沼津で呑む【さえ丸おじさんの店】 [食べる]
ツィッターではときどきつぶやいていましたが、6月11日から伊豆の函南(かんなみ)で仕事があり、通うのが大変なので、週のほとんどを沼津港の近くに逗留していました。
自宅から仕事場までは車で朝は2時間ちょい、帰りは2時間半以上。
流石に毎日通勤していたのでは、体がもたないので、月火泊まって、水曜日は帰宅、木金泊まって土曜日の週末は帰宅というローテションで回していました。
その伊豆での仕事も7月13日(金)で終了。
普段泊まっている宿は、朝夕の2食付きのビジネス旅館で、宿泊中は外で夕食を食べることはありませんでした。
伊豆での仕事も今週で終わるので、1回くらいは外で呑むことにしました。
宿泊している宿は、沼津港から徒歩で10分ほどの距離。
沼津港と言えば、近年築地の場外よろしく、観光漁港化・アミューズメントパーク化し海産物の食事処が乱立しています。
そんな観光化した場所は、”おじさん”としては、できれば避けたいところです。(^_^;)
逆に、観光地化した飲食店の造りは、お一人様向けには造られていないので、居心地が悪いことこの上ありません。
”おじさん”としては、地元の漁師さんが夜呑みに行くような、そんな地元に密着したお店に行きたいわけです。
なんて考えていると、「漁師さんは、海鮮居酒屋なんていかないよ!」 旨い魚は自宅で毎日食べられるから。 金出してわざわざ食べに行かない。なんて話をよく聞くわけで。
「じゃ美味い居酒屋さんは?」なんて聞くと、焼き鳥屋さんだったりするわけです。
なんて、前置きが長くなりましたが、沼津と言えば、沼津港だけではなく、それなりの大きさの地方都市で、漁師さんより普通のサラリーマンの方が圧倒的に多いので、そんな地元民が行くようなお店。
探して、行ってみることにしました。
仕事が終わって、宿に戻り、速攻で入浴。 さっぱりして宿から沼津の市街地に向かいます。
沼津港の方から、沼津駅に向かう道を歩いていると、梅雨時にもかかわらず、夕焼けに浮かぶ富士山。
今回仕事で1ヶ月ほど伊豆に来ましたが、富士山がはっきり見えたのは梅雨時と言うこともあり、3~4日と記憶しています。
なんて、沼津港から沼津駅との中間くらいのところまで、ぷらぷらと歩いてきました。
そして、ネットでメドをつけておいたお店に到着。
と言うか、沼津港から歩いてきて、初めてのちゃんとした居酒屋さんがここでした。
このお店の名前は、”さえ丸おじさんの店”。 ちょっと変わった名前の店ですね。
ちらっと店内のぞいたら入り口付近にカウンター席があり、お一人のお客さんが2名ほど呑んでいました。 ここなら大丈夫そう。
さっそく入ってみることにします。
まずは、ビール。 生ビール。
仕事の移動は車を使っていたので、宿に戻るか、自宅に戻るまでは、アルコールは摂取できず。
宿も自宅も、生ビールなんてありませんから、久々の”生”
『旨いです!(T0T)』
注文して、まず出てきたのは、生しらす 。
神奈川の相模湾もしらすが有名ですが、駿河湾もしらすが有名。
ちょこっと醤油を垂らして、一口。
ねっとりした食感と自然な甘みが、ビールのつまみとして最高ですね。
そして、時期の谷中しょうが。
別に沼津の特産じゃないけど、時期だからね。
これは、結構辛くて、またまたビールがすすみます。(^0^)v
続いて出てきたのが、大根とアラの煮付け。(ハーフサイズ)
ハーフサイズでも、とっても大きい。 2人前はゆうにあります。
これで600円なので、コスパが良いいね。
甘辛く煮付けた魚がつまみによろしいようで。
ビールでは無く、日本酒が呑みたくなります。
そして、カウンターの上のお品書きを見ると。
地元、沼津の地酒。
呑まないわけにはいきません。(^_^)v
”白陰正宗 純米” 冷酒でいただきます。
飲み口は、淡麗で甘みは少なめの辛口です。 切れは少なめで、ボディー感のある味わいですね。
(´。`)
(と、あくまでも酔っ払いの個人的なコメントなので、あてにしないように。(笑))
そして、最初に頼んだ一品。
沼津港で上がった、地物の太刀魚サシ。
確か太刀魚は夏が旬(?)。 (冬の魚じゃ無いよね。)
白身の魚で味は・・・。 あまり覚えてない。 と言うより、薬味のわさびが美味かった。 (^o^;)
やっぱ伊豆だからかな。
わさびのインパクトが、太刀魚に勝っちゃった。
自分の少ない体験から言うと、お茶も静岡は美味いよね。 大体どこの宿に泊まっても美味しいお茶がでてくる。 お茶を大事にしているね。
その後、写真はないけど、日本酒2杯目。
2杯目は、おなじ白陰正宗 だけど 氷温純米。
氷温が付くと、なにが違うかわからないけど、味は普通の純米より、より淡泊。
そして、雑味がなくて旨い! ですね。 (´。`)
存在感は純米の方がありますが、さっぱりとした料理に合うのは、自分としてはこっちの氷温純米かな。
そして、最初に頼んだ料理がなくなったので、追加で注文。
と言っても、大根とアラの煮付けが結構ボリュームがあったので、ちょっと乾き物。
イイダコの干物。
そして、日本酒は3杯目に。
頼んだのは、高砂 辛口純米。 何を頼んだかは、メモ書きに残っているけど、味は既にわからない。(笑)
そして、完食。
『ご馳走様でした。 美味しかったです。 <(_ _)>』
お品書きを見ると、まだまだ美味しそうな食べ物がありますが、一人だと食べられる量に限りがあります。
3~4人できて頼むと、色々食べられるのでお薦めですね。
勘定を済ませ店を出て、市内を流れる狩野川沿いの遊歩道を沼津港に向けぶらぶらと上機嫌で宿に戻ります。
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