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桜島を周遊する。【鹿児島県内ツーリング:5日目午後】【2018年5月3日(木)】 [バイク]

 ブログの更新の間が空いちゃいました。 忙しかったんです。一応。(笑)


 ゴールデンウイークのツーリング、5月3日の昼は指宿から鹿児島市内に戻ってきました。

 (まだ、続いてまーす。(ーー;)



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1217 桜島に

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 今朝、指宿を出発して、鹿児島市内まで戻って昼食を食べました。


 午後からは桜島に渡ります。


 まずは、フェリー乗り場に移動します。



1231 フェリー乗り場に

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 鴨池港(かもいけ こう)のフェリー乗り場に到着。

 フェリーの便数は昼食前に確認済。
 
 次の便は12時40分発ですが、すでに一杯で乗れませんぜ。

 この鴨池~垂水(たるみず)間のフェリーは、一度に乗ることが出来るバイクの台数は、なんと3台のみ! (o;)

 自分が着いた時には、すでに先着4台様が居て、自分は次の便になりました。
 この航路は、4台以上のマスツーリングには向かないな。
 しかも、予約できないし。(笑)



1233 入港

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 12時40分発のフェリーが入港してきました。
 このフェリーには乗れないんだよねぇ~。

 フェリーはこの鴨池港と対岸の大隅半島の垂水を約40分~45分で結びます。

 もっと近いのは、桜島の一番鹿児島市街に近い場所と鹿児島市を結ぶ”桜島フェリー”があります。
 それだと、15分ほどで対岸の桜島に渡ることができます。

 でも、桜島フェリーで渡ると、地理的に桜島を半周しか出来ないので、今回は垂水に渡って、戻る形でほぼ1周の桜島を周遊したいと考えた訳です。
(後ろの地図を見てね)



1254 あっ! 噴火した。

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 フェリーは出航して行きました。

 桜島が噴煙を上げましたね。

 桜島は現在も活発に活動を続けている火山なんですよねぇ。


 一応、確認のために書いておくと、”桜島”と言いますが、大隅半島と地続きです。
 大正3年(1914年)の噴火で大隅半島と地続きになったらしい。



1302 次のフェリー

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 鴨池港でプラプラと時間を潰していると次のフェリーが入港してきました。

 自分が乗る予定の1315分発のフェリーです。

 
 ふと思い出したけど、この鴨池~垂水航路は昔はフェリーじゃなかったね。
 いつからフェリーになったんだろう。



1314 乗船

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 フェリーに乗船。

 今回もバイクは3台のみ。

 この便に乗れなかったバイクもあった様ですね。

 バイクはフェリーの端っこの空いたスペースに。

 あんまり積極的にバイクを載せる気は無いようです。
 まあ、15分で渡れる桜島フェリーがあるからね。
 通常はそっちを使うでしょう。
 便数も多いし、しかも24時間運行。
 24時間運行のフェリーなんて、自分が知る限り、桜島フェリーだけじゃないかな。



1314 転倒防止の?

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 転倒防止の木片。

 そこに設置されても、転倒防止にはならないな。

 もし、船が大揺れしてバイクが倒れそうになったら、真っ先にカウルが割れるね。(笑)



1316 デカい

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 一瞬、マンションか?と思ったけど違うね。

 客船だ。 ものすごくデカいね。

 煙突のところに”NCL”って書いてある。
 ググってみると、”ノルウェージャン・クルーズ・ライン”って言う会社の客船らしい。
 こんな客船を20隻近く運航しているみたいです。
 凄いね。 下手なマンションよりよっぽどデカい。
 
 一度乗ってみたいけど、たぶん2~3日で飽きちゃうんだろうね。
 クルージングの楽しみ方を知らないから。



1322 気持ちいい

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 フェリーは出航して、桜島の左舷に見ながら垂水港を目指します。

 天気が良くて、デッキに居ても気持ちいい。



1322 鹿児島市の市街地

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 後方は鹿児島市の市街地。

 鹿児島市は、人口60万人あまり、南九州最大の都市になるらしい。

 結構大きな街だね。

 ちなみに、色々と調べていたら、対岸の桜島も2004年に鹿児島市に合併されていた様です。

 自分の自宅がある横須賀市は約40万人で、大体2/3
 でも、日中経済活動が盛んに行われている鹿児島市と、首都圏のベッドタウンの横須賀だと、街の元気さが全然違うんだね。



1325 また煙を

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 おっと、また煙を噴きましたね。



 1326 拡大

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 ズームで拡大してみると、はっきりと噴煙。

 
 今日は天気が良くて、昼食を食べて、イイ気持ち。

 デッキのベンチに座ったまま、ちょっと居眠り。



1340 桜島がぁぁぁ

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 ちょっとの間、舟を漕いで目を覚ますと・・・・。 (o;

 「桜島がぁぁぁ!」

 思いっきり、噴煙を上げています。

 「おおっ!大丈夫かぁ。」

 ズームの必要まったくなし。(笑)



1341 あそこら辺

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 しばらく見ていると、さらに噴煙が。

 これからあそこら辺、行く予定ですけど・・・。



 1342 呆然? 平然?

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 前に突っ立て桜島を見ているお兄ちゃん。

 呆然として突っ立っているのか。
 それとも、平然と突っ立ているのか。



1346 逃げてくる?

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 垂水港からる鴨池港行きのフェリーとすれ違います。

 まるで、逃げてきたようだ。(笑)



1347 いつもより多め?

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 桜島が噴火を起こしている中、何のアナウンスも無く、平然と進み続けるフェリー。

 観光船だったら、きっと「今日は、桜島がいつもより多めに噴火しておりま-す。 皆さん運が良いですね~。」なんて、ガイドするんだろうか。

 桜島のあの噴煙の下に、小さな建物とか見えるけど、大丈夫なのか。
 この程度なら大丈夫なんだろうけど、もっと本格的な噴火が起きることを心配したりしないんだろうか。



1356 鴨池港に

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 な~んて、桜島を眺めながら考えていると、鴨池港の港が近づいてきました。
 なんとなく背景がモヤっているのは、火山灰の影響でしょう。



1356 白波が

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 今日は午前中走ってきた指宿スカイラインもそうだったけど、風が強くて。

 鴨池港の岸壁近くでも、風にあおられてバシャバシャと白波が立っています。



1356 真横な吹き流し

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 防波堤の先っちょにある吹き流しも、風で真横を向いています。
 ので、おおよそ風速10m以上は吹いていることになります。



1357 下船

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 下船のアナウンスで、乗船デッキへ。

 鴨池~垂水フェリーは普通のフェリーと同じように、航行中は車両デッキには立ち入れません。
 2006年に乗船した桜島フェリーは航行中も車両デッキに立ち入れましたし、クルマで乗船した人はクルマの中で待つことも出来たんだよね。

 それは、いまでも変わらないんだろうか。



1406 後払い

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 フェリーを下船しました。

 桜島をバックに写真を撮ったけど・・・、噴煙で見えないよ。(笑)

 鴨池から垂水に渡るとフェリー料金は後払いです。
 フェリーを下りた後、後ろの料金所で、料金を払います。
 逆に、垂水から鴨池に向かう時は、料金は先払い。

 垂水から鴨池に向かう時、サイフを忘れると、フェリーに乗れませんが、
 逆に鴨池から垂水に向かう便でサイフを忘れると、フェリーを下りてから料金を払えなくなるので、無賃乗車で捕まっちゃうね。(笑)



1419 漁港にて

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 垂水のフェリー埠頭から国道220号線に入り、北上して桜島方面を目指します。

 途中、漁港があったので、桜島をバックに写真を撮ってみましたが、相変わらずの噴煙でその全景は見えず。

 写真にポツポツ黒い粒が付いているのは、桜島の火山灰です。
 「恐るべし。」

 さて、この漁港2001年に高倉健が主演で公開された映画”ホタル”のロケ地だったそうな。



1423 国道220号線から

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 漁港から国道220号線を北上し、桜島の桜島港のフェリー乗り場までの南側をつなぐ国道224号線との交差点までやってきました。

 ここを右折するとそのまま国道220号線で、桜島を周遊するルートとは500mほど進むと合流します。
 今は大隅半島と地続きとなっている桜島ですが、大隅半島とつながっている部分の幅は500mくらいしかありません。

 今回はここを左折して国道224号線に入り、時計回りに桜島を周遊します。



1430 国道224号線は

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 国道224号線に入り、桜島の南岸を走ります。

 風は西から東に向けて吹いているので、ここではすっきりと晴れています。
 この写真だけ見る限り、さっきの噴火はウソの様。

 国道224号線はさっきの国道220号線との交差点を起点として、対岸の鹿児島市内までの桜島フェリーが走る海上区間を含んだ国道です。
 通称、溶岩道路と呼ばれていて、桜島の山裾を溶岩の中走ります。

 片側1車線の国道は、適度にクネクネしていますが、スポーツライディングをするにはちと交通量が多すぎます。
 
 国道224号線が桜島フェリーが走る海上区間を設定していると言うことは、将来的に鹿児島市の市街地と桜島を橋で結ぼう。なんて無謀な野望があるのかな。 ちなみに、海上区間の距離は88kmで、明石海峡大橋が約4kmなので、かなり無理のある話である。



1437 道の駅桜島

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 桜島の南岸を西走して、桜島の西端近くにある”道の駅桜島”までやってきました。 道の駅桜島の近くに、桜島フェリーの埠頭があります。

 相変わらず、「スゲえなぁ。」

 もうもうと噴煙を上げ続ける桜島。

 自分も幼少の時から何度か桜島を訪れていますが、ここまで盛んに噴煙を上げている桜島を見たのは初めてです。

 この距離に普通に住んでいる人が居ることに驚きを隠せません。



1447 名無し道路で

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 道の駅桜島からは、ちょっと戻って名無し道路に入り、湯の平展望所を目指します。
 
 国道224号線から入ったこの区間は、ワインディングロードですが。
 普段の降灰の影響で、道路がダーティー。
 グリップが期待できないので、スポーツライディングをするには、おっかなビックリです。(笑)
 「無理は止めておきましょう。」
 ここで転ぶと、関東は遠いぞぉ。



1454 湯ノ平展望所

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 湯ノ平展望所に到着。

 湯ノ平展望所は、標高が373m、桜島の最高峰北岳(標高1,117m)の4合目にあたるそうな。
 火口からの距離は約35kmで、一般の人が立ち入ることができる最高地点らしい。

 相変わらず桜島はモクモク。

 今日は風向きが反対なので、火山灰の恩恵(?)を受けずに済んでいますが、タイヤのセンター部分に火山灰が付着して白くなってます。



1504 湯の平展望所を下る

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 湯の平展望所を出発して、名無し道路を桜島港に向けて下りていきます。

 途中、対岸の鹿児島市の市街地が見渡せる場所で、ちょっと停まって写真を一枚。

 2006年のツーリングの時にも同じ様な写真を撮っているので、自分が進歩してないのを痛感します。(笑)
 (退化してないだけ、まだましか?)



1510 県道26号桜島港黒神線(さくらじまこう くろかみ せん)

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 名無し道路を下りきると、桜島港近くの県道26号桜島港黒神線に突き当たります。
 そこを右折して、引き続き時計回りに桜島を周遊します。

 県道26号線は、桜島港までの国道224号線とは異なり、整備が進んでいない箇所が残っています。

 途中、写真の様に、センターラインの無い、対面通行の箇所が残っています。
 ただ、国道224号線とはことなり、交通量が少ないので、バイクで通行するにはセンタラインが無くても特に気にはなりません。
 国道224号線よりもこっちの県道26号線の方が快適です。



1522 時計回りに走行中

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 引き続き県道26号線を時計回りに走行中。

 バイクは桜島の北岸から大隅半島と接続する東岸に向けて進みます。

 東に向かうにつれ、噴煙が近づいてきました。



1525 噴煙に突入

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 県道26号線を東進し、国道220号線と交差する終点近くまでやってきました。

 辺りが暗くなってきました。


 凄い降灰。 (>_<)

 路面も一面に降灰して、砂を被った様相。

 細かい灰の影響かデジカメの調子が悪くなって、思うようにシャッターが切れなくなりました。
 「こりゃ困った! デジカメ壊れたか?」

 写真はたまたま撮れた1枚から。



1530 噴煙に追いかけられ

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 県道26号線を終点まで進み、国道220号線に突き当たったら左折して国道220号線へ。

 ちょうどこの区間は桜島の東南東に位置して、今日の風向きだと、思いっきり噴煙に追いかけられる形です。

 桜島の火山灰がこんなに凄いとは知りませんでしたね。



1533 道の駅垂水

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 国道220号線に入り錦江湾に沿って東進すること5km余り、ようやく桜島の火山灰の直撃エリアから少し外れてきた様です。

 道路脇にちょうど”道の駅垂水”があったので休憩します。
 と言うより、休憩せずにはいられません。



1539 洗礼

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 湯の平展望所から先、桜島の東側を走ってきた結果、見事に火山灰の洗礼を受けました。
 ヘルメットのシールドが火山灰で真っ白。
 バイクも同じ様なもんなんだけど、超バイクに悪そう。

 道の駅のトイレに行って、シールドを水洗いします。

 火山灰って言うけど、炭とかが燃えて残った灰とかとまったく違います。
 火山灰の中に溶岩の成分、細かい砂が混じっているので、このまま濡れたタオルとかで拭いたらOUT
 シールドがギタギタ傷だらけになっちゃいます。



1553 国道220号線から

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 視界すっきり! (笑)

 シールドを洗ったからね。

 道の駅垂水でシールドを洗った後は、ふたたび国道220号線を5kmほど東進。
 
 県道72号垂水大崎線(たるみず おおさき せん)との交差点までやってきました。
 この交差点を右折して、県道72号線に入ります。

 ここから先は、今晩お世話になる鹿屋にある親戚宅に向かいたいと思います。



1558 県道72号垂水大崎線

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 県道72号線に入り東進します。

 県道72号線は、センターラインがあったり、なかったり、対面通行の県道です。
 錦江湾から山間部に入り中低速コーナが連続するワインディングロードです。
 交通量はほぼ皆無で、バイクライディングを楽しむことができます。

 ただし、今日は昨日の暴風雨の爪痕が残っており、沢から道路に湧水が流れ出していたり、土砂が道路に出ているところもあり、注意を要しました。 けど、悪くない。



1602 牛根峠(うしね とうげ)へ

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 さらに県道72号線を進むと、視界が開けます。

 眼下に錦江湾と桜島。
 逆光気味になって、眩しいです。

 もう少し進むと牛根峠(うしね とうげ)を越え、垂水市から鹿屋市に入ります。



1623 国道504号線で

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 牛根峠を越え県道72号線を東進すると、国道504号線に出ます。

 国道に出たところで、コンビニを見つけバイクを停めます。

 ここで親戚宅に電話を一報。
 これからお邪魔することを伝えます。
 (当然、ツーリング前にお邪魔することを伝えてあります。)



1635 県道67号高隈串良線(たかくま くしら せん)

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 国道504号線の鹿屋市輝北のコンビニを出発した後、南下して高隈ダムを通過。
 途中から県道67号高隈串良線に入り、親戚宅を目指します。

 県道67号線は、笠野原台地の畑の中を南東に真っ直ぐに走ります。

 本当に退屈なほど真っ直ぐです。(笑)



1645 到着

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 まっつぐな県道67号線を南東に走り、鹿屋市内にある親戚宅に到着しました。

 それでは、今晩一晩お世話になります。 <(_ _)>



1645 本日の走行距離

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 本日の走行距離

 8,802 8,609 193 km でした。

 今日はこれまでの3日間と違って、ちょっと走ったね。(笑)



午後の道程:鹿児島市~(フェリー)~桜島~鹿屋市:119.1km

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(まだ、つづく。)

コメント(2) 
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コメント 2

(。・_・。)2k

噴火 見てみたいです
距離があっても迫力ありますねぇ
by (。・_・。)2k (2018-07-19 23:03) 

Rカマタ

(。・_・。)2k さん、いつもコメントありがとうございます。

桜島は何回か訪れましたが、今回の噴火が最大でした。

あの噴煙の量は衝撃を受けました。
by Rカマタ (2018-07-22 23:07) 

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