全日本ロードレース第1戦 筑波に行ってきました。(その2)【2016年4月10日】 [バイク]
全日本ロードレース第1戦筑波ラウンドの観戦の続きです。
10:18 J-GP3スタート進行
ここまで、すべてのクラスの予選が終わり、10:05からホームストレートではJ-GP3クラスのスタート進行と選手紹介が行われています。
コントロールタワーには、スターティンググリッドとなる昨日の予選順位が並んでいます。
予選トップは#634ムサシハルクプロの栗原選手でタイムは唯一1分切りの59秒9。 (゜o゜;)
古い話ですが、筑波サーキットを2輪で初めて1分を切ったのは、確か1983年頃で2スト500ccのYZR500に乗った平忠彦でした。
あれから30数年、単気筒の4スト250ccのバイクが59秒台で走るようになったのは驚きですね。
しかも、当時はダンロップブリッジの先にシケインは無く、左高速だったので今よりもタイムが出るコースレイアウトだったときの話しです。
10:25 レーススタート
J-GP3のレースが始まりました。
トップを快走するのは、予選トップだった#634の栗原選手。
ASIAシケインを小排気量マシンらしく、切れのある切り返しで走り抜けていきます。
イン側の白線に乗るか乗らないかギリギリをオンザレールでキープしています。 凄いですね。
10:34 2位以下も
トップの#634 栗原選手に続いて、予選2番手の#56 小室選手、3番手の#36徳留選手と予選順位順の走行が続きます。
トップの栗原選手は確か18歳の若手、後ろはベテランの小室選手と徳留選手が追う形になっています。
このクラスは以前から、新旧入り乱れてのトップ争いが見られますね。
10:43 転倒車も
レースも中盤になり、転倒車もボチボチと出てきます。
10:45 トップをキープ
#634の栗原選手は終盤になってもトップをキープ。
10:47 優勝
で、危なげなく優勝! でした。
J-GP3は自分がST600のお手伝いをしているとき、ちょうどJ-GP3のレースをしている最中は裏で一生懸命ST600のレースの準備をしていたので、ほとんど観戦してないので知識が乏しいです。
自分でも、レポ書いていてイマイチ。 すみません。 <(_ _)>
11:11 ST600ファイナル
J-GP3の決勝の次はST6000クラスの決勝が行われます。
J-GP3の表彰式が行われた後、ゲートオープンになりST600のサイティングラップが始まりました。
ブレちゃってるけど、#39モトバムの中村選手。 今年、清水さんがメカを担当をしています。
11:24 ウォーミングアップラン
サイティングラップの後、各選手がグリッドに着いて選手紹介。
選手紹介が終わり1周のウォーミングアップランが開始されました。
昼に近づくにつれ今は気温がどんどん上がり少し暑く感じます。 タイヤの消耗を気にして比較的ペースを落としてウォーミングアップするライダーも見かけますね。
11:26 レーススタート
1周のウォーミングアップの後、レッドシグナル消灯でレースが開始されました。
ST600の決勝は25周で争われます。
1周目ASIAコーナーにトップでやってきたのは#19 中山真太郎選手。
昨日行われた予選で1番、ホールショットです。 その後ろに付けるのは#9MotoBUMの榎戸選手、昨日の予選は2番手でした。
榎戸選手は先に行われた筑波選手権のST600のIAクラスで優勝、まだ18歳の期待の若手です。
11:26 1列に
トップの中山選手、榎戸選手に続いて、1列に縦隊で第2ヘアピンを目指します。
11:29 転倒!
3周目の第2ヘアピン、ASIAコーナーのスタンドから遠目で見ていたら、#9の榎戸選手が#19の中山選手のインを刺したかに見えましたが、立ち上がりでクロスライン。
その後、榎戸選手は立ち上がりで、だれかのバイクに接触された様で転倒してしまいました。
残念! 期待してたんですけどねぇ~。
11:33 順位を下げる
3周を過ぎ、#19の中山選手が徐々に順位を落とし始めます。
見ているとリヤのタイヤのスライド量が多く厳しそう。 ST600クラスの中で体格の良い中山選手は気温が高くなりタイヤの負担が多くなると厳しそうですね。
(後で、中山選手のブログを読むと、リヤではなくフロントの滑りが問題だったようですね。)
11:36 赤旗中断
レースも中盤に差しかかる11周目、転倒がありコースを塞いだため、赤旗がだされレースが中断になりました。
11:53 第2レース
赤旗中断により、レースは2ヒート制になりました。
第2レースは10周目の時点の順位でグリッドに並び、再スタートになります。
25周で予定されていたレースは、残り15周で争われることになりました。
写真は第2レースのウォーミングアップランでASIAコーナーを通過する#8岩戸選手。
昨日の予選は3番時計。 榎戸選手が転倒リタイヤした今はこのレース優勝候補の筆頭です。
11:55 赤旗中断(2回目)
第2レースが開始されましたが、スタート直後のメインストレートでマシン同士が接触、転倒。
メインストレート上にマシンが取り残されたため、2度目の赤旗中断になってしまいました。
11:55
ST600クラス、タイヤはワンメイク、改造範囲が少なく差が無いので、前に出るため無理をしがち、レースが荒れていますね。
赤旗が提示され、各マシンはタイヤを温存すべくコース上のゆっくりと走行してピットに戻ります。
と言うより、『おいおい、またかよ。』 って言った感じの走りになっちゃってます。(笑)
12:15 第2レース
赤旗中断2回目の後、ようやく第2レースがスタートになりました。
トップでASIAコーナーにやってきたのは#65のタイ人レーサー、チャランポン・ポラマイ選手。 それに続くのは先ほどの#8岩戸選手です。
12:15 1列縦隊
#65チャランポン選手、#8岩戸選手に続いて1列縦隊。
#19の中山選手は6番手辺りを走行しています。
12:29 1,2転倒
10周目でポラマイ選手を押さえ#8岩戸選手がトップに立ちました。
が、第2レースも終盤、2周を残して14周目の1コーナー、岩戸選手のインを刺したポラマイ選手が転倒!
それに岩戸選手が巻き込まれて転倒、このレースのトップと2位が消えました。
ここまでで8台が転倒リタイヤして、コース上に残っているのは22台、本当に荒れたレースになってしまいました。 (゜o゜;)
12:29 トップに立ったのは
トップ、2番手の転倒により、トップに立ったのは3番手を走っていた#73武蔵ハルクRTの名越哲平選手。
名越選手は昨日の予選は6番手タイム、第2レースは5番グリッドからリスタートしています。
12:29 7位から
一時7位まで順位を落とした中山選手。 頭2台が転倒したことにより5位に順位を上げました。
昨日の予選の後、『転倒はしないよう最後まではしります!』 と言っていたのを確実に実行中。
12:30 優勝!
13周目にトップに立った名越哲平選手このまま走り切って優勝! 全日本初優勝でした。
彼も確か19歳と若い。 ST600クラスは新しい顔ぶれが増えましたね。
名越選手は10位にも名越(公助)選手が居て、紛らわしい。と言うか、同じ名字の名越選手が2人いるのを今日知りました。
(゜o゜;)
(2人は兄弟ですね。)
12:30 5位でチェッカー
中山真太郎選手も無事5位でチェッカーを受けました。
気温がここまで上がらなかったら、昨日の予選順位を考えると、もっと上を走れたのではないかと思います。
中山選手は昨年に引き続き、ピレリカップにもエントリー。
来週末の4月16日(土)モテギで行われるピレリカップにもエントリーしています。
12:31 タイガー宗和
そしてウィニングラップ、最後の方にやってきたのは#51 タイガー宗和こと宗和選手。
懐かしいと言ったら失礼ですね。
今日の第2レース18位でチェッカーを受けていますが、第1レース7周目でリタイヤ(?)後、第2レースで復活してきたので、
”チェッカー、完走”扱いの22位でレースを終えました。
今回はJ-GP3とST600のレースレポのブログになりました。
次回は、J-GP2からです。
初戦は路面温度が低くいのに
無理して転倒っていうのが多いですよねぇ
by (。・_・。)2k (2016-04-15 01:57)
◆ (。・_・。)2k さんへ。◆
今回、単独転倒もありましたが、巻き込んでの転倒も多く見られました。
コントロール不能になるまで競い合わなくても・・・。と観戦していて思う次第です。
以前より接触もいとわないドッグファイトが増えたような気がします。
by Rカマタ (2016-04-15 20:18)