食事処が混みそうなので、まだ11時前ですが早めにお昼を食べることにします。
市場内にはこの”七厘村”というのがあって、市場内で買った食材をここで七輪で焼いて食べられます。
(当然、場所代と言うか七輪代というか、お金は取られるんだけどね。)
が、流石に一人で来て、一人で七輪で焼いて食べてる人間はいない。
”お一人井様”なれしている自分でも、流石に”一人七輪”は厳しいものがあるので、他の調理法、食べ物を探してみることにします。
八食センターの中には10店舗くらいの飲食店が入っています。
イカ刺しなんかは、宿泊先の夕食とかでも出るので、別の機会においておいて、一人で来たときしか食べられないようなものは無いかと物色してみます。
そして、市場内をウロウロしているとご当地料理として”八戸ラーメン”って言うのもあって、何店舗かメニューに出していたね。
八戸ラーメンは煮干しがベースのラーメンだそうです。
そして選んだお店が、ここ”郷土料理なんぶや”。
さっそく入ってみることにします。
混むのが嫌で、早めの11時頃に入店しましたが、7~8割のお客さんで席が埋まっていましたね。
そして、注文は ”せんべい汁定食”! (¥950)
(八戸ラーメンに話題を振っておきながら、ラーメンじゃないのよ!)
八戸と言えば南部地方、南部地方と言えば南部鉄瓶。 じゃなくて、食べ物は”南部せんべい”。
その南部せんべいを”つゆ”に入れたのが、”せんべい汁”です。
せんべいをつゆに漬けるなんて、他では想像もつかない食べ物ですね。
三沢に逗留していて、どこに食べに行けば食べられるか探していましたが、八食センターで食べられましたね。
それでは、いただきます。
”せんべい汁”には、本当に南部せんべいが入っています! (O_O)
入っているのは”南部せんべい”と言っても、普通のはそのまま食べると甘かったり、塩っぱかったりする南部せんべいとは違って、味は無く、せんべい汁専用のものらしいです。
そして、微妙な歯応えがあります。 (なんて例えたらいいか、いま考えていますが、思い当たる食感のものがありませんが)
うどんよりか固いです。 でもパリッじゃなくて、クタッとしてます。(笑)
せんべいには味がついていないので、汁の味が基本になります。
汁は、しょうゆベースで、具には鶏肉に野菜やキノコ類がたくさん入っています。
この具、とくにキノコ類の旨味が溶け出した汁が、せんべいに染みこんで、決して悪くはありません、美味しいですね。 (^_-)
ただ、このせんべい汁定食、ご飯にせんべい汁、そして小鉢が3つ付くだけで少々寂しい感じがぬぐえません。
できれば、メインのおかずとして、イカ刺しでも欲しいところです。
他の土地から訪れた観光客としては、”イカ刺しとせんべい汁定食”なんてあったら、最高です。
『ごちそうさまでした。 美味しかったです。』 <(_ _)>
まあ、美味しいには美味しいけど、日帰りとか1泊2日の出張とか旅行で訪れたときには、もっと他の食べ物をチョイスしちゃうだろうなぁ。
昼食は早めに済ませたもう一つの理由は、『3時頃になったらお腹が空いてもう1食食べられるかな?』
なんて思ったんだけど、1人で3時までいる自信がなくなりました。
3時間も一人で時間をつぶせるほど広くはありませんね。
かといって、ジャンジャン降り雨で外にも出たくありません。
一通り市場内をグルッと散策して、最後に。
ちょっとつまみ食い。
お店の前にテーブルが置いてあって、ちいさなフードコートの体。
そして、やっぱ青森にきたら、ホタテ食べないと。 (^_^;)
ホタテ串焼き(¥300)、いただきます。
ホタテの串焼きは、注文が入ってから、あらかじめタレを漬けてあったホタテ目の前で焼いてくれます。
ただ、タレがちょっと甘すぎて、自分好みやありませんでした。(残念)
やっぱり、貝殻付きのやつを七輪の上にのせて焼いて、口が開いたらしょうゆをちょこっと垂らしてたべるのが・・・・・書いていてよだれが出てきます。(爆)
そして、最後は宿飯で野菜不足なので、プチトマトをば。
これで、1パック¥100。 ととっても安い!
今回、一人だったので間が持たず2時間ほどいただけですが、また何か食べにきますね。
この八食センター、地方発送などもやっているので、青森・八戸のお土産をゲットするにもイイです。
そして客層も、観光客だけでなく、地元の人も買い出しにきているようなので、リーズナブルでもあるようです。